対象:キャリアプラン
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私はフリーランスです。
今後の仕事の方向性について、何を手掛かりとして考えれば良いのか、ヒントをいただければと思います。
長くなりますが、背景を説明させていただきます。
私は、大学院在学中に身体の病気になり手術を受けました。
自身の療養のためと、身内を介護するために、フリーランスとして仕事をしてきました。
ちょうど、SOHOという言葉が広まりつつあった時代で、仕事も探しやすく、自宅で仕事ができる点も、私にも身内にも都合がよかったです。
30代後半となった現在も身体の治療は続けており、1か月に5日~10日は通院していますが、良いお医者様に恵まれ、仕事の都合にも配慮してくださいます。
介護は既に終わり、自分が一生を暮らすための中古住宅も手に入れております。
現在、身体の限界に加えて、次のような不安があります。
「本当は大した実力もないのに、運だけに頼ってここまできたような感じ」
「特定の分野でのキャリアが長くなったため、『○○さんが語る……』のような自分を前面に出すような仕事を割り振られることへの不安」
そもそも「フリーランスとして活躍したい!」という強い意志があったわけではなく、ただ運よく「時間があるならやってみないか」と単発の仕事などを頼まれ、流されるようにここまで来てしまいました。
性格的に「目立ちたい! 派手な活動をしたい! 大金を稼ぎたい」というタイプではなく、「キャパシティ以上の仕事は受けない変わり、受けた仕事は報酬の多寡にかかわらず、責任を持ってやり抜く」というスタンスで取り組んできました。
現在は、自分なりに、「実は空っぽな自分」を少しでも充実させようと、資格取得や通信制大学での勉強もしており、楽しめる趣味も持ってはいます。
しかし、これから仕事の量・質などをどのようにしていけばいいのかを考えると、何も思い浮かばない状態となり、自分が流されるように生きてきたことを、とても反省しています。
今後のことを考える際に、何をもとにすればよいのか、ヒントをお与えいただけましたら幸いです。
流浪さん ( 大阪府 / 女性 / 38歳 )
回答:1件
得意な分野を磨き、フリーランスとして地歩を築かれては如何?
流浪様
カウンセラーの笹木と申します。
どうぞ宜しくお願いします。
流浪様におかれましては、フリーランスとして独立後,着実に仕事を受注、報酬の多寡にかかわらず、責任を持ってやり抜くことで今日まで継続出来ました。現状を整理、今後の仕事の方向性を定めたいとのことです。
1.現在までの経緯
1)病気の治療と回復状況
大学院在学中に身体の病気になり手術を受けた。
30代後半となった現在も身体の治療は続けており、1か月に5日~10日は通院している。良いお医者様に恵まれ、仕事の都合にも配慮してもらっている。
2)仕事と生活環境について
自身の療養のためと、身内を介護するために、自宅でフリーランスとして仕事をしてきた。
介護は既に終わり、自分が一生を暮らすための中古住宅も手に入れている。
*専門分野についての確認願います。
特定の分野でのキャリアが長くなったためとありますが、学部、大学院等の専攻との関連はあり ますでしょうか、それとも与えられた多岐にわたるテーマに回答して今日に至ったのでしょうか。
2.現状の問題点
1)病状の回復見込
現在も治療中で、1か月に5日~10日は通院中ですが、今後の回復見込みは如何でしょうか。
2)仕事の方向性
これから仕事の量・質などをどのようにしていけばいいのかを考えると、何も思い浮かばない状態となり、自分が流されるように生きてきたと反省する。
そもそも「フリーランスとして活躍したい!」という強い意志があったわけではなく、ただ運よく「時間があるならやってみないか」と単発の仕事などを頼まれ、流されるようにここまで来てとの事。
3.評価
1)フリーランスとしての可能性
「本当は大した実力もないのに、運だけに頼ってここまできたような感じ」→流浪様は謙虚な人と察します。運も実力の内と言います。依頼者の納期等を守り、適切な対応をされて今日まで仕事が継続出来たことは実績として認識されるべきです。過去の実績等分析し得意な領域はどのような分野でしょうか。
2)在宅として求職をする。
職歴を整理して新たに企業の人事に応募する。マッチングした案件があれば宜しいですね。
4.今後の進め方
これから仕事の量・質などをどのようにしていけばいいのかについて考えてみました。
限られた情報の中ですが、フリーランスとして成功するため、更に理論武装に努め、自己PRに積極的に取り組むことをご提案します。
1)通信制大学→放送大学は4年毎に科目の入れ替えがあり新しい勉強が可能です。全科履修コー ス3年次に編入し、もう一度卒論を作成するのも一つの選択です。学会に入っておられないようでしたら関係学会の入会をお勧めします。
2)資格取得→現在取り組んでおられるでしょうから、継続して下さい。
3)本の出版→今までの成果をまとめた上、出版物に出来ればPRになります。この場合、対象を出来るだけ絞るほうが賢明です。
4)仲間づくり→自分を客観的に見て意見してくれる仲間を見つけると有意義だと思います。
フリーランスとして更なる発展を期待します。
以 上
評価・お礼
流浪さん
2014/10/22 09:40笹木先生へ
丁寧で具体的なお返事をありがとうございます。
専門分野については、大学院まで理系でした。
その分野に関わる解説書を作成する仕事を手掛けながら、他の分野の原稿作成なども手掛けていったという感じです。
現在は、もともとの専門分野が60%、他の仕事が40%というイメージですので、専門分野を掘り下げきれてないないのに、それ以外の仕事もあるという部分で、不安が増しているのかもと、改めて気づきました。ありがとうございます。
身体については、通院・服薬さえしていれば問題はなく、これ以上悪化することは当面ないと思われます。医師のほうからも、仕事のことを聞いてくださり、日程調整等の相談はしやすい環境です。
私はまさに放送大学に在学しておりますため、論文作成や、エキスパートの認証を受けることを視野に入れて、学業を続けていく方法を考えることや、学会への入会などできることはありますね。
本当に分かりやすいアドバイスをありがとうございました。
心より感謝いたします。
回答専門家
- 笹木 正明
- (キャリアカウンセラー)
仕事、勉強に真剣に取り組む人の応援団長です。
私はあなたの主体性を尊重します。あなたの来し方等をお聞きすれば、長所を引き出す事が可能です。また現状の問題点を把握できれば、将来の歩み方について、より良い方向性を共に考えることが可能だと考えます。
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