対象:インテリアコーディネート
先日は建具・家具の色あいで
たくさんのアドバイスを頂き、ありがとうございました。
今回は標記の件でアドバイス頂きたく質問いたします。
近々新築戸建に引っ越し予定です。
各部屋にカーテンレールの取り付けを予定していますが、
色目で悩んでおります。
壁紙:白
建具:ミルベージュ
床:ホワイト系
家具:ウォールナット
現在、建具の色をリフォーム予定も考えて進んでいますが、
現状どのような色に変えるか検討中です。
その中でカーテンレールもそろそろ取り付けの準備をしないといけなくなってきました。
建具の色に揃えれば統一感が出るのか?(でも建具は現在色変更の可能性あり)
壁につけるのだから、白の方があうのか。
色々調べましたが、建具合わせ、壁色あわせ白、どちらも案があり、どのような違いがあるのか。。。
それぞれのメリットやインテリアコーディネート状のそれぞれの利点など違いはあるのでしょうか?
なかなか取り換えできるものではないので、悩んでおります。
アドバイス頂ければ、幸いです。何卒よろしくお願い致します。
何卒よろしくお願い致します。
kopanda33さん ( 兵庫県 / 女性 / 34歳 )
回答:3件
丸山 千里
インテリアデザイナー
1
カーテンレールや窓周りの装飾は是非専門家へご相談ください
kopanda33様
はじめまして、オーダーカーテン専門店「デコラドール」の丸山千里と申します。
もうすぐ新築にお引越しとのこと、とても楽しみですね!
さて、カーテンレールの件ですが、どのようなレールをどこに取り付けるかによって変わってきます。色だけでなくレールの種類はかなり豊富です。
先ず機能性レールなのか装飾レールなのかで商品群が別れます。
機能性レールの場合は見せる目的はあまりないので極力目立たなくすることが基本的な考え方です。カーテンを閉めた時にはレールが見えないようにカーテンを作るのでレールが見えるのはカーテンを開けた時だけです。その時の背景に一番馴染む(目立たない)色が好ましいかと思います。
一方、装飾レールの場合は見せることが主な目的なので建具、壁・床の色、家具等とトータルでコーディネートしなければなりません。よって一言で建具と同じ色、壁紙と同じ色とは言えなくなります。その場合、機能性レールを併用することもありますが必ずしも背景に馴染ませるのではなく状況によって色を使い分ける場合があります。
これらのことはレール単体で考え、先に取り付けてしまうのではなく、使うカーテン類と一緒に考えなければなりません。もちろんシェード、ブラインド、ロールスクリーン等を用いる場合はカーテンレール自体不要となります。
建築サイドは早めにレールもつけて完成させたいと考えることが多いですが、カーテン類のプランニングをせずにレールだけ先に取り付けをしてしまうと”先ずカーテンレールありき”になってしまいインテリアコーディートの自由度に制約が加わることになります。
窓周りのプランはカーテンの専門店での相談をお奨め致します。建築工事の観点ではなく、インテリアとしての観点で見ているので考え方が違ってきます。レール類の取り付けに関してもきちんとしたプランニングさえしておけば家の完成後であっても問題になることはほとんどありません。カーテン専門店では職人さんも窓周りに精通している方が多いので安心です。
カーテン類も商品によって納期がかかるものもございます。そのためタイミングにもよりますがお引越しに間に合わないこともしばしばあります。そういう場合でも焦らず、慌てずプランニングしてください。カーテン屋さんによっては無料で仮掛けを貸してくれるところありますし、今まで使用していたカーテンでしばらくしのぐこともお考えください。本来一番良いタイミングは設計時からカーテンを含めたインテリアのプランニングをすることなのです。
新築のお家は完成して引き渡した時がゴールではなく、新しい生活のスタート地点です。特にあとから手を加えられるインテリアは良く吟味して創り上げていくことにより、これから長くお住まいになられるご自宅への愛着も増していくかと思います。
ご予算も重要なポイントになります。全部屋均一に予算を割り振って仕上げるのも一つの方法ですが、予算にメリハリをつけ年数をかけて部屋ごとにしっかりとコーディネートしていけば5年後、10年後、より素敵なお住まいになっているのではないかと思います。
相談する人、業者を間違えないことが一番のポイントではないでしょうか。素敵なご新居を目指して楽しんで(一番大事です)下さい!
網村 眞弓
カラ―&インテリアデザイナー
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カラ―コーディネート、用途や遮熱なども考えると。
Kopanda33様
着々と進んでおいでのようですね。
色合わせのポイントで言いますと、壁に合わせる=日本ではKopanda様のお家の様に白が多いので、同化させることになります。目立たせなくさせる選択ですね。
家具がダークでおいでなので、家具 または濃い建具などに合わせると=この場合アクセントにする選択になります。お好みのインテリアは分りませんが、これまでお伺いしたお話より、落ち着いて雰囲気のあるコーディネートも似合いそうです。色はダークでも形状がアルミの押し出しレールですとシャープになります。同じダークでも木質系のものや両端に装飾があるもの、アイアンの装飾ものなどを選ぶとまたグッとイメージが変わります。
カーテンは生地代の他に縫製代もあり、オーダーされるとお値段が張ることもありますが、レールは装飾タイプでも伸縮する手ごろなものもあり、カーテンボックスに納めないなら見せる演出を楽しむことも可能です。
各お部屋のイメージを思い描き、その窓は機能優先か、すっきり納めるタイプにしようか、見て楽しみたいかを考えます。レールや生地に気が行きますが、昼間見るのか、お仕事で夜帰宅されるので閉まっているカーテンを見ることになるか、ベッドルームで自分好みに寝る前のひと時を楽しみたいのかなど、用途や好みで振り分けると、ここぞという窓か浮かび上がりますです。
全部が同じレールでなくても素敵にまとまります。外観を作るサッシとは違うので、見えがかりが無いなら要素を変えても良いでしょう。
最近の日本はとても暑かったり、寒かったりです。お部屋は楽しむものでもあり、体を守ってくれるシェルターでもあるので、遮熱効果を上げるカーテンの吊り方も取り入れて、冷暖房を使わなくても過ごし易い、体にも見た目にも素敵なお部屋にされてください。
山積 多希子
窓装飾プランナー
1
まずはカーテンやシェード等のスタイルを考慮してから。
はじめまして。インテリアショップWORK’sの山積多希子と申します。
ご新築へのお引越し心よりお祝い申し上げます。
カーテンレールでお悩みのようですね。
まずは、各部屋に通常のカーテンを付けたいのか、またはバーチカル(縦型)ブラインドや横型ブラインド・シェード・ロールスクリーンのメカタイプを付けたいのか、ざっくりとスタイルをイメージしてみます。後者の場合には、カーテンレールが必要ありません。
よって希望のスタイルによってはカーテンレールが不要となるため、各部屋ごとの選択肢が重要となります。例えば全てレールを付けてしまった後、「この窓はシェードにすれば良かった」となると、レールが無駄になりますよね。
建具の色を変更するかは検討中との事ですので、現状のままレールを前提で考えると、白:ベージュ:ブラウンのいずれも合います。
白は壁と同化してスッキリとした印象になりますし、ブラウン等の濃い目の色を選ぶと引き締まった印象になります。
装飾レールの場合は、魅せるレールとして、インテリアに於いてもそれ自体が存在感を放ちますので、特にリビング等の人が集まる場所にはお薦めです。
また装飾レールは、カーテンを更に引き立たせ、お部屋の印象もグッとお洒落になるので、レールを選ぶ際には是非選択肢の一つに加えてみて下さい。
但し、装飾レールを付ける際には、エアコンやクローゼット等に干渉しないか注意が必要です。
これに於いては、設計の段階から業者の方と打ち合わせていないと、実際レールをつける段階でトラブルになる可能性もあるのでご参考までに・・・。
あと腰窓や出窓については、シェードやウッドブラインド等もお薦めです。
こういったスタイルの場合はレールが必要ありません。
こちらの注意点としては、全開した際の窓の開口部が狭くなる可能性があるので、取り付ける位置が重要になります。
これは窓の専門家であれば詳しく説明してくれますので、是非専門業者に相談してみて下さい。
きっと良いアドバイスが貰えると思います。
素敵な窓周りを実現して下さいね。
(現在のポイント:-pt)
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