対象:リフォーム・増改築
現在築9年で、そろそろ外壁のリフォームをしたいと考えています。(千葉県になります)
一度外壁の検査をしていただいたところ、コーキングのいたみと、サイディングのひび割れ等を指摘されました。
その際に、アルミサイディングの外張りを提案されたのですが、予想よりも高額であったため一旦保留としました。
約160平方メートル程度の施工面積だそうです。
また、アルミサイディングにすることで、今後のメンテナンス費用が大幅に抑えられ、
かつ、空調の効率アップ、騒音の削減等良いことばかり提示され、問題となるのは金額が高いことだけといわれました。
上記が本当であれば、アルミサイディングの外張りで検討したいと思っているのですが、
営業の言うことだけで判断するのが難しいと思い、相談させていただきました。
金額も最初高い金額で提示され、その後、資料等への記載が可能なら、
近隣への広告等になるので安くできますということでしたが、
逆に不信感を持っている状況です。
施工方法として外張りは良いものなのか、また、金額はどのくらいを想定すればよいのか、
外壁のリフォーム方法として1番おすすめはどのような施工なのかなど、
可能でしたらご教授いただけますでしょうか。
よろしくお願い致します。
ろんたさん ( 千葉県 / 男性 / 44歳 )
回答:3件
森 幸夫
代表
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サイデイングの件
ご質問の件ですが、築9年では早すぎると思います。コーキングの劣化は10年位で悪くなりますし、サイデイングのヒビ割れも当然起こる現象です。おすすめは塗装工事です。塗装工事の際は通常、リフォームを行ないます。シーリング工事、ヒビ割れ補修でも十分であると思います。先々は、張替えも検討する余地はあると思いますが、9年での張替えは早いと思います。
評価・お礼
ろんたさん
2014/08/08 12:53ありがとうございます。
張替はタイミング的に早いということですね。
提案されたのは、既存のサイディングをそのままにして、
土台?の用なもので通気部分を作り、アルミサイディングを傘ね張りするというものでした。
重ね張り自体あまりよいものではないのでしょうか?
森 幸夫
2014/08/15 11:42ご連絡ありがとうございます。率直に申し上げまして、重ね張りするメリットが今現在はないと思います。どの程度のヒビ割れがあるのかわかりませんが、必要はないと思いますが、いかがでしょうか?
中舎 重之
建築家
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外壁リフォームについて
築9年のサイディングとの事、ひび割れが気になります。
木質系ではなく、窯業系(セメント系)と思われますが、まず原因を調べて下さい。
調査は、施工した会社か、サイディングのメーカーに問い合わせして下さい。
セメント系では、アスベストの使用が出来ず、ノンアスベストが謳われている製品には、
割れ易い製品があります。
その製品が外壁に使用されているならば、直ぐにリフォームになります。
そうではない場合は、胴縁等の下地に問題があるか、
気象条件が厳しい場所での製品の選択を間違えたかを調べて下さい。
コーキングの傷みとは、何でしょう。当方には傷みと言うのは、施工不良と考えます。
コーキングに弾力性があるか、ないかを調べて下さい。
お客様が指でコーキングを押して下さい。押して柔らかさ(弾力)があればOKです。
アルミサイディングは、金属系では高価が売り物です。スチールが5000円とすれば、
アルミは1.5倍から2倍はします。 アルミにする理由を考えて下さい。
さて、空調の効率アップと騒音の削減については、
現在の外壁との比較において、数値でどの位の違いが出るかを提示して貰って下さい。
外張りが良いかの質問ですが、既存の壁の上に新規に壁を造る事には反対です。
理由は、東京湾北部地震と房総沖地震が近い現在、
既存の壁を撤去して胴縁に直接、接合すべきです。
接合が不充分ならば、地震により確実に外壁は落下します。
以上です。 2014.8.8 中舎重之
評価・お礼
ろんたさん
2014/08/08 18:14ありがとうございます。
リフォーム自体が初めての経験でよくわからないことばかりでした。
指摘頂いた事項を含め、まずは施工した会社に確認してみたいと思います。
外張りが反対ということも了解しました。
色々ご教授いただきありがとうございました。
中舎 重之
2014/08/08 19:19最近の傾向として、既存の外壁に新規の壁を取り付ける事が安易に行われています。
地震のない国ならば、それも有りでしょうが、新規の壁の接合部分が不完全になるのは、
施工する職人が良く知って居るはずです。
今の建築界全体が、確実で丁寧な仕事から遠い所に居ます。
建物を丈夫で長持ちさせるには、職人・施工会社・設計事務所が一緒になって
誠実な仕事をすべきです。
お客の皆様もコスト優先ではなく、ご自身の大事な財産を思いやって下さい。
2014.8.8 中舎重之
坪山 利明
ハウスリフォームアドバイザー
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経年劣化の補修と上張りは別問題です。
こんにちは、ろんたさん。
検査をしたのは、営業会社?工務店?
どちらでしょうか?
コーキングの劣化や壁の割れ等は
経年で出ることが多いです。
アルミの壁材を上に張る等は営業会社によく見られる
劣化を利用しての工事受注が多いですね。
ろんたさんも望んでいるのでしょうか?
築9年ですとまだ補修で十分に思え、
塗装も痛んではいないと思いますが。
アルミで上張りした場合は元壁との間の通気に付けて
ください、湿気は大敵です。
屋根のどこで抜くかなど。
また金額も使う材料により相当な幅があります。
きちんと張れば当然に断熱性にもいいはずです。
補修にしろ、上張りにしても、
業者の返事等で技量を測ることが出来ますので、
どちらかに決まりましたら、
技量を測るコツなどアドバイスさせていただきたいと
考えます。
評価・お礼
ろんたさん
2014/08/08 20:08ありがとうございます。
提案を受けたのは、営業会社です。
近隣でもやってるのでということで営業に来ました。
ご教授頂いたことを踏まえて、これから家族で色々相談します。
そのうえで、補修、上張り検討したいと思います。
坪山 利明
2014/08/08 20:36返信ありがとうございます。
補足ですが金属サイディングはアルミよりガルバニューム性がお勧めです。
以前、印西市でヒョウが降った時、ボコボコになった外壁がありました。
ガルバは亜鉛合金で硬く、比較的軽く、サビにも強いです。
また、シール切れは日当たり等の問題もあるかと思いますが、
前工事ではプライマー不足等の接着不良があったのかもしれませんね。
(現在のポイント:-pt)
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