住宅購入、大学進学資金

まめだいふくさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『頭金１５００万円で３５００万円から４０００万円の物件の購入を検討していますが、
子どもたちが同時期に大学進学し、この価格帯での住宅購入は厳しいでしょうか？』
につきまして、

例えば、物件価格３５００万円につきまして、
頭金１５００万円、借入金額２０００万円、ローン金利１．０％・２０年返済とした場合、
毎月の返済額は９２，０００円ほどとなります。

また、ご主人様がこのあと６５歳まで収入を確保できれば、
完済年齢である７０歳までの残り５年間分を何とか出来れば、
マイホーム購入も夢ではありません。

まめだいふくさんのことですから、
きっとお子さま方が大学に進学した場合の教育資金について、
既に把握していると思われますので、

・教育資金
・住宅ローン返済

などを考慮したうえで、
繰り上げ返済はどれくらい出来るのか。
また、退職金の取り崩しなども考慮したうえで、
住宅購入が可能かどうかご検討ください。

具体的にはキャッシュフロー表などを作成したうえで、
シミュレーションを行ってみないと適切な判断は出来かねますが、
住宅ローンを組んで住宅購入と、
お子さま方の大学進学資金は何とかなると思われます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/

はじめまして、ＦＰ Office Tomorrowの代表の下村と申します。

頂いた情報を基に、短期的には問題ないかと思います。

しかし、中長期的には少し心配です。

理由は、現在のご年齢が５０歳という事ですので、借入期間を
６０歳、６５歳までとすると返済も楽ではございませんし、
老後の貯蓄を妨げる事にもなります。

住宅ローン自体はもっと長期間で組む事ができますが、
いくら借りる事ができるかではなく、いくらなら返済してい
事が可能かを考えると不安要素です。

実際は退職金の有無や退職後の収入などによっても変わって
きますので、ご購入される場合は長期的な資金計画をご確認
のうえ購入される事をお勧め致します。

ＦＰ Office Tomorrow 下村 啓介
（http://www.fp-tomorrow.com/）