対象:家計・ライフプラン
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41歳、女性、独身、年収200万
毎月4万円貯金しています。
個人年金に加入して、毎月個人年金に2万円、貯金2万円という形で老後資金を積み立てようか迷っています。
年金支払期間 10年確定(定額)
保険料払込期間 60歳
年金受取開始 60歳
戻り率110.6%
終身保険には持病があるため加入できません。
保険の窓口で相談したところ個人年金に加入する人はほとんどいないと言われた為、加入を迷っています。
途中解約すると元本割れする事は理解出来ています。
個人年金は良い商品ではないのでしょうか?
老後資金の良い積み立て方を教えて下さい。
アイロボットさん ( 北海道 / 女性 / 41歳 )
回答:5件
投資信託による積立プランも候補です
アイロボット様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
個人年金保険の件、確かに金利の高い時代は、長期契約で高めの利率を固定できましたので、とても良い商品であったと思います。
ですが、今は超低金利ですから、今から契約すると、長期で利率も低く固定されてしまいます。
仮に、低い利率でも老後資金が足りなくならないのであれば、それでも良いのですが、将来は公的年金の実質的な目減りも予想されますし、ある程度まで殖やす必要がある場合は、投資信託による積立プランも候補です。
少額から試すことができますし、もちろん健康状態は問われません。
今年からNISA(少額投資非課税制度)も始まっています。
例えば、毎月2万円、20年計画の積立プランで、仮に、年4%の複利運用をしたのと同じ成果を得られた場合は、税金、手数料を考慮せず、20年後には、投資元本480万円に対し、約733万円になります。
一方、年1%の複利運用であれば、元本480万円に対し、約531万円(戻り率110%程度)、
その差は、約202万円です。
ところで、安全性を重視しながら年平均3%~5%のような運用が本当にできるのかです。
私は2007年から独立系FPとして、投資信託のアドバイスも行っていますが、結論を言うと、特に積立プランの方は、当初の想定通りに、ほぼ達成できています。
ただし、実際には、ばらつきもあります。
例えば、2007年頃に一時金で投資し、その後、まったく動かなかった方は、最近になりようやく元本を取り戻したところですし、綿密に打ち合わせながら資産配分のメンテナンスを行った方の中には、6年間で年7%超の資産運用を実現できている方もいます。
やり方次第で結果が異なるという意味では、厳しい世界ですが、この方法の良いところは、誰にでも、機会は、平等に開かれていることです。
雇用の世界は、必ずしも機会は平等ではありません。
もし可能性を広げたいと思われる場合は、一度、勉強されてみてはいかがでしょうか。
評価・お礼
アイロボットさん
2014/07/23 16:27回答ありがとうございました。
NISAを使った運用も検討しましたが、余裕資金ではないため、運用する事に不安があります。
森本 直人
2014/07/26 10:57アイロボット様、評価・コメントありがとうございます。
NISAも検討したが、不安があるとのこと拝見しました。
もちろん、価格変動を伴う運用が向かないと思われる場合は、無理にする必要はありません。
ただし、その場合は、長く働いて稼ぐ、節約するといった別の対策が必要になることもあります。
なおもしも、積極運用に取り組む場合は、金融リテラシー(お金に関する読み書き能力)を高めなければなりません。
本、セミナーなどであれば、積み上げが大事です。
例えば、英語を話せるようになりたい、ゴルフやテニスが上手くなりたい、といった場合に、おすすめ本を1冊読んだだけで、すべて解決するようなことがないのと同じで、繰り返しトレーニングし、失敗も重ねながら、少しずつ向上させられるものです。
はじめに選ぶ本、セミナーは、単におすすめ商品、手法を紹介するものではなく、お金についての「考え方」を深く学べるものが良いと思います。
今後のご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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老後資金の積み立てについて
アイロボットさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャルプランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『個人年金は良い商品ではないのでしょうか?』
につきまして、
個人年金保険を利用して老後資金を確保する方法につきましては、
決して間違ってはいません。
さすがにむかしに比べると、
予定利率も低くなってしまい、
毎月の積立金額が同額だったとしても、
将来受け取れる年金額は、
以前に比べると相当に低くなってしまっていますが、
中途解約をしなければ元本割れすることもありませんし、
毎月きっちりと積み立てることで、
老後資金の一部を確実に確保できるという点を考慮すると、
選択肢のひとつとして検討してもよろしい金融商品のひとつといえます。
尚、個人年金保険に毎期2万円ずつと、
貯金に毎月2万円となりますので、
年収200万円に占める貯蓄の割合は、
24%と相当に高い水準となりますので、
個人年金保険は毎月確実に行って、
貯金の2万円につきましては、
突然の出費があったときなど無理はしないなど、
ある程度メリハリをつけていってもよろしいと考えます。
老後資金の確保につきましては、
準備する時期が早ければ早いほど、
毎月の負担は少なくて済みますので、
アイロボットさんにおかれましては、
そういった点からもよろしいと考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
評価・お礼
アイロボットさん
2014/07/23 16:31回答ありがとうございました。
無理のない範囲で預金していこう思います。
とても勉強になりました。
渡辺 行雄
2014/07/23 21:28アイロボットさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
池田 弘司
生命保険アドバイザー・ITコンサルタント
-
ケースバイケースです
アイロボットさん、はじめまして
『個人年金に加入しない人はほとんどいない』ということはありません。
銀行が保険を扱うようになって、よく販売しているのが『個人年金保険』です。
『ほとんどない』というのは別の理由があるかもしれませんね。
私はむしろ、老後資金の準備方法のひとつとして勧めておりますし、
60歳・65歳以降の働き方などを踏まえた上で、アドバイスしています。
個人年金保険には所定の条件によって、税制的メリットがあります。
メリットがあるものを有効活用したいですね。
ご存知のように、銀行預金しても増えることはほとんどありません。
なけなしの利息ですら20%の課税で減ります。
リスクをとらなければ、増えることはありません。
公的な上乗せ年金制度、各種共済制度、保険や証券、
どれをとってみても、ノーリスク・ハイリターンはありません。
それぞれにメリット・デメリットがあります。
『保険でしか出来ないこと』にメリットを感じれば保険をオススメします。
それぞれの道具の使い方、アイロボットさんの事情によって、
効果的な方法が変わってきますので、ここには書けませんが、
ご興味ありましたら、ご相談下さい。
http://himeji-ikeda.com/
評価・お礼
アイロボットさん
2014/07/23 16:11回答ありがとうございました。
道市民税に約6万円支払っているので、個人年金が税金控除の対象となるのは、銀行預金にない保険のメリットだと思いました。
井浪 啓之
保険アドバイザー
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個人年金以外の選択もありです
こんにちは。
今回のご相談「個人年金」について、コメントさせていただきます。
「個人年金」の保険については、どういった目的なのか、どこを目指すのかなど
きちんとしたものをお持ちであれば有効的な活用ができるものです。
ただ、幅広く金融についてのお話をさせていただくものとしては、
必ずしも「個人年金保険」のみが、選択肢であるとは申しません。
持病をお持ちであるとのことですので、終身保険の活用などのお話を聞かれたり、
さらには違った活用の方法も聞かれたことと思います。
しかし、そういった保険のみが選択肢でないことのお話を聞かれてのことであれば
いいのですが、そうでないのであるなら他の選択肢のこともお話聴くのを一つかと
思います。
なかなか、そうした話をされる保険アドバイザーやFPの方がみえないかもしれませんが、
情報として知っておくと「なるほど」と思うものがあるかと思います。
老後資金の作成のために役立つお話をということで興味ございましたら
お気軽にお声がけください。
評価・お礼
アイロボットさん
2014/07/23 16:20回答ありがとうございました。
個人年金のほかにNISAを使った運用も検討しましたが、余裕資金ではないため、運用には不安があります。
井浪 啓之
2014/07/23 18:53評価ありがとうございます。
NISAだけでもなく、他にも様々な投資の種類はありますので
いろいろとお話を聞いてみるのがいいと思います。
投資についての考え方はどうしても我々日本人は疎いですから。
様々な可能性や方法などを聞いた上で、「誤解のない投資」を
おすすめしたいと思います。
仕事柄、様々なものを見ていますが、知らないことは多いですから。
興味ございましたらお気軽にどうぞ。
柴垣 和哉
ファイナンシャルプランナー
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老後資金の積み立て方について
アイロボット様、はじめまして。
柴垣FP事務所の柴垣と申します。
http://fp-shiba0315.jimdo.com/
老後資金の積み立て方は皆さんよく迷われることです。
できるだけご自身にとって精神的に余裕を持てる方法を選択していただくのがいいのではないでしょうか。
さて、「個人年金に加入する人はほとんどいないと言われた為、加入を迷っている」とのことですが、個人年金に加入する人がほとんどいないと言われた方の真意はわかりませんが、2%の物価上昇が目標にされている近年では「個人年金ではその物価上昇に対応できない」ことをおっしゃられているのかもしれませんね。
確かに今後の物価上昇を考えたら、個人年金の利率は高くないのかもしれません。
しかし、個人年金で積立をするメリットはございます。
それは、毎月一定額を引き落としで積立ができ、将来受け取れる金額がほぼ確定しているので老後の計画を立てやすい点です。
アイロボット様がこの個人年金のメリットに魅力を持たれているのであれば個人年金で積み立てても構わないのかと思います。
続いて、「老後資金の良い積み立て方」ですが、ご本人が何を良い積み立て方だと思われるかにもよります。
元本割れしにくい方がいいのか、多少リスクを取ってでも高い利率を目指したいのかにもよります。
一般的には10年以内に使用予定のある資金については元本割れしにくい、定期預金、個人向け国債、公社債投資信託、個人年金などが投資対象に挙げられます。
10年以上使用予定のない資金については、投資信託、株式、外貨預金などリスクのある商品を選んでも良いと言われています。
ただ、元本割れするのは嫌だという方にはこのリスク商品は合わないのかもしれません。
実際、元本割れするのが嫌な方がこういった商品に投資しているケースでは、毎日の価格変動に敏感になって不安を持っている方もいらっしゃいます。
アイロボット様もご自身ができるだけ不安にならない方法で積立を行ってみてはいかがでしょうか。
少しでもご参考になれば幸いです。
評価・お礼
アイロボットさん
2014/07/23 16:23とても勉強になりました。
ありがとうございます。
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