対象:住宅資金・住宅ローン
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当方年齢29歳で年収320万、妻が24歳で年収180万の夫婦です。
現在新築一戸建てを建てようと思い、義父の勤めている工務店に相談中なのですが、住宅ローンをいくらで組むか、悩んでおります。
現在は土地もなく、頭金も義母の葬儀などでない状態です。子供も0歳の娘がおります。
希望としては、2,600万のローンを組みたいと思っているのですが、無謀でしょうか?
義父も同居するので、月々の返済を工面すると言っていますが、いつ仕事が出来なくなるかわからない状況です。ちなみに義父は57歳です。
資金計画はどのようにすれば一番いいのかも分かりません。助言お願いします。
まっくすさん ( 新潟県 / 男性 / 29歳 )
回答:2件
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンについて
まっくすさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャルプランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『希望としては、2,600万円のローンを組みたいと思っているのですが、無謀でしょうか?』
につきまして、
例えば、借入金額2,600万円につきまして、ローン金利1.0%・返済期間35年で住宅ローンを組んだ場合、
毎月の返済額は73,400円ほどとなります。
また、まっすくさんだけの手取り年収320万円に占める住宅ローンの負担割合は、
27.6%ほどとなりますので、
奥様の収入を合算しなくても、何とか返済していくことが出来る水準となります。
ただし、諸費用として別途75万円程度はかかりますので、
諸費用分は自分で用意することが前提となります。
また、ローン金利が例えば、4.0%になってしまった場合、
毎月の返済額は115,200円にまで増加することになり、
住宅ローン負担で家計が相当に圧迫されることにもなりますので、
出来るだけ頭金を用意して、借り入れ金額を少なくするようにしてください。
例えば、頭金として2,600万円の20%相当額を用意できた場合、
ローン金利が4%とした場合でも、
毎月の返済額は80,000円で収まることになります。
住宅ローンを組む場合には、
組んだ後から家計を圧迫することなく
無理のない返済プランをたいることが大前提となりますので、
まっすくさんの場合は、
2,600万円のローンを組んでも大丈夫ではありますが、
頭金を用意することで、
返済していくのにより無理のないプランとなります。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
評価・お礼
まっくすさん
2014/07/30 21:34分かりやすく教えて頂きありがとうございます。
ローンも色々有りますしね…
家族とよく相談します。
ありがとうございました。
渡辺 行雄
2014/07/31 08:05まっすぐさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
柴垣 和哉
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンの資金計画について
まっくす様
はじめまして。
柴垣FP事務所の柴垣と申します。
http://fp-shiba0315.jimdo.com/
近年は住宅ローンの借入金利も低水準ですので、今の内にローンを組んでおこうか迷われるのは当然ですよね。
私のアドバイスが少しでもまっくす様の資金計画の参考になればと思います。
さて、「資金計画はどのようにすれば一番いいのか分からない」についてですが、一番いいかどうかは人それぞれだと思いますが、一般的には住宅ローンを組む際の注意点は以下になります。
・住宅ローンの毎月返済額は年収の20~25%に抑える。(年収320万円の方の場合は、5.5万円~6.5万円)
住宅ローンは金融機関が「貸してくれる額」ではなく「無理なく返済できる額」を目安に組むのが無難だと思います。
・住宅ローンは60歳までに完済できるように組む。
定年後は年金を受け取るまで貯蓄を取り崩して生活する可能性が高いのが現状ですので、将来の家計への負担を減らす為にも定年前に完済できるように計画を立てるべきだと思います。
・頭金は物件価格の3割を準備する。
住宅購入時は購入価格の1割ほどの諸費用がかかってしまいます。また、購入してすぐに物件の価値は2割ほど下がってしまうことが多いです。(物件価格には人件費や利益が上乗せされて販売されているため。)
そうすると将来返済が厳しくなり住宅を売ろうとしても、物件の売却価格よりローンの残債の方が多くなってしまいローンが借金として残ってしまう場合があります。(「担保割れ」と言います。)
・借入金利は全期間固定金利で借り入れする。
変動金利の方が借入金利は低いですが、長期固定にすることで返済計画が立てやすくなります。
例えば、借入金額2600万円、30年返済、借入金利1.75%で借り入れた場合、
毎月返済額 約93,000円
総返済額 約3347万円(うち利息約744万円)
となり、少し家計への負担が重くなるのかもしれませんね。
ほかにも住宅を購入すると毎月の返済額以外にも固定資産税評価額や火災保険など所有する費用も別にかかってきますので、確認はしておいた方がいいと思います。
今後の家族構成にも変化がないのかも重要な点です。
また「義父も同居するので、月々の返済を工面すると言っている」とのことですが、お義父様も年齢が年齢ですので工面してくれる金額は資金計画には入れずに考えられるほうが資金計画は立てやすいのかもしれません。
あくまで目安としてお伝えしましたが、以上のことを踏まえたうえでお考えいただければいいのではないかと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
評価・お礼
まっくすさん
2014/07/30 21:32非常に分かりやすく教えて頂きありがとうございます。
やはり頭金は必要ですよね。
ただ今後は消費税もアップしますし、少し焦っていたのかもしれません。
ありがとうございました。
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