対象:一般歯科・歯の治療
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5年程前に審美歯科で、前歯6本をオールセラミックにしました。健康な歯でしたが、歯並びがガタガタで受け口でしたので、悩んでいました。その時、審美歯科に相談に行き、全て治せるとのことでお願いしました。ですが、最近、虫歯ができ歯医者さんに行きました。そしたら、オールセラミックの部分が合っていないから、歯周病を起こしグラグラしてると言われました。この言葉を聞いて、自分は健康な歯を削ってしまったことを後悔しました。オールセラミックが合ってないということは、付け替えなきゃいけないのでしょうか?付け替えるとしたら、早急にするべきでしょうか?そして、歯周病を治すにはどうしたら良いのでしょうか?
ありんこ1さん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
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堀内 晃
歯科医師
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Re:オールセラミックについて
はじめまして長崎の堀内と申します。さてお問い合わせの件ですが、上の前歯6本をオールセラミックにされて、虫歯を指摘されたということですね。
そして歯周病になっているということ。
よくご相談がある例の一つではありますね。簡易的に歯を削ってかぶせることによって歯列を直す?治療ですね。
これは、私はしません。患者さまから要望があってもなるだけ説得して矯正装置をお勧めします。
ただし、どうしても期間に制限があるときに致し方ないかもしれません。
また、もともとたくさん詰め物をしていて色が合いにくくなっている状態の方でしたら、並べた後にかぶせたりということはあります。
そのかぶせ歯をするならばせめて徹底的に精密にするべきですが、もしかしたら、そのあたりがしっかりなされていない可能性はありますね。
縁の部分がしっかりあっていないことでたしかにプラークが停滞し歯周病や虫歯が憎悪することはあります。
ですが、その分しっかり歯ブラシの方法をマスターされてしっかりケアされれば歯周病の進行は止まりますよね。
炎症がひきますと、かぶせ歯と根っこの段差がみえるかもしれません。
ですが、ここをたとえば、顕微鏡などをつかって白い詰め物を精密に行ってもらうということも歯科医院によってはやってもらえるものと思われます。
すぐに、かぶせ直すなんてことになったらそれも抵抗があられるとおもいますので、しばらくご自身で歯周病、虫歯の進行を止めるためのブラッシング方法をマスターしたあと、しっかりとしたケアの方法をマスターした後に隙間を詰め直す、あるいはかぶせ直すなどの処置を検討されてはいかがでしょうか。
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