子犬が子犬に噛みつき
2014/09/30 10:18三歳雄、2か月雄、1か月半雌のトイプードル三匹飼っています。2か月雄はお座り、伏せ、おしっこもすぐ覚えとても利口です。三歳雄と二か月雄の喧嘩は、激しいですが、見守れる範囲です。終ると静かに寝ます。ところが、一か月半の雌をケージからだすと、二か月雄が飛びついて、体中かみつき、引っ張り回し、雌はキャンキャン泣き続けます。結局、すぐ雌をケージにもどします。この繰り返しで、なかなか雌がケージから出られません。2か月雄をケージに入れて、三歳雄と一か月半雌をリビングにだすと、三歳雄は威嚇しながらも、手はだしません。雌はまだ小さいのでお座り程度ですが、雄2匹は、おしっこ、お座り、マテ、伏せはできます。二か月雄の雌に対してのかみつきに困っています。よろしくお願いします
narutomamaさん ( 千葉県 / 女性 / 41歳 )
回答:2件
同居の子犬同士の噛みつき
ペット行動コンサルタントSENDAの千田です。
同居犬の問題はよく相談を受ける問題です。
犬同士のケンカは実際に見てみないと、実際の所、放っておいてよい状況か、介入しなければならない状況か判断するのは難しいことです。お話の内容から判断すると、2ヶ月齢の雄に問題があるように思います。1ヶ月半齢の雌が鳴いても攻撃を止めないというのは、犬同士のボディランゲージを読み取ることができていないように読み取れます。相手が鳴いて、抵抗していないにも関わらず、噛みついているのであれば、ケージに入れるのは2ヶ月雄の方ではないでしょうか。3歳雄がケンカの仲裁をできるようであれば、犬達に任せておいても良いかもしれませんが、3歳雄も犬同士のコミュニケーションは上手くできていないようなので、飼い主が適切に介入する必要があるとおもいます。
飼い主の指示に従えるのと、犬同士のコミュニケーションが上手くできるのとは違った資質です。生後14週齢までの社会化期は飼い主の指示に従うことよりも、社会化や犬同士のコミュニケーション能力を育ててあげるようにしてあげることが大切です。犬同士の社会化について経験の深いトレーナーさんに実際に見てもらい、介入のタイミングや方法を指導してもらうことをお勧めします。また、実際に犬とのコミュニケーションが上手にできている犬と遊ばせたりすることも必要だと思います。
評価・お礼
narutomamaさん
2014/09/30 22:05ありがとうございます。今日、噛み続ける雄をケージに入れました。ケージ入れると、キチンとお座りをして、出されるまで待ちます。それを繰り返したら、少し落ちつきました。すごく賢いだけに、しっかりしつけたら、利口な犬です。ドックトレーナーさんを
お願いしたいのですが、料金や、うちの犬たちに合う方法など、考えると、どの方が良いかわかりません。ネットには、たくさんの方がいらっしゃるので、どうやったら良いドックトレーナーさんに出会うことができるか、わかりません。
千田 純子
2014/09/30 23:34少しずつ落ち着いてきているようですね。
賢い犬であればあるほど、飼い主さんは努力と技術が必要とされることがあります。
通える範囲で、社会化について勉強をされているトレーナーさんから探してみてはどうでしょうか。HPなどでも社会化や犬同士のコミュニケーションについて勉強しているかどうかも分かると思います。しかし、実際にトレーナーさんがトレーニングした犬が自分の求める犬であるか自分自身で確かめるしかありません。
あなた自身に「合う」かどうかはあなた自身にしか分からないからです。「合わない」方法を知ってこそ、「合う」方法が分かる場合もあります。犬育ても子育ても、絶対的な正解はありません。自分に合う、自分の犬に合う方法を探しているそのプロセスこそ大切なのではないでしょうか。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
千田 純子が提供する商品・サービス
愛犬や愛猫を理解し、困った行動を改善するお手伝いをしていきます。
犬や猫の行動にお困りの飼い主さんにアドバイスしています。
やんちゃぼんず。
お子ちゃま同士の絡み合いですね。
それこそ、一緒に産まれた兄妹のようにこれから関わっていくことになるでしょうが・・・。
だからこそ放っておいてください。
その子たちのレスリングを見守っていてあげてください。
オスとメスの幼児期とは、かなりやんちゃさが違います。
メスの子に比べ、オスの子犬は本当にやんちゃです。まじか!!というくらい激しいやんちゃぼんずなことが多々あります(笑)
ケージに出したり入れたりを繰り返すからこそまたもや興奮がリセットされ、出された瞬間に待ってましたとばかりに飛びかかっていく。この繰り返しになっているだけです。それを二人とも(全員)を目の届く時間くらいは出し続けていてあげると、興奮する時間も分散されます。
お互いがお互いを学んでいるところ。子犬のときは少々「大げさ」に声を挙げるため、時にはハラハラさせられることもあるでしょうが、とことんやり合わせちゃってください。お子ちゃま同士で相手を傷つけることはほぼありません。
少し激しすぎると思ったら、おもちゃで「激しいほう」の気を引くなりしてもいいでしょうが、そんなことをする必要もほとんどないと言えるでしょうね。
子犬同士とはそんなものです。一緒に成長していけるものなのです。
評価・お礼
narutomamaさん
2014/10/01 11:45ありがとうございます!すごく納得しました。確かに、昨日より今日、少しずつ、取っ組み合いの割合が減ってきましたし、メスもやられっぱなしじゃなくなってきました。オスが社会化できてない!?と不安でしたが、二ヶ月オスは、人間にキチンと指示に従えるし、先住犬3歳オスと取っ組み合いの時は全力、チビメスの時は加減しているような気がします(*^_^*) 先生のお言葉を聞いて安心しました(*^_^*) 一つわからないですが、興奮しすがを落ち着かせる方法はありますでしょうか。今は、エサで釣ってますが、毎回エサばかりじゃ良くないですよね。
橘 和子
2014/10/02 13:27お!良かったです。
興奮しすぎた子たちを落ち着かせるにはいろいろやり方はあるでしょうが・・・あなたがやってくださっているように、おやつでも悪くはないでしょうね。おやつをあげて、「はい、もう寝る時間」と、ケージに入れてもいいでしょうしね。
もし私だったら・・・二人とも「抱っこでぬくぬく」でしょうかね(笑)。休憩、と言う意味で二人ともを私のそばに呼んで、両サイドに寝かせてゆっくりと長いストロークでなでているかもしれません。
そうそう、気になる点がありましたので記しておきますね。
「社会性を養う」というのはとても幅広い意味を持ちます。その中に「犬と関わる」「人間とふれあう」「人間の言葉を聞く」というのもありますが、それはほんの一握りの「社会性を養う」ための内容です。「いろいろな音を聞く」「いろいろな感触に触れる」「いろいろなニオイを嗅ぐ」など、5感すべてを使ってありとあらゆるものを「経験として体に取り入れる」ことが「社会性を養う」ことになります。つまり、「心を養う」ことにつながるのです。
あなたとのお散歩を通していろいろなものとふれあい、経験値をあげていってもらうことで、「心も体も大人へと成長していく」のです。
これからが楽しみですね!
回答専門家
- 橘 和子
- (北海道 / ドッグケアアドバイザー)
- 1/2 Hounds 代表
犬のために。人のために。
動物看護師時代に培われた医療及び介護や行動学、訓練の知識やスキルを活用し、会員にはあらゆる情報を惜しまず提供。「大自然の中で犬が犬に戻る時間」や「飼い主の心をサポート、そして犬の心をケアするサポート」に、ホテルや託児などを提供している。
(現在のポイント:-pt)
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