対象:独立開業
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初めまして。
まったく起業に関して知識がないので、専門家の方にご意見を頂ければと思い質問させて頂きます。
来年頃にカフェ風のタイ料理のレストランをオープンしたいと考えています。
現在知り合いがタイで(タイ人)、タイ料理のレストランをやっています。観光客向けで、とてもおいしく人気があり、毎日満席状態の店で、インターネットの口コミでも定評があるレストランです。
その方にこれから1年間くらい料理を教えてもらって、日本に現地のスタッフ一人を連れて、2人で小さくても構わないので、同じようなレストランをオープンしたいと考えています。
資金はなんとか頑張っても300万円弱ほどしか用意できませんので、東京等の大都市ではなく自分の地元の地方で、居抜き物件のようなものがあればそこを借りて・・・と考えています。
また、しばらく日本に住んでいないので、担保にできるようなものもありません。
そんな私でも、急に来年から日本に帰国して銀行から融資を受けてレストランを始めるということは可能でしょうか。
経験も知識も全くないですし、やはりちょっと無謀でしょうか・・・
専門家の方の立場から見て如何なものか、ご指摘下さい。
よろしくお願いします。
sawadeethaiさん ( 茨城県 / 女性 / 30歳 )
回答:2件
開業資金融資の資金調達について
元銀行員の開業資金融資の資金調達コンサルタントの渕本です。
まず、開業資金融資の資金調達としては、
日本政策金融公庫の女性、若者/シニア起業家支援資金
>自分の地元の地方で、居抜き物件のようなものがあればそこを借りて・・・と考えています。
とのことですので、茨城県の制度融資、新事業促進融資(創業活動支援枠)
の申し込み条件をクリアーできれば、申し込みは可能です。
>経験も知識も全くないですし、やはりちょっと無謀でしょうか・・・
ご質問者が不安に感じているところは、開業資金融資審査をする側も、不安に思う点です。
開業する業種での職歴・経験は、大切ですので、
>これから1年間くらい料理を教えてもらって、
を、どのように証明できるのか、ですね。
開業資金融資の資金調達ができる可能性を高めたいなら、日本国内での飲食業の経験も積む必要はあると考えます。
未だ、構想の段階のようですので、開業に必要な設備などの資金計画も具体的ではないと思います。
いろいろと計画を検討してみてください。
店舗設備であれば、融資以外に、リースも考えられますね。
がんばってくださいね!
評価・お礼
sawadeethaiさん
2013/07/08 16:47さっそくのコメントありがとうございます。
タイで1年間料理の勉強をと考えていましたが、それだけではなく日本での経験もやはり必要なのですね。
日本での過去の飲食業の経験はほんとにアルバイト程度のものですので、証明できるような経験というのが得られるところをまずは探してみたいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 渕本 吉貴
- (東京都 / 起業・資金調達・事業再生コンサルタント)
- 株式会社FPコンサルタント 代表取締役
豊富な融資審査経験を有する資金繰りコンサルタントです!
元銀行融資審査役職者の資金繰り改善・銀行取引対策コンサルタント。起業段階から上場企業まで、豊富な融資審査経験あり。返済猶予(リスケ)による事業再生、債権回収業務も担当。中小企業の資金繰り支援で、より実践的なコンサルティングをしています。
渕本 吉貴が提供する商品・サービス
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松島 浩史
飲食店コンサルタント
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経験は問題ではありません
sawadeethaiさん こんにちは
早速ですが、ご質問にお答えいたします。
まず、飲食店経営や経験について、ご心配のようですね。
さて、初めて飲食店を開かれる方は、ほぼ100%sawadeethaiさんと同じような方々です。
資金さえ問題なければ、お店を持つのは難しいことではありません。
今回の件ですと、タイの方を雇用されるということですから、就労ビザが必要になったり、手続きで大変な部分はございます。
でも、専門の行政書士の方を通せば、それも解決できるでしょう。
次に資金ですけれど、ちゃんと計画を立てれば、500万円程度の無担保無保証人の融資は下りると思います。
総合すると、お店を持つことは、まず100%できると思います。
それが、5年以上経営を継続できるお店になるかどうか、そこは、正直言いましてどなたでも苦労されている点です。
飲食店を継続していくために、最初に考慮すべき点は4つあります。
資金計画、立地、コンセプトと商品力です。
最初にこの4つが成功する範疇に揃わないといくら頑張っても生き残れません。
資金計画で気を付けることは、何がなくともひとつ、十分な運転資金を持つことです。
昨今、飲食店が損益分岐点を超えるまでの期間が長くなってきております。
少なくとも6か月はお店が赤字でもやっていけるようにしてください。
資金総額が800万円ですと、最低でも200万円は運転資金に当ててください。
次に立地ですが、
タイ料理のような専門料理の場合、立地は慎重に選ばなくてはなりません。
特に地方に行けば、専門店自体、成り立つ環境ではなくなります。
何故かというと、月に何回も食べる料理ではない場合、人口が売上の上限を作ります。
茨城県にはタイ料理専門店が30店舗ほどあるようです。
ざっくりいって、人口10万人当たりに1店舗という感じになります。
※他県より若干多めです。
そういう状況での出店ですので、集客と競合と尚且つ資金の総額を考えて、物件を探されてください。
また、調理面でいえば、sawadeethaiさんがコックに頼らずに料理ができるようになることも重要です。
変に現地のタイ料理に詳しいばっかりに、日本人の舌に合わない料理で押していくとまず失敗します。
特に味付けの面は柔軟な対応が求められます。
タイのコックさんに「これはタイ料理じゃない。」と言われて、思った料理を提供できないことになりかねません。
日本において、タイ料理ばかりでなく他国の料理をする場合は、あまりに本物志向過ぎると、原材料費が高騰し、それに反比例してお客さまの満足度が下がることが経営の課題になります。
その点はお客さまの反応を見ながら、顧客との対話を心がけられて、ドンドン修正をされていってください。
書けば、ほんと何ページにも及んでしまいます。
今回、私が言いたいことは、十分な計画性が重要です。
物件次第ということでもあります。
夢をあきらめずに、進まれてください。
評価・お礼
sawadeethaiさん
2013/07/08 16:53さっそくの回答ありがとうございます。
無担保無保証人で500万円も借りることができるなんて、驚きです!
またお店のオープン自体は100%できるとお伺いし、大変勇気が持てました。
ただ現実的に専門料理というだけで他のレストランに比べて難しい面が多そうですね。
資金計画、立地、コンセプト、商品力、のすべてが完璧だと言えるような段階になるにはまだまだ予想以上に時間がかかりそうですが、頑張ってみます。
ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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