トイプードルの行動について
2014/05/23 04:02トイプードル(オス2歳)の行動で困っています。
いつも散歩で会う中型犬(オス)にだけ、出会った途端に体の横から抱きつき、背中をまたぐと言うか…反対側へ乗り越えるという行動を何度もしてしまい、いくら注意をしても治りません。
この行動時に、マウンティングは一切する事はなく、両犬とも尻尾を振っています。
でも、最近は中型犬の子がその場にずっと立っているだけで(尻尾は振っていますが…)全く動かないため、うちのトイプードルが一人でウゥーウゥーと言いながら、中型犬に色んな角度からヒップアタックしてぶつかっては瞬時に離れ、またすぐにヒップアタックをしてといった行動もするようになりました。
あまりに何度もして凄い時は、両犬を離すのですが、離せば中型犬の子から近寄ってくるので、この行動は犬同士が遊んでいると思っていいのでしょうか?
周りに同じような行動をしている犬を見かけた事がないので、やめさせた方がいいか?放っておいていいか?がわかりません。
このような行動をする理由などが知りたいので、教えていただきたいです。
よろしくお願い致します。
hiaroさん ( 大阪府 / 女性 / 38歳 )
回答:2件
オスの犬の行動
hiaroさんのワンちゃんは、結構チャンレンジ精神があるのかもしれませんね(笑)ワンちゃんは、人間と違って物の考え方がシンプルです。あの人好きかもとかではなく、あの犬偉そう、あの犬強そう、のレベルです。向こうのワンちゃんはかなり強いのです。強いワンちゃんはあまり動かずに、いわゆる堂々と立ちます。堂々と立つことにより、自分の強さを強調しているのです。それに対して、hiaroさんのワンちゃんは、「いや、俺の方がきっと強いぞ。ほら上に乗ってるぞ、お前はどうする。」と挑発行為をしています(笑)
しっぽを振る=喜んでいる のではありません。攻撃的な時にもしっぽは上で振りますし、自分の強さを強調したい時も振ります。この2匹のワンちゃん達は強さの示しあいを違った形でしています。
それをやめさせた方が良いか。これはワンちゃんのコミュニケーションの一つなので、無理矢理やめさせる必要はないと思います。しかし、ここでhiaroさんが「やめなさい」と言ってやめさせることができるかどうかが大事です。相手のワンちゃんは攻撃的ではなさそうですが、これが万が一攻撃的に強さを示すワンちゃんであれば、hiaroさんのワンちゃんが危ない事になってしまう可能性もあります。そこで、hiaroさんがリーダーになり、何かあった時にワンちゃんを止めてコントロールができればワンちゃんの安全をいつも確保できるのです。
ワンちゃんは人間社会で何が危ないか、何をしてはいけないかがわかりません。例えば、公園で落ちているおいしそうな肉団子には、もしかしたら毒が入っているかもしれません。それが分かっているのは人間であり、犬ではありません。そのワンちゃんを守るためにも、そういったワンちゃんが飛びついて行ような時にでも止めることができるかどうかが、ワンちゃんの安全のために重要なことです。hiaroさんのワンちゃんはとっても明るい友好的なワンちゃんのようですが、ワンちゃんにとっての幸せは群れの誰か他の人がとっても強くていつも群れを守ってくれていると言う安心感です。強いリーダーになってワンちゃんをこれからも守ってあげて下さいね。
回答専門家
- 川添 千絵
- (犬の問題行動解消セラピスト)
- バークバスターズ ジャパン 代表取締役
問題行動がある犬と飼い主さんをハッピーにできるしつけです。
ワンちゃんが大好きで始めたお仕事ですが、今はもっともっと好きになってます。ワンちゃんも飼い主さんもハッピーになってもらえるのは、本当にうれしいです。餌を使うことなし、無理矢理押さえることもなし。年齢や問題行動問いません。
犬同士のコミュニケーション
獣医師で犬のしつけインストラクターをしている千田純子です。
私のしつけ教室ではノーリードのグループトレーニングをしています。つまり、リードをつけないで、他の犬と遊ばせながら飼い主の指示に従えるようにトレーニングしています。その中で子犬の時にあまり犬同士遊んだ経験のないワンちゃんの中に、興味があって近づいていくけれど、上手く遊べないワンちゃんを見ることがよくあります。上手く指導してあげれば、そういうワンちゃん達も上手く他の犬達と遊ぶことができるようになりますが、相手によってはケンカになることもあります。
お話の状態だと、相手のワンちゃんがよく社会化ができていて、遊ぶのが上手で、まだ上手く遊べないhiaroさんのワンちゃんも受け入れられているのではないかと思います。ただ、興奮してくると、ケンカに発展してくることはよくあることなので、飼い主さんが制御できるレベルで呼び戻しをして、落ち着かせながら遊ばせる方が良いと思います。
生後5ヶ月を過ぎれば犬同士の遊びがケンカに発展することはよくあることです。犬のケンカを止めようとして飼い主が噛まれることも非常に多くあることなので、飼い主さんの責任の持てる範囲で遊ばせることが必要だと思います。
ただ、そのワンちゃんも遊び友達が欲しいのでしょうね。飼い主さんたちが合意の上でけがのないように上手に遊ばせてあげてください。
評価・お礼
hiaroさん
2014/05/26 02:17回答を有難うございました。
犬同士のコミュニケーションという事で、喧嘩にならないようにちゃんと様子を見ながら遊ばせてみようと思います。
大変参考になりました。
また質問をした際は、よろしくお願い致します。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
千田 純子が提供する商品・サービス
愛犬や愛猫を理解し、困った行動を改善するお手伝いをしていきます。
犬や猫の行動にお困りの飼い主さんにアドバイスしています。
(現在のポイント:-pt)
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