もううまく散歩はできないのかな・・
2007/09/02 00:09推定8歳のマルチーズを、保護団体から引きとって1年になります。散歩もさせてもらえていなかったらしく、まだ散歩もうまくできません。たったかたったか歩いたかと思えば、ピタっととまって動かなくなったり、いったりきたりします。だから散歩中は、抱っこと歩きの半々です。ほかの犬にも激しく吠え掛かります。ほかの犬たちみたいにうまく歩けなくても、吠え掛かってしまっても仕方ないかな、と思い始めていますが、本人(犬)が怖がっているのだとしたらかわいそうですよね。少しでも怖がらず歩けるようにするにはどうしたら良いでしょうか。よろしくお願いいたします。
りけさん ( 神奈川県 / 女性 / 32歳 )
回答:4件
もううまく散歩はできないのかな・・
最終的に、外を何でもないように歩くようにはできなくとも、少しづつ外に慣らすことは可能です。
抱いた状態で構いませんから、外の様々場所でフードを与えることです。
食べられないのなら、食べられる場所探しをするしかありません。
食べられる場所を見つけ、そうした場所をどんどん増やすことです。
抱いて食べられる場所であれば、今度は地面に降ろしてフードをあげてみることです。
食べられないのなら、食べられる場所を見つけ、そうした場所をどんどん増やすことです。
おもちゃ遊びが家で出来るのなら、その次は地面でフードが食べられる場所で、おもちゃ遊びをすることです。
おもちゃ遊びができる場所は、半径数メートルは動けるはずです。そうしたポイント(=点)を増やしていくこと。点が増えればやがて線として結んでいけます。
そうやって外に慣らし、歩くことにも慣らしていきます。
文章にすると上記のようになりますが、実際やるとなるとそう簡単ではありません。
ではどうしたらいいか。
近道はグループレッスンを主体に行っているしつけ教室に通われることです。
お住まいは神奈川のようですので、可能であればCan ! Do !にお越し下さい。
Can ! Do ! では月2回ほど各会場で、しつけ方セミナーを実施しています。まずはそれに参加してみてはいかがですか?
至近の開催は、9月8日(土)午前10時から行われます。
それ以降のセミナーは
http://www.petcom.jp/event.html
をご覧下さい。
また、クラスのテキストとしても使われている拙著「犬は知的にしつける」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4902584255/
もぜひご一読下さい。
外の慣らし方などが詳しく記されています。
補足
なお、Can ! Do ! に来られるのが難しい用であれば、
http://www.jaha.or.jp/contents/modules/newdb2/top.php?id=1
から、お近くの(社)日本動物病院福祉協会認定の家庭犬しつけインストラクターをお探しになり、ご相談下さい。
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諦めないで
引き取って1年ということですが、その間ずっとこのようなお散歩ですか?
お外にはもう慣れてきているのに、このような歩き方しか出来ないようであれば、この1年で「散歩とは好きに歩けば人間が付いてくるもの」と学習させてしまっているのではないでしょうか?
そうなれば、散歩はりけさんが主導権を握っているもの、と教えてあげなければなりません。ワンちゃんの行動に惑わされず、わが道を行く勢いで歩いてみてください。今までマルチーズちゃんにやられていたことを逆にやってみせるのです。少しでも付いてきたら必ず褒めて下さい。
続けるうちにりけさんについて歩くようになるはずです。
他の犬に吠える行為も、まずはりけさんに注目することで無視できるように誘導していけるといいと思います。
ただし、立ち止まるのが本当に怖いのかどうか、様子を見てみないと定かではありませんが、本当に怖がっているのなら無理強いはよくありません。声を掛け、勇気づけて少しでも歩いたらうんと褒めてあげて下さい。抱いてしまうと、自分の足で歩くことを覚えないので、時間がかかっても抱かずに歩くことを促してみて下さい。
8歳の里親になったという経緯からも、ワンちゃんの様子を的確に把握できる専門家に一度見てもらうといいと思います。
特にお散歩の仕方は言葉だけではうまく伝わらないものですので。
マルチーズは長生きする子も多いです。この先の生活を考えて、お互いのために新しい関係を築くチャンスを与えてあげて下さい。
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川野 なおこ
しつけインストラクター
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もううまく散歩はできないのかな・・
少しでも怖がらずに歩けるようになってくれればと、
飼主さんが本当に望まれれば、諦めずに慣らしてあげる事ができる筈です。
「もうダメかな」と諦めてしまったらそこで全てはストップしてしまいますが、
「どうしたら慣れてくれるであろう」という
考えで色々試してみれば、必ず成果は出ると思います。
犬の復活力は素晴らしいです。
一番重要なのは、愛犬が立ち止まっても、一緒に飼主さんも立ち止まったりしないで、愛犬をリードして先に進める歩ける強さが必要です。
1歩でも2歩でも立ち止まってしまった後、自分の足で愛犬が歩けたらそこでたくさん誉めてあげてください。
中西 典子
しつけインストラクター
-
一番良いことを考えてあげましょう
8才といえばもうけっこうな年ですよね。
しかも保護された犬とあれば、過去にどんなことがあったか
知ることができませんし、どんなトラウマがあるかも
わかってあげることができません。
お散歩に関しては、できるだけ車や人通りが少ない場所を
選んであげて、歩きたいように歩かせて、自信をつけて
あげるのが良いと思います。
励ましながら、あせらせないようにです。
優しい声をたくさんかけてあげて、立ち止まったら
しゃがんで呼び込んであげてください。
そばに来てくれたら良くほめて、場合によってはおやつを
与えても良いでしょう。
他の犬に激しく吠えかかるのは、社会化が上手くできてない
可能性があります。なので、今は無理強いしないで、できるだけ
他のワンちゃんを避けるようにしてあげるのが良いと思います。
あとは、りけさんが堂々と振る舞い、家でも外でも
マルチーズちゃんを安心させてあげられるよう、
普段からおつきあいしてあげて下さい。
(現在のポイント:-pt)
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