対象:ペットの医療・健康
2歳になるオス猫の背中の真ん中より少し下の方の背骨付近に5ミリから8ミリ程度のしこりがあります。
皮膚の中にあるというよりは、皮膚の下の肉にくっついている感じです。
動物病院にも連れていきましたが、ワクチンの打った場所付近なので稀にワクチン後にしこりになる子がいると言われ、消炎剤3日分と抗生物質一週間分飲ませて今後様子を見て大きくなるようならしこりを切除した方がいいと言われました。
ワクチン後、10日程でしこりが出来たのですが、今回打ったのは三種混合ワクチンで先生には、安全なワクチンなのでワクチン後のしこりが悪性になることは稀と言われたのですが、しこりが無くなるどころか、気のせいかもしれませんが大きくなっている気がします。
もう一度病院には連れていきますが、悪性のしこりの可能性は高いのでしょうか?
また、腰あたりにワクチンを打つのは分かりますが、背骨付近に打つ事もあるのでしょうか?
心配です。
検査してみなければ分からないのは十分分かりますがどうか教えてください。
宜しくお願いします。
こてまるさん ( 大阪府 / 女性 / 24歳 )
回答:1件
Re:猫のしこり
猫においてワクチンに限らず皮下注射をすることで炎症性の腫脹の他、線維肉腫という腫瘍がまれにできることがあります。
この線維肉腫は悪性の腫瘍で、基本的な治療としては外科的切除が適応になります。
ワクチン接種は万が一線維肉腫ができた場合に切除しやすいという理由で大腿部に接種することがあります。背中にできてしまった場合は完全に切除できないこともあり、再発を繰り返すことがありますが、大腿部にできた場合は最悪断脚をすることで命を守ることができます。
やはり、ワクチン接種をした部位にしこりがあるということですので、線維肉腫の可能性があります。
ただし、炎症やその他の良性の腫瘤の可能性も十分ありますので、針を刺しての細胞検査が必要です。
出来るだけ早期に細胞診検査を実施し、悪性ならば切除を検討する必要があります。
(現在のポイント:-pt)
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