仕掛かり工事代金の請求

初めまして。請負工事業者です。
現在、仕掛かり工事金額の請求について問題が起こっています。
請負工事で外壁塗装を請け負いました。お見積りを提出し、お互い納得の上、請負工事契約を締結しました。実際の工事に移り、シーリングにおいて施主にダメ出しをもらい、再度行った結果またダメ出しを出されました。状態は、シーリングが見た目綺麗でない、はみ出したシールがサイディングに付着しまいました。こちら側としましては、修正をしたい旨を伝えましたが、修正も出来ず現場撤退をされられました。

仕掛かり作業は、足場・屋根外壁高圧洗浄・シーリング・内部水回りシーリングです。

私の判断で、お見積りで提出した金額の仕掛かり分を請求した所、施主より以下の言葉が返ってきました。
見積金額は、きちんと納得の工事を行った場合の金額であるので、見積もりの金額を請求されても困るとの事です。
その後施主は別業者に発注し、足場を組み直してシーリングの修正・屋根外壁塗装を行いましたが、逆に工期が１週間ほど遅れたので、こちらが賠償請求をしたいとも言っております。

注文者は契約の解除が出来るとの事ですが、今まで仕掛った工事代金(見積もり金額）を支払うべきでないでしょうか？(民法641条）

ご教示頂けましたら幸いです。
宜しくお願いします。

※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。