対象:お金と資産の運用
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老後のために60歳まで続けようと始めた月2万の投資信託
積立200万に60万の利益が出ています。
最近NISA口座を作ったのでそちらでも
月3万円をバランスよく組まれた商品に積立を始めようかと
考えているのですが今積立をしている投資信託のほうは手数料が高いので
これを解約してNISA口座で月5万円 やっていこうかと
思うのですが 今積み立てている投信がリーマンショックの頃からはじめたので
やめてしまうのがもったいないような気がして、なかなか解約できずにいます。
こういう場合どうするのが賢いでしょうか?
今の投信を解約したとして積み立てて来たお金はまた1からの積立がいいのか
ある程度の額を最初に入れてから毎月5万でやっていくのが
いいのかわかりません。 アドバイスをお願いします。
始めようとしている投信は 株式、債券、リート、(先進国、国内、新興国)を
バランスよく12.5%ずつ組み合わせてある商品なんですが
これ1本というのは危険でしょうか?
あゆくみさん ( 岡山県 / 女性 / 41歳 )
回答:2件
投資信託で利益が出たとき、どのように運用を続けるか。
あゆくみさんへ
こんにちは。利益が出ている投資信託の扱い、今のような時期だと悩むところですね。
現在の投資信託はどのようなものでしょうか。
過去の運用は、どのような時に値下がりして、どのような時に値上がりしたのでしょうか。
これから購入されるものは、過去の運用実績がありますか。
もしあれば、現在お持ちのものと比較されるとよいでしょう。新しい投資信託であれば、似たような運用をするものと比べてみます。
ネズミを捕る猫がよい猫であるように、手数料が高くても、運用成績の良いものはよい投資信託だと思われます。
運用成績に満足されているのであれば、現在投資をされているものは、そのまま継続するのがよいと思われます。運用を継続していれば、好調な時にさらに利益を上乗せできるからです。いったん売ってしまうと、利益の一部が税金で持って行かれます。
いったん売却してNISA口座で投資信託を買って非課税で運用するメリットと、今の投資信託を運用することによる運用益のメリットとを、どちらが得かといわれると、現在の投資信託の内容やあゆくみさんの運用に対する考え方(リスクをとこまで受け入れられるかなど)がわからないので、答えに悩みます。
NISA口座に入れている間は、どれだけ損失を出してもNISA口座以外の投資信託の利益と相殺することはできません。
新しい投資信託で運用するとして、一度に投資するか、徐々に投資するかですが、
損失を出したくないということが重要であれば、徐々に積み立て投資をするのがよいでしょう。
投資信託の選び方についてですが、
どれだけ上手に投資先や銘柄を分散をさせても、リーマンショックや東日本大震災といった大きなハプニングがあると、運用しているお金は大きく目減りします。
長く運用するにあたっては、値動きの面でお気持ちに合っているかどうかが大事だと思われます。結果的に1本になっても、それはそれでよいのではないでしょうか。
上津原マネークリニック 上津原 章
http://profile.ne.jp/pf/uetsuhara-fp
評価・お礼
あゆくみさん
2014/07/05 08:57税金のこと、成績がよいこと アドバイスいただいて色々考えて
今 積み立てているものは減額して60まで続けようと思います。
浮いた額を新しい投信にまわして積み立てをやっていこうと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
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「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
NISA口座の使い方
あゆくみ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
投資信託の積立200万に60万の利益が出ているとのこと、おめでとうございます。
仮に、200万を月2万で割り、8年4ヵ月の積立てとすると、年平均6%程度の利回りが実現できている計算になります。
もちろん、今後また、リーマンショック級の出来事があれば、一時的に利益が消えてしまう可能性もありますが、少なくともこれから始める人に比べて、先に進んでいることは確かです。
また、ご経験の中で、暴落等への対処の仕方、考え方なども、ある程度まで理解できたのではないかと思います。
さて、お尋ねのNISA口座の使い方ですが、確かに、バランス型ファンドもわるくはないです。
というのも、各資産クラスごとに、ファンドを購入すると、配分変更(売ってまた買う)ごとに、NISA枠を消化してしまうデメリットがあるからです。
実際、ISAの発祥の地、英国でも、ISA口座では、ファンド内で配分調整してくれるバランス型ファンドを買う人が多いようです。
ただし、マーケットの動向を見ながら、自分で配分を変更したい人にとっては、バランス型は、都合がわるい商品です。
NISA枠をあまり気にせずに、株式型、債券型、リート型など、それぞれのファンドを購入して、自分でリスクを管理するのもひとつの手です。
税金や手数料の前に、運用でプラスにすることが、当然ながら最重要です。
今積み立てている投信については、いったん積立をストップして、月5万をバランス型にする選択もあると思います。
今ある、260万は、そのまま保有する考え方です。
どんな投信かにもよりますが、分配金を出さないものであれば、60万を含み益にしたまま、課税を繰り延べられます。
一方、仮に260万の投信を今利益確定すると、NISA枠外(特定口座など)の運用分については、利益部分に約20%の課税があります。
昨年までは、約10%の課税で済みましたので、今になって利益確定すると、少しもったいない感じにはなります。
ここで結論を出すのは難しいですが、上記を参考にして、もう少し考えてみてください。
評価・お礼
あゆくみさん
2014/07/05 09:04アドバイスありがとうございます。
税金、成績を考えて 減額して続けていくことにしました。
新しい投信は
バランス型と株式、債券など自分で組み合わせてやっていこうと思います。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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