対象:お金と資産の運用
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一昨年アメリカから日本に帰国しました。その際、投資会社で投資信託の口座を作り、いくらかお金を残してきました。
そのお金の一部で、投資信託を買い、現在運用中です(15-20年後にしか売却できないものです)。利子分には、アメリカ側で毎年10%の税金(非アメリカ居住者用のパーセンテージです)がかかります。そして、毎年日本で税金の手続きをしなければなりません。
そこで考えたのですが、Tax-deferred の投資信託を購入すれば、上記の日本側での税金手続きを、売却するまで全くしなくてよいのでは、ということです。Tax-deferredなので、売却するまで利子に税金がかかりません。つまり、日本側の税金の心配をせずに、ずっと持っていられるのでは、、、と思いつきました。ただ、これだと、15-20年後に売却する際に、どれほどの税金がアメリカ側でかけられるのかが、わかりません。日本側での税金も心配です。
そこで質問なのですが、アメリカで購入した投資信託は、今税金を払ったほうがよいのか、後で払ったほうが良いのか、ということです。
質問のポイントですが、今税金を払った場合、
1.15-20年後の売却時に、利子についてはアメリカ側にも日本側にも税金を払わなくてよい(既に払っているから)?
2.キャピタルゲインには、アメリカと日本でどのくらいの税金がかけられるのか?
3.アメリカに住んでいないことで、キャピタルゲインへの税金が高くなる可能性はあるのか?
次に、後で払う場合(15-20年後の売却時)、
1.利子分の税金は、毎年税金を払う場合と同じパーセンテージなのか?それとも、まとめて後で払う方が高くなるのか?
賢く税金対策をしたいと思っていますが、なかなか知識が足りず、難しいです。どなたかお知恵を拝借できれば非常に助かります。
ありがとうございます。
A. Tanakaさん ( 東京都 / 女性 / 46歳 )
回答:1件
NISAはご存知ですか?
A. Tanaka様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
今後、アメリカに戻られるのか、運用資金はどれほどなのか、積極型の運用なのか、守り重視の運用なのか、家族構成、お仕事、ライフプランなどの情報がわからないので、アドバイスが難しいのですが、日本に暮らす居住者の場合は、どこの国で運用しようと、日本の税法にもとづき、日本で税金を払うことになります。
この点が大事です。
ですので、もし日本で暮らすのであれば、日本の税制をよく勉強された方がよいです。
国際的な二重課税を排除するための外国税額控除制度もあります。
また、基本的には、国内の証券会社でお取引されることをおすすめします。
その方が、申告・納税手続きなど、面倒なことになりません。
もちろん、売却するまで、課税の繰り延べができるタイプの投資信託は、日本にもあります。
海外の金融商品を取り扱う証券会社もあります。
あとは、今年から導入されたNISA(少額投資非課税制度)も調べてみてください。
上手く使えば、ほとんど課税されずに運用できる場合もあります。
通常は、利益部分に、約2割の課税がありますので、利用しない手はないと思います。
前提条件によっては、個人型確定拠出年金などの利用も考えられます。
こちらは、税制面でさらに有利になる可能性があります。
また、投資信託ではなく、外国債券で運用すると、税の取り扱いはかなり異なってきます。
外国債券は、今のところNISA対象外ですが、組み合わせでの利用も考えられます。
ご質問のポイントとずれてしまったかもしれませんが、日本で暮らすことが前提であれば、国内で販売されている金融商品をベースに検討しなおした方がよいかもしれません。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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