対象:ペットの医療・健康
初めて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
今年の10/6に6か月齢くらいの子猫を保護しました。
病院にはまだかかっておらず、ワクチンなどが未だの状態です。
その子の顎と首の境目、舌の根元の 人間で言うと唾液線の様なところにしこりができています。
全部で四つ右に横並びで2つ(外側が大きい)、左に横並びで2つ、喉仏をはさみ両側にあります。
大きいのは1.5cm弱 硬いグミのようなかたさ、他の3つは1cm グミのようなかたさです。
保護時はおおきいのが1cm グミのようなかたさ。
他の3つは0.5cm豆腐のようなかたさでした。
保護から1ヶ月で体が大きくなるにつれしこりは大きくなりましたが、今は、しこりの大きさに変化は無いように思います。
しこりはさわってもつまんでも痛がらず、気持ち良さそうに撫でさせてくれます。
しこりはどの様な事が考えられますでしょうか?
駆虫等はしない方がいいでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
補足
2013/11/18 04:53保護当時の状況は、漁港にいて釣人から魚をもらって暮らしていた様子。
当日もサバ20cmを6匹骨ごと食べていました。
左前足と右のお尻、腰辺りに2cmほどの傷があり、猫同士の喧嘩か 釣り針が引っ掛かったかという感じでした。今は完治しています。
耳、目、口のなか、爪、毛はとてもきれいです。目やにもありません。
便も、固すぎず柔すぎず良い立派な便です。
尿もしっかり出ていて、食欲もあり、いっぱい遊んでくれて元気なように見えます。
他にチェックするところはありますでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
拾い猫プゥーさん ( 北海道 / 女性 / 33歳 )
回答:2件
首のしこりに関し
はじめましてアレス動物医療センターの沖田と申します。
実際は診てみないとなんともとは思うのですが、文面からの想像で書かせていただきます。
参考程度にお考えください。
場所としては頚部のリンパ節の可能性が高いのではないでしょうか。
もしそうだとして、これが正常な範囲内のものであるか、あるいは何らかの近辺組織の炎症を反映しているのか(口内炎や、近くに外傷があったり)は、やはり診察してみないとなんともというところです。
リンパ腫などの腫瘍関係は年齢的には可能性は低いと思います(絶対ないとはいえませんが)。
外で暮らしたことのある猫さんの場合、たとえ便が正常で、元気食欲があったとしても、寄生虫を持っていることは多く、また寄生虫は便検査を2,3回した程度では発見できないことも多いです。
すでに病院での検診はお済みかもしれませんが、便検査に関しては、しつこいくらいに繰り返しておいたほうが良いと思います。
外の猫さんを保護した場合問題になるのが、寄生虫、伝染病、ノミ、ダニあたりが主かと思われます。
評価・お礼
拾い猫プゥーさん
2013/11/21 17:55つたない説明なのに回答してくださりありがとうございました。
しこりが悪性ではないかもと言うことで安心しました。
こんなにも大きいしこりをさわったのは始めてで、しかも4つもあって動揺していましたが、少し安心できました。
冷静になってこれから駆虫等していきたいと思います。
ありがとうございます。
回答専門家
- 沖田 将人
- (富山県 / 獣医)
- アレス動物医療センター センター長
地域に密着したワンランク上のホームドクターを
アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。
Re:首と言うか唾液線の様なところ?のしこりについて
質問内容から疑われることはリンパ組織の過形成、リンパ節炎、リンパ水腫、唾液腺炎、唾液腺嚢種、皮下膿瘍などがあります。いずれも下顎から頸部にかけて腫瘤(しこり)を形成します。
リンパ組織の過形成、リンパ節炎、唾液腺炎、皮下膿瘍は感染によるものが一般的です。
感染とは細菌、真菌、ウイルスなどがあります。保護猫ということもあり、感染は疑わしいと考えます。
リンパ水腫は先天性の例もありますが、外傷、感染でも起こりえます。先天性の場合、頸部リンパ節のみでなく、全身にむくみとして認められることが一般的です。
唾液腺嚢種は多くは外傷により起こりますが特発性(原因不明で突発的)に起こることもあります。
上記の病気では通常、食欲不振、呼吸困難などの全身症状が生じることが一般的です。さらの腫瘤(しこり)が大きくなり、上記の症状が出る可能性もありますので、早い段階でお近くの動物病院を受診されることが良いでしょう。
腫瘤(しこり)の精査とその他一般状態を確認するために、寄生虫感染を確認する便検査や、エイズと白血病などのウイルス検査など各種検査を獣医師と相談の上実施することをお勧めいたします。
(現在のポイント:-pt)
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