対象:住宅設備
2地域の新築時暖房設備についてご相談させて頂ければとおもいます。
新築予定地は2地域ですが冬場は最低気温氷点下10度、最高気温が氷点下がある地域です。隣市は1地域があります。
状況は
38坪、総二階建て。吹き抜けなし。
都市ガスが引ける。
断熱は基礎断熱、壁100mm吹付け、天井ブローイング300mm。
サッシは樹脂orアルミ+樹脂、LOW-EかLOW-Eのガス入り、どれになるかはまだきまっていません。(予算上)
環境は子供が小さく専業主婦がおります。
上記の場合何が妥当でしょうか?
建設会社は蓄暖のみで見積もっていますが、これから先をの電気代を考えると不安になります。
個人としては1Fのみ蓄暖、2Fはエアコンかガス温水ルームヒーターがいいのかな?と考えております。
エアコンはこの地域で暖房として使えるかの疑問点がありますが夏も冬も使えるメリットもあると思います。ガス温水ルームヒーターは長い目で見た時の配管メンテ等気になります。
専門家の方々の意見をお聞きしたいと思います。
よろしくお願い致します。
ライターさん ( 岩手県 / 男性 / 33歳 )
回答:1件
極寒地の暖房
はじめまして
昨年、仕事で岩手県花巻市にお邪魔し今月末は大槌へ行く予定があり、岩手の厳しい環境は身を持って感じております。
岩手県でも久慈市、八幡平市、葛巻町、岩手町、西根町が1地域であるように、2地域をギリギリ満たす数値より出来れば余裕を満たしたいところですね。
サッシにおけるヒートブリッジ対策(外気温が室内に伝わる現象)はお考えのようですので、できるだけ気密性を上げる方向でご検討されると暖房効率もより上がります。
暖房機器に関してですが、青森・秋田など積雪地域に仕事でお邪魔して感じたのは、冬季の太陽光発電が望めない(パネル上に積雪で)ので、ガスで発電できる「エネファーム」の導入率が高かったことです。
エコキュートなどに比べ、イニシャルコストが高めですが、夏にエアコン 冬にガスヒーターを使用するご家庭には今後の省エネ住宅として目指すには適していると思います。
小さなお子様が居られるということで、在宅の時間も長いでしょうし、ほこりによるアレルギー対策としては、できればオイルヒーターなど輻射暖房を導入したいところだと思いますが、オイルヒーターは局所向け暖房で広い面積は極寒地には適さず3地域どまりだと感じます。
ガス温水ルームヒーターも魅力的ですが、せっかく新築されるといことですので、ガス栓と排気口を2階に設け、FFガス暖房機を邪魔にならないところに設置する案もお考えになられては如何でしょうか(^^)
ご参考になれば幸いです。
やすらぎ介護福祉設計 斉藤
評価・お礼
ライターさん
2014/01/11 12:11斉藤様
回答頂きどうもありがとうございます。
エネファーム系はまだまだ高く感じますので
LDKのみ蓄暖で2F各部屋はガス系統の暖房で考えてみたいと思います。
どうもありがとうございました。
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
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