対象:ペットの医療・健康
はじめまして。猫の肛門線について相談させてください。
飼い猫(雌・5歳)の様子が急におかしくなり(階段をスムーズに上り下り出来ないなど)、
病院で診てもらったところ、肛門線がつまっていたことがわかり、絞ってもらいました。
その後数日で元気になり、普段通りに動けるようになりました。
そして一ヶ月後の検診で、また肛門線を絞ってもらったのですが、
今後一ヶ月~二ヶ月くらいのペースで定期的に絞ったほうがいいと言われてしまいました。
今まで肛門線を絞ったことはなく今回が初めてなのですが、
絞る様子を見ていたら指を奥まで入れて、
猫も普段とは違う声で鳴きとても嫌がっていて、見ているこちらが辛くなるほどでした。
病気の予防で肛門線を絞ることはしょうがないことなのかもしれませんが、
猫の嫌がり方を見ていたら、今後定期的に肛門線を絞ることになったら
猫にとって精神的にとても負担になるように感じました。
ちなみに、一ヶ月後の検診で絞ってもらった後、
今までよりも猫が肛門付近をよくなめるようになりました。
時々自分のしっぽを見ておいかけたりもしています。
今まではあまりなかった光景です。
こんな様子も気がかりなのですが、今後、定期的に肛門線を絞る必要が本当にあるのか、
悩んでいます。
他の病院で一度診てもらおうと考えていますが、何かアドバイスありましたらお願いします。
猫助さん ( 東京都 / 女性 / 43歳 )
回答:1件
Re:猫の肛門線
本来、肛門嚢腺の分泌物は、排便時や興奮時に自分で排出しています。
しかし分泌物が異常に固かったり、排出する力が弱かったりする場合や、何らかの原因で開口部が閉塞してしまった場合に、溜まり過ぎてしまって違和感を訴えるようになります。
細菌感染により炎症がおきると膿がたまって、破裂を起こすこともあります。
定期的に絞る必要性やその頻度は、猫によって異なります。
同じような症状が今後再発する場合には必要と考えます。
今回のような場合も、定期的に絞っておくのが理想的であるとは思います。
ただ、肛門嚢腺を絞ったあとに気にするなどかなりのストレスとなっているのであれば、何回かはチェックをしてもらい、毎回溜まっているのであれば続けていく、そうでない場合には徐々に間隔をあけていく、というのも選択肢の一つであると考えます。
実際に必要かどうかについては、診察をされている先生でないとわからないと思いますので、もう一度相談していただくことをおすすめします。
評価・お礼
猫助さん
2013/10/09 22:49回答ありがとうございました。
参考になりました。
肛門付近をなめたり、しっぽを追いかけるなどの行動は、
やはりストレスからきているのでしょうか?
あと、肛門線は指を奥まで入れないと絞れないものなのでしょうか?
もっと軽くやってもらう方法はないものなのでしょうか?
処置後に限って、肛門付近をなめたりしっぽを追いかけたりするのであれば、
肛門嚢腺を絞った刺激による行動である可能性が高いと考えられます。
1時間程度でおさまるのであればそれほど心配はいりませんが、
続く場合には診察を再度受けたほうがよいと思います。
肛門嚢腺の絞り方について、一般的に猫では肛門の奥まで指を入れず外側から絞る方法で行ないますが、
肛門嚢腺の性状によっては奥まで指を入れないと絞れないケースもあると思われます。
実際に診察されている先生でないと判断がつきませんので、ぜひご相談されてみてください。
(現在のポイント:-pt)
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