対象:投資相談
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良い点と悪い点を比較するのは正解です
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mayuaya様 バームスコーポレーションの杉山です。
良い点は(営業トークと同じですが)
☆ 利回りに対する最低保証がある
☆ 利回りがさらによければ、保険金や解約返戻金が増加する
悪い点は
☆ 必要な資金は円建てなのに保険料支払いや保険給付はドル建て、つまり、不要な為替リスクがある
☆ 運用は米国債中心なので、投資として考えれば米国債に投資すればよい
☆ 米国の金利が引き下げられようとしている現在のタイミングで加入すると得ではない
mayuaya様が判断されるとき考えていただきたいのは、
□現在の円金利は低いものですが、日米の金利が逆転したとき、それでもその保険は魅力的ですか?
□為替が急激に円高になったとき、それでもその保険は魅力的ですか?
ということです。
保障を優先して考えるのであれば、普通の、有配当(円貨建て)終身保険も比較したほうが良いでしょう。
投資を優先して考えるのであれば、投資信託も比較したほうが良いでしょう。
外貨建て保険についてはこちらに詳しい記事を掲載しています。少し難しいかもしれませんが、参考になれば幸いです。
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投資先商品をダイレクトに購入したらいかがでしょう。
はじめまして、FPの岩川と申します。
この保険は、円建ても、ドル建ても、内容は同様です。
最低解約金、最低死亡保険金が保証され、運用の結果によりリターンが増加するというものです。
では、どうして、円建ての予定利率より、ドル建てが高いのかというと、
この保険の運用部分を考えると良くわかります。
主な運用先は、国内債券です。
円建ての積立利率変動型終身保険の場合
日本の国内債券と言えば、日本国債です。ちなみに10年で1%程度。
ドル建ての積立利率変動型終身保険の場合
米国の国内債券と言えば、米国国債です。ちなみに10年で5%程度。
ドル運用の良し悪しでなく、単純に投資先商品の金利が高いということです。
ただ、ドル建ては、金利が高くても、最終的に円に転換するのであれば、当然、為替によるリスクが発生します。
整理しますと、
運用を目的に考えてドル建て終身保険に加入するのであれば、その保険の運用先でもある米国国債をダイレクトに購入したほうが、コストも安く、運用結果もその分だけでも良くなります。当たり前ですね。
同じリスクなら、コストが安くリターンが高い手段を選択するのは当然です。
保障の目的を考えた場合ですが、
国内で加入できる終身保険で、最も割安な保険料は、変額終身です。
保険会社により異なりますが、ドル建ての積立利率変動型終身保険より、割安に準備ができ、長期の物価上昇にも対応できます。
保険で貯蓄は有効と考えている人は少なくありません。おそらく、昔、昔、簡保の養老保険の良さが、今でも頭に残っているせいかもしれません。
しかし、貯蓄や運用を目的とした場合、保険を利用するメリットは、極めて乏しいと考えられます。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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ファイナンシャルプランナー
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死亡保障は必要ですか?
mayuayaさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
この保険の加入目的は『保障』でしょうか?『運用』でしょうか?
必要な死亡保障であれば、円建てよりは積み立て利率が高いので有利ですが、それでも2.75%〜3%程度ですのでこれよりは変額終身保険のほうがいいでしょう。
変額終身保険はファンドとしてのリスクはありますが、死亡保険金は運用がうまくいかなくても保障されていますし、為替リスクはありません。
運用と考えるならば「保険」としての機能があるため、費用が発生します。積み立て利率から費用を差し引いた実質利回りはもっと低下します。
また、円からドルに換える際にも手数料が発生しますし、円で受け取る場合にもかかります。(一部、為替費用のかからないものもありますが・・・)
また、中途解約の場合、解約控除が発生しますので、短期で解約すると元本割れしてしまいます。
外貨ものは為替リスクが伴いますが、ドルでの運用をご希望であれば、保険機能のない「米国国債」自体で運用したほうが効率はいいでしょう。
預貯金よりはましな運用と言うことですと、この200万円の使途によって商品は異なってきます。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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死亡保障と投資運用はシンプルなものをお勧めします
Mayuaya様 初めまして。CFP®の吉野充巨です。ご質問にお答えします。
このような仕組は、保険と投資運用の機能がついた商品ですが、保険契約関連費用と資産運用関連費用が発生します、またドル建てですので円からドル、ドルから円に交換する為替手数料も発生しますから、一般的にお支払いする手数料は高くなります。また、途中解約する際には解約手数料も発生するため、お勧めしません。
死亡保障を必要とされている場合、必要な補償額の生命保険(日本円)への加入をお勧めします。
本日のドル建ての金利水準は、米国債の場合クーポンつき(利息)2016年2月15日償還ものは利回り4.405%、利回ゼロクーポン(利息がつかず満期に100ドルで償還)は利回り4.73%です(本日時点大和証券ホームページ調べ)。
従いまして米国ドルでの投資・運用を目的とされる場合は、ご自分で米国債の購入をお勧めします。
米国債の購入をドル基準で考えた場合、米国政府我元本保証した無リスク商品です。ただし、償還時点の為替が、現在よりも円高にふれていた場合、為替差損が発生しますが、円安の場合は利益が増します。
運用途中での解約に関しては余分な費用は掛からず、市場価格で売却できます。
また、外国債券で投資・運用したい場合は、外国債券を対象としたインデックス・ファンドが購入。保有コストが安くお勧めです。
(現在のポイント:-pt)
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