対象:家計・ライフプラン
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将来が不安で仕方なく、家計診断をお願いしたいです。
母子家庭で現在実家に戻り母親60歳、無職で遺族年金で生計をたててます。と私32歳、子供二人9歳と6歳の四人で生活しています。
養育費は今のところ支払いが滞っている状態でこの先も当てにはできません。
手取り22から24万程度出費
実家に入れる分 4万
積立て 3万
学資保険 3万
子供かかるお金 3万7千円
通信費 1万2千円
車費 1万円
食費、日用品、その他雑費→6万
現在の貯蓄額は60万程度です。
ボーナスは年間で60万程で、全て貯金していく予定です。
子供手当ても全て貯めていく予定です。
母子手当ては収入がある程度あるため、支給されません。
また、資格をとるために母親から500万程借りていてこの返済は期限がないので余裕があるときにちょっとずつで良いといわれてます。もちろん返済するつもりです。
子供たちは、どうなるかわかりませんが、高校までは公立一本で行ってもらうつもりですが、その後の進路は私立系の大学や専門学校もありえると考えています。
今のような状態でこの先もやっていけるのでしょうか?
不安で仕方ないので家計診断をお願い致します。
みみみんさん ( 京都府 / 女性 / 32歳 )
回答:2件
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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家計診断について
みみみんさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『今のような状態でこの先もやっていけるのでしょうか?』
につきまして、
みみみんさんの手取り月収金額を22万円とした場合、
手取り月収金額22万円に占める学資保険も含めた毎月の貯蓄金額の割合は、
27.2%ほどとなりますので、
貯蓄水準としては既に高い水準になっていますので、
これからも実行可能な範囲内で、
今の水準を維持していって頂ければ十分な水準となります。
また、他の家計支出項目も拝見いたしましたが、
特に過剰と思われる支出項目は見あたりませんので、
みみみんさんの場合、家計はしっかりと管理されています。
尚、毎月の貯蓄金額とボーナスの60万円を毎年貯蓄した場合、
年間貯蓄額は96万円も確保できることになります。
年間貯蓄額につきましては、
今後、お子さまの成長に合わせて基本生活費が増加していったり、
教育資金負担の増加に伴い、今の貯蓄水準を維持していくことが難しくなるかも知れませんが、
出来るだけ今の貯蓄水準を維持出来るように頑張ってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
藤 孝憲
ファイナンシャルプランナー
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家計につきまして
みみみん様、初めまして。
ファイナンシャルプランナーの藤と申します。
手取り額22万円で、毎月24万円程度の出費ということでよろしいでしょうか。
(手取り額22~24万円程度という意味かもしれませんが・・・)
出費の合計は変動あると思ますが、ご提示いただいた金額を足しますと21.9万円となります。手取り額ギリギリでやり繰りしているとしてご回答させていただきます。
毎月の積立が3万円、学資保険で3万円と毎月6万円、手取り額の27%貯蓄されていますし、賞与も全額貯蓄されるとのことですので、とても頑張っていらっしゃるというのが率直な感想です。
家計が厳しくなる時期は、末子の大学入学から卒業するまでです。大学にしろ、専門学校にしろ、高校卒業後の学費をどのように準備していくかがポイントになります。進路を大学として、必要額を想定しておきたいと思います。なお、物価変動は加味しておりません。
学資保険の3万円は負担が重いですが、解約すると支払保険料より少なくなってしまいますので、継続することになると思います。保険料3万円ということから、受取額は300万円×二人分になるのであれば、私立文科系大学費用程度になるかと思います。
文科省の平成24年度調査によりますと、私立大文科系の初年度納付金が1,153,279円で、四年間で3,862,122円となります。学資保険との差額から、貯蓄目標額として、「100万円×二人分」としておきます。
第一子が高校を卒業する9年後までに、賞与貯蓄で60万円×9=540万円、その3年後の第二子卒業までに60万円×3=180万円となり、高校卒業後の学費に充てられると思います。
まずは、大学費用として200万円(残り140万円)を目標に貯蓄します。順調に行けばあと3年(賞与)で貯められます。
また、第二子が卒業するまでに、車の買い替えがあるかと思います。可能であれば、ローンを組まず、大学費用の初期目標額200万円貯められた後に準備したいところです。
次に、毎月3万円の積み立てですが、3万円×12か月×9年間(第一子入学まで)=324万円になります。今後お子様が大きくなるにつれ、食費や被服、履物代などが増えると思いますので、積立額は減るかもしれません。また、この積立額が児童手当の額ですと、ここまで貯まりません。この積立は将来の生活費上昇に備えたものと考えます。
賞与は経営状況に影響しやすいと思いますので、計画通りにいかないことも考えておく必要があります。その場合、奨学金を利用することも選択肢に入れておきます。
まとめると、毎月の収支が赤字でなければ、とりあえず、お子様が独立するまでに支出が大きくなる時期を想定し、準備しておく必要があります。その項目と金額は、
・大学入学時期(在学中も) あと200万円
・車購入 250万円程?
・緊急的支出 手取り額×6か月~12か月分
となります。
第一段階 200万円(大学費用or緊急用資金) 3年後目標
第二段階 200万円(大学費用) 6年後目標
第二段階まで貯めることができれば、大学費用(200万円)と緊急用資金(200万円)をそれぞれ分けて管理でき、よほど大きな緊急支出でない限り、大学費用は確保できるかと思います。第二段階の200万円は車の購入に必要かもしれませんので、車を購入する場合は、さらに3年延びることになります。
お母様へのご返済は、早くても目標の貯蓄ができた後にしてもらえれば良いかと思います。
今はまだ貯蓄額が十分ではないため不安に感じられるかもしれませんが、大学費用(緊急用資金)分の貯蓄ができるとゆとりが出ると思います。支出項目に目立った無駄はなさそうですし、貯蓄もできています。大きな物価上昇や大幅の収入減がなければ、やっていけると思います。
あとは、みみみん様が病気やけがなどで収入が減った時が心配です。医療保険や共済の加入でリスクを軽減することができます。
以上が私の回答です。
ご参考にしていただければ幸いです。
評価・お礼
みみみんさん
2013/09/01 16:44とても解りやすく説明していただいてありがとうございます。
ちょっと安心しました。
この目標額を参考に気を緩めず頑張っていきます!!
本当にありがとうございます。
藤 孝憲
2013/09/01 18:41評価ありがとうございます。
不安な場合でも、具体的に目標を立てると明確になり、もやもや感はなくなります。
今後も気になることは、目標額、貯蓄期間、貯蓄目的をしっかりと決めてみてください。
(現在のポイント:-pt)
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