対象:ペットの医療・健康
2013年8月に、左耳の外耳炎と
咳がひどいため、病院に連れて行き、
点耳薬と抗生物質で治療。
9月に、右側の瞬膜が
出っぱなしになっている事に気付き、
同月下旬には、ニャーと鳴くときに
右側の口が上がらないことから、
顔面麻痺を疑い、再度病院へ。
「少し強い薬ですが」と、麻痺用の粉薬を処方されたものの、効果なし。
それから食事の量が激減し、
舌半分も麻痺しているため、水がうまく飲めず、
急激に痩せたので、11月に別の病院へ。
脱水していたため、皮下点滴と、
ステロイドを3日から5日置きに投与。
併せて、8月に外耳炎をしていることから、
中耳炎による麻痺の可能性有りとして、
耳の洗浄も同じサイクルで実施。
その度に右側への斜傾がひどくなるが、
右耳だけが汚れ続けたため、
耳の洗浄は継続実施。
12月には、支えないと歩けなくなり、
今月に入ってからは、右手(肘より前)が麻痺し、
右足もうまく動かせないため
寝たきりの状態になりました。
どんどん麻痺の範囲が広がっているため、
心配でなりません。
また、内臓疾患はないため、
麻痺さえなければ、元気に動けるのに、と思うと
可哀想でなりません。
ノラの成猫から飼うようになり15年が経ちますが、
はっきりした年齢は不明で、雄猫です。
何か有効な治療法はないでしょうか?
よろしくお願い致します。
わいんわいんさん ( 鹿児島県 / 女性 / 36歳 )
回答:1件
Re:猫の麻痺について
外耳炎から中耳炎・内耳炎を起こすとその周囲の神経へ炎症が波及することがあり、瞬膜が突出したり首を傾げたり(斜頸)といった症状がでることがあります。
これをホルネル症候群と言いますが、この場合は通常悪い耳の方に首を傾げたり、同じ方向の眼に症状が出ます。また、顔面神経の麻痺も起こることがあり、表情筋や瞬きなどに異常が見られます。
しかし、舌の麻痺・飲み込みの悪化、前肢の麻痺などはこれだけでは説明がつかない症状も見られているように思えます。
起立困難などもあることから、脳内に病変がある可能性が高いと思われます。
治療法は原因により異なりますので、ご状態が許すならば、神経学的検査、FIV(猫エイズ)やFeLV(猫白血病ウイルス感染症)・猫伝染性腹膜炎・トキソプラズマなどの脳神経に異常を起こす感染症の検査、MRIなどの画像診断を行い、原因に応じた治療を選択する必要があると思われます。
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