対象:仕事・職場
私の職場では、昨年から人事評価によるボーナス・昇給等の査定が、試行期間も設けずにスタートしました。
内容は、10項目程度の評価項目の自己評価を行い、支店長に提出し。支店長との面談の後、支店長が作成した評価表を本店に提出。最終の評価が本店(役員)で決定され、支店長を通じて評価を知らされるという流れです。
流れについては特に問題は無いと思うのですが、フィードバックの内容等について疑問点(問題点)がありますので、以下に記載します。
1.面談(フィードバック)の再、各項目毎の評点及び理由は無く、総合評価(評価ランク)と漠然とした理由のみしか説明が無い。
2.支店長の評価と本店の評価に差(下がっている)があり、理由の説明が無い。
1については、支店長評価、本店評価共に詳細な説明が無く、自己評価より評価が悪くても、どこに問題があるのか、何を改善すれば良いのかの説明が無く、今後の努力の方向が判らないため説明を求めましたが、うやむやな回答しかありません。
2については、現場で監督している支店長の評価を無視し、普段の仕事ぶりをほとんど見ていない本店(役員)が何を根拠に評価をしているのか理解できず説明を求めましたが、支店長もまともな説明を受けていないということでした。(説明も受けずに帰ってくる支店長の無責任さにも呆れますが・・・)
本店で人事権を持つ役員は、普段から好き嫌いで人事を行い、人事評価についても恣意的に行っていることは、多くのまともな職員は判っていることなのですが、今後公正な評価が実施されるよう何か良い方法がありましたらご教示願います。
補足
2013/06/25 15:45今までほぼ年功序列の「なあなあ」環境で過ごしてきた職員が多い職場に、突如うわべだけの人事評価制度が導入されたことにより発生した問題です。上に意見が言える人間が少ない(意見を言えば不遇な扱いを受ける可能性が高いため)中で何か打てる手はあるでしょうか。
natukoro1さん ( 京都府 / 男性 / 37歳 )
回答:2件
人の評価
natukoro1さん、こんにちは。
コーチ倶楽部の佐藤創紀です。
私も長い年月、人からの評価ということをされたり、
またしたりしていました。
どうしても評価は自分の給与に結びつきますので、
気になってしまうものです。
natukoro1さんのいうように、
公正な評価というものは、私の場合は不可能でした。
公正な評価を上司に望み、
それをさせようとしても、
人間関係が壊れるだけです。
無理でした。
そして、無理だと言うことがわかってから、
そんなに評価を気にせずに仕事に集中できるようになりました。
その結果は、評価がよくなりました。
所詮、人が人を評価することは不可能だと思います。
ただ、給与や賞与に結びつけるために
理屈をこねるだけです。
それよりも仕事に集中し一生懸命していると、
不思議なことに、周りの人に好かれ評価がよくなることがわかりました。
人は一生懸命の人には、認めてくれますし応援してくれます。
結果を考えてはいけません。
やるだけです。
これが私の評価に対する経験の結果です。
natukoro1さん、
がんばってください。
評価・お礼
natukoro1さん
2013/06/26 09:07ご回答ありがとうございます。
やはり結果はそういうことなのでしょうね、私も頭では判っているつもりです。
しかし、本来一番公正な立場でいるべき人間が恣意的に権力を振るっていることに許せない思いはあります。どこの職場でもあることでしょうが・・・
まあ、そんなのに関わっていないで前向きに充実した日々を送った方が良いでしょうね。
回答専門家
- 佐藤 創紀
- (埼玉県 / ビジネスコーチ)
- コーチ倶楽部 代表
平静心コーチング(安定と勇気の形成)
特徴として、クライアントは長く継続してコーチングを受けてる人が多い。 人としての信頼をベースに、経験豊富なビジネス成功体験から、若き女性の恋愛コーチングまで、人間関係の本質をシンプルに説明できる日本でも有数なプロコーチである。
宍戸 芳雄
研修講師、医療機器開発コンサル
-
人事評価制度の導入での常識
人事評価は、何故行うか?
頑張った人を更に上位の目標設定をさせて頑張ってもらうためのものです。
あなたの会社の人事評価は、何が課題に対して十分で無かったか、課題を超える結果だったか
それはあなたのどの活動をどう評価したかを公平に話し合えるツールです。
対外的に人事評価制度を持っていますの形式的な制度は、返って社員同士にも結果に対する納得感が生まれず。
全てがギクシャクした雰囲気ができます。
制度はつくっても結局は人が評価するものには完全なものはありません。
制度導入時は、評価者へのどう評価するのかを事例で先行して教え公平性が出せるように研修を持ちます。新任の評価者が生まれればその都度行われるものです。
被評価者は、制度自体の目的、評価される方法、評価後面接の行われ方などを研修で理解します。
この説明がない限り一方的な人事評価制度は導入する価値は生まれません。
また評価する前に、6カ月間の目標設定(評価される項目)を上司との間で合意するのがセットになります。
目標なくして評価は不可能です。
人事評価は、企業の働き手である社員が自分自身の能力向上を通じてお客様へ価値を提供するためにあります。
このサイクルが繰り返されるから意味があります。
不毛の人事評価は、より会社を悪化させます。
そうさせない納得できる人事評価制度を目指すべきです。
評価・お礼
natukoro1さん
2013/06/25 14:24早速のご回答ありがとうございます。
仰るとおりだと思います。本店(役員)にお話ししてほしいくらいです。
しかし、弊社には組合も無く、人事評価制度についてまともに考えている人間もあまりいません。支店長クラスですら意味も理解せずに評価を行い、まして本店にものを申す者もいません。
今回の評価制度もご教授いただいた本来の趣旨では無く、まさに、「対外的に人事評価制度を持っていますの形式的な制度」が好き嫌いで給与に差をつけるために悪用されているのが現状です。なんとかまともな方向にする方法は無いかと思って投稿しましたが、やはり組合も無いと厳しいですかね・・・
宍戸 芳雄
2013/06/25 15:01評価有難うございます。
能力開発総合大会と言うイベントが毎年2月に開催されています。
http://school.jma.or.jp/hrd2004/docs/01.html
私は、2004年ですがこの人材育成プラニング企画委員を務めた一人です。
国内の人事部門、人財育成部門が集まる最大の大会です。
ここでは先進の人事評価制度も発表されます。
私も委員として自社の人材育成制度を発表しました。
その時のテーマは、あなたが相談された一方通行の人事評価を変えるものです!
上司部下の双方向のコミュニケーションをベースにした人財育成です。
「O社におけるコミュニケーションをベースにした人材育成システムと実際」
1.企業内教育の考え方について
2.企業風土醸成
3.自社カレッジの立上げと基本コンセプト
4.コミュニケーション向上と受講者・上司の関係再構築
5.研修の流れの改革[学びの道=学びのサイクル]
6.具体的事例紹介
7.研修効果の確認
8.自社開発LMSの各種機能について
9.纏めと今後の課題
を話しました。
学習することは自分の課題を事前に知って自社と自分のためにお客様へ付加価値の高い仕事にして
お届けすることです。
そのベクトルは、社内の人の好き嫌いで曲げてしまうことではありません。
魂の入っていない人事評価制度は、魂を入れてみんなで一緒に頑張れるようにすることです。
それがあなたが籍を置く企業の本来の姿です!
(現在のポイント:-pt)
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