対象:新築工事・施工
はじめまして、これから新築を建てるのですが、もう図面確定後なので窓の追加などできるか?リビングの窓が165なので
小さくないか?と営業に聞いた所、斜光など設計士が考えてあるから大丈夫だと言われました
でもどうしてももう少し大きくしたいので窓の両側のクロスの筋交いの部分にガラスブロックか300×300の四角いFIXの窓を付けたいと検討していますが可能ですか?
またリビング横の和室の壁なんですが
柱が入っていなければ無くす事は可能ですか?宜しくお願いします
るいぽさん ( 千葉県 / 男性 / 38歳 )
回答:4件
設計変更と工費の変化
スタジオドゥカの畔柳です。
こんにちは
図面確定ということですが、図面が確定して工事金額が決まったということでしょうか?あるいは、確認申請済みで、確認済証が発行されているという様なことでしょうか?
それとも、まだ営業の方と話をしている段階で、これから、様々な図面等が出てきて工費が決まるという様な段階でしょうか?
工費等が決まり契約していたり、確認申請済みだという場合はどは、その変更により、工費も異なり、見積・契約金額が変化するかもしれません。
確認申請も、場合によってはやり直しになり、その申請やり直しの費用もかかる場合もあります。
窓を増やせば、工事費用も増えるでしょう。壁を無くすことは(できるかどうかは、その設計者にお尋ねになると良いと思います)、工事発注前でしたら、もしかしたら、減額になるかもしれません。発注後でしたら、止めたにもかかわらず減額にはならないかもしれません。
また、筋交いの入った構造壁に300角の開口ということは、やり方によってはできるかもしれません。
つまり、お尋ねの、窓の大きさを変更するとか、構造壁の開口をつけるとか、壁を取り払うということは、技術的にできるできないの問題というより、金額の変化があるかないかの問題に近いように思います。
技術的には、かなり多くのことができるはずです。
それを予算内でできるかどうか、あるいは契約金額を変えないでできるかということを、営業の方は考えると思いますし。その当事者の設計者等にお尋ねになるのが一番よいと思います。
ご参考まで。
回答専門家
- 畔柳 美知子
- (東京都 / 建築家)
- スタジオドゥカ建築設計室 管理建築士
時の変化を受け入れる揺るがない空間を
住宅/建築は、完成した瞬間から時の流れを受け、変化し、やがてオーナーのかけがえのない空間として熟成してゆきます。その為の空間を作るのが私の仕事です。また、特に、犬と暮らす住まいのアイデアをご提供しています。
中舎 重之
建築家
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採光窓の追加について
図面確定後と言うのは、審査機関への建築確認申請済みの事ですか。申請中ならば軽微な変更として届けて下さい。審査が完了しているのなら審査機関に変更届けとして再度、申請書類を提出します。手続きとしての費用が新規に発生します。
採光面積を拡大する話は可能です。窓の両側のクロスのスジカイ部でのFIXの窓は技術的には可能です。ただし雨仕舞等が煩雑になり賛成できません。窓の165cmとは幅の寸法ですよね。窓の上での高さは床面から180cmですか。であれば天井までの残り60cmでのランマが良いと思います。光は高い所ほど明るくて有利です。 ちなみに天窓は壁の窓より3倍も有効です。
和室の壁を取る話は、申請時の軽微な変更には当たりません。設計のやり直しに繋がるので今頃する話では無いでしょう。 従ってコメントは控えます。
以上です。 2014.6.5 中舎重之
小林 裕美子
建築家
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確認申請も済んで建築費が確定した契約後なんですか?
図面確定後の意味が良く分かりません。問題があるとすれば、構造上窓が設計以上大きく出来ないとか、確認申請が既に降りているので変更に時間がかかるとか、契約した金額では大きな窓に変えられないとか、変えられない理由はいくつか考えられます。
ただし、確認申請の変更届による時間の延滞や、金額の上昇を了承すれば変更可能と思います。構造上の問題だって、構造計算をして必要なら部材を増やして・・・など費用と時間が有れば多分解決できます。
営業の人がどんな立場か良く分かりませんが、技術的な問題は営業では分からないと思います。普通はそういうことは設計士と直接話してご希望に沿う様に設計変更してもらうのが一番良いと思います。
相談者さんのご希望に近い解決策はおそらく一通りではありません。家は一生の大問題ですから、費用も余り増額しないように変更する方法を設計士さんに模索してもらって、時間は多少我慢して、ご希望通りに変更されては如何でしょうか?
上村 美智夫
建築家
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図面確定後の窓等の追加・変更等について
はじめまして、PAO建築設計の上村です。
窓の両側のクロスの筋交いの部分とは、地震などの揺れに耐える耐力壁だと思われます。その窓を取り付けることにより無くなってしまう分の耐力壁を、他の部分で補うことが可能であれば、問題は無いと思われます。まずは、設計者に相談してください。
次に、リビング横の和室の柱の入っていない壁の件ですが、耐力壁ではない可能性も高いので、可能ではないでしょうか。これも設計者の方と相談する必要があります。
耐震性を高めるポイントのひとつに、耐力壁を住宅全体の中で、バランス良く配置するというものがあります。つまり、あまり大きな偏りを作らないということです。今回のことで、耐力壁の配置のバランスに問題が生じないかも併せて、設計者の方に相談してください。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
(現在のポイント:-pt)
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