対象:不動産売買
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平井 寛
ファイナンシャル・プランナー
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ライフプランを考えて、住宅ローンが必要か考えてみてください
ファイナンシャル・プランナーの平井です。
現金で不動産を購入することと、住宅ローンを利用して不動産購入する場合、質問にあるように不動産売買におけるリスクの違いは基本的にはありません。
売買を仲介業者さんに依頼されるということですので、売買契約書、重要事項説明書についてもきっちりと対応いただけると思いますので基本的には心配はないかと思います。中古の物件の大切なところは、「きちんと登記を完了することができるのか」、「建物のカギをもらって、きちんと引き渡しを受けることができるのか」という事が確認できた上で、現金で決済をすることになります。
相談者の方の年収や預貯金、生活のライフスタイル等が判りませんが、現金で購入しても今後の生活に十分な預貯金(人によって異なりますが、例えば1000万程度)が残るのであれば、現金で購入することを勧めることができます。ただ、中古の物件であれば、今後のリフォームの費用や子供の教育費、自動車の購入などこれから必要なお金を考えた上で、判断されるのが良いかと思います。
住宅ローンのメリットは、現時点では金利水準が非常に低いこと、住宅ローン控除等、税制上の優遇を得ることができますので、将来ローンで自動車の購入を考えていたり、子供の志望先によって、教育費が思ったより多く必要になる場合などが考えられるのであれば、住宅購入時にローンを組んで、こういった将来の問題が整理できた時に、繰り上げ返済等を行うことも考えられます。
現金で住宅購入を行う事が出来るといっても、ライフプランの中においては大きなお金が動くことになりますので、ご家族のライフプランを考えて、現金購入が良いのか、住宅ローンを組む方が良いのかを考えてみてください。
評価・お礼
tai1221さん
2014/01/28 23:05非常に分かりやすく的を得たご回答ありがとうございました。売買上のリスクではなく、むしろ現金決済後のライフイベントなどを意識しても資金繰りが問題ないかについて念のため再度検討の上、決めたいと思います。ありがとうございました。
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