対象:リフォーム・増改築
築22年の中古住宅(木造2階建)を全面リフォーム後、居住2年。昨年秋の台風時の豪雨で1階リビング天井より漏水(漏水個所直上はバルコニー。バルコニーもリフォーム時にFRP防水加工済)。施工業者(漏水診断資格無し)に原因調査対策を依頼、散水試験を行ったが漏水個所は特定できず。屋根が原因ではないかとの施工業者の判断で全面張替を実施(3月実施。コスト260万)。しかし、張替後の大雨で同じ個所から漏水。施主からのバルコニー笠木部分が原因ではないかとの指摘で、該当部位を集中調査したところ、漏水個所と特定。
にも関わらず施工業者からは葺き替え工事費用、およびバルコニー補修追加費用を請求されている。そもそも専門の診断士を呼ぶことなく屋根が漏水の原因と判断し、張替工事をおこなったのは業者の診断ミスであり、施主の指摘が無ければ工期はさらに長期化、余計な経費がかかったのではないか?業者の言い分としては施主が瓦の意匠を変更したいという要望があったというが旧瓦と新瓦もコスト的に同じといわれたので、それなら意匠も変更しようかという話であっただけで、そもそも屋根を張り替えることが無ければ意匠を変更する意図は無かった。また漏水原因特定まであまりに長期化(半年)したことに加え、屋根が原因で無いことが判明して以降も原因特定に手間取る間、プライベート時間を制約される等、受けた精神的苦痛は大きい。こういったケースの場合費用負担はどのように判断すればいいのでしょうか?ケースバイケースでしょうがアドバイスお願いします。こちらとしてはバルコニー補修費は理解できても、そもそも必要の無かった屋根葺き替え工事費用は負担したくありません。
h-sadaさん ( 兵庫県 / 男性 / 47歳 )
回答:1件
田中 徹正
リフォームコーディネーター
4
どこかで折り合いをつけて示談を。
はじめましてトーシンリフォームの田中と申します。
さて、ご質問の件ですが、大変に困難な状態のようです。
ここで一番の問題は、業者の施工によって新たな雨漏りが発生したのではなく、もともとあった雨漏りが直らなかったという事です。
つまり、施工ミスではなく、必要のなかったかもしれない工事をしてしまったという事になります。
屋根の工事費用を負担したくないお気持ちはとてもよくわかります。
しかし、屋根の工事代金を払わないというのは認められないでしょう。
雨漏りが止まらなかった場合は全額返金などの約束がなされていれば別ですが、そうではなさそうですので、かなり困難かと思われます。
ただ、業者の未熟さは否めませんので、屋根の工事による利益は全額お客様に返金というのが折り合いをつけるラインかと思います。
請け金額にもよりますが、2割は間違いなく利益でしょうから、その分くらいは求めてもよいのではと思います。
精神的苦痛等々も心情をご察し致しますが、困難でしょうし、認められたとしても数万円でしょう。
バルコニーに関しては、施工上のミスという事になる可能性があるので、雨漏りで汚損した内装部分があればその部分は業者の保険で修繕が出来る可能性があります。
ただ、もともとあった雨漏りなので、適応になるかどうかは微妙な所です。
事前の説明がどのようなもので、どのような書類があり、契約がどのように交わされたのかというのが大きく左右することになると思います。
泣き寝入りに近くなってしまうかもしれませんが、幾ばくかの返金にて示談をするというのが最良なのではと考えます。
本当に本当に苦しいお立場かと思いますが、頑張ってください。
株式会社トーシンリフォーム 代表取締役 田中徹正
お気軽にお問い合わせ下さい!
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相模原・町田の外壁塗装&リフォームは (株)トーシンリフォーム で決まり!
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評価・お礼
h-sadaさん
2014/05/24 20:57客観的かつ分かりやすいご説明いただきありがとうございました。都度記録、覚書などを残しておくことでお互い確認しながら進めることの必要性を今更ながら感じました。勉強になります。今後粘り強く交渉し落としどころを探してみます。
田中 徹正
2014/06/02 10:38ご評価ありがとうございます。
忍耐のいる作業にはなるかと思いますが、頑張ってください。
何かご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。
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