対象:ペットの医療・健康
はじめまして。
1週間前散歩に連れ出す際に玄関でチワワ(雌・7歳)を誤って胸の高さ(約160cm)から落としてしまいました。当日の散歩も夕食も問題無かったのですがその夜から元気が無くなり、自分のベッドで寝ない、玄関の隅にいる、しっぽを振らない、食欲減退、時々悲鳴を上げる、の症状が続き、3日前に獣医さんへ連れて行ったところ、ウソでしょ?って思うくらいに元気に振る舞っていたためそのまま帰宅。
しかし、家に帰るとまた元気が無くなり、玄関に引きこもり、時々悲鳴をあげました。左後ろ脚がガクっとなってコケたので脚が痛いのだと思い、翌日再び病院でレントゲンを撮りました。結果は骨には異常なし、落としたときの打ち身かもしれない、とのことで鎮痛剤の注射を打ってもらいました。
病院から帰宅後は久しぶりにしっぽを振り、ごはんも食べてましたが鎮痛剤が切れたのか、夜からまた玄関に引きこもり、時々悲鳴を上げるようになりごはんも食べません。
●歩き方に異常は見られず、びっこも引いてません。但、立っているときに小刻みに震えています(痙攣ではないように見えます)
●回数は減りましたがおしっこも排便も普通にできます。
●抱っこして膝の上に乗せると熟睡します。但、持ち上げるときに胸を触ると時々痛がります
●散歩も普通に出かけられます(当然距離は短くして抱っこをメインにしてますが)
落とした際の打ち身なのか、靱帯に損傷があるのか、それとも頭を打って障がいがでてるのか、あばら骨にヒビが入っているのか、、、
再度病院で診てもらうつもりですがどのような治療が良いのか、MRIを受診が良いのか(全身麻酔のリスクが心配ですが)、それとももう少し様子を見た方が良いのか、ご教示いただきたくご相談の質問をした次第です。。
長文、失礼いたしました。
何卒よろしくお願いいたします。
補足
2013/07/02 07:55沖田先生、●●先生
ご丁寧にアドバイスをありがとうございました。
かかりつけの獣医さんから東京大学附属動物医療センターを紹介していただき、MRI検査の結果、1型椎間板ヘルニア、と診断されました。原因としてはやはり落とした際に打ち所が悪かったのだろう、とのこと。明日手術します。手術をすれば痛みはなくなるとのこと(もちろん100%の保証はありませんが)
全ては自らが招いた結果。自らの戒めと今後同じ過ちを犯さないように今まで以上に気をつけて一緒に暮らしていきます。
ご相談にのっていただき、本当ににありがとうございました。
rennsport993さん ( 東京都 / 男性 / 50歳 )
回答:2件
原因不明の犬の疼痛に関して
はじめましてアレス動物医療センターの沖田と申します。
実際は診てみないとなんともとは思うのですが、文面からの想像で書かせていただきます。
参考程度にお考えください。
頸部から後肢の先まですべてレントゲンをとっても、一切の異常が見当たらないのであれば(かつ血液検査にも大きな異常がないのであれば)、次はCT検査をして、脳、脊椎に異常がないかの確認をすべきではないかと思われます。
すでに症状が治っていればよいのですが、もしまだでしたら、文面の内容から最初に疑うのは脊椎(首を含め)の問題ではないかと思われます。
通常単なる捻挫、打撲の話であれば、犬でしたら3日後にはもう普通に戻っていることが多いです。
MRIはかなり長時間の麻酔になってしまいますので、CT検査で異常がなかった際に、次のステップで考えるべきかと思われます。
ただCT検査にも麻酔が必要ですので、主治医の先生とよく相談し、そのリスクと、検査をせず放置するリスクを秤にかけて、考える必要があると思います。
評価・お礼
rennsport993さん
2013/06/23 17:32沖田先生
はじめまして。早速にご返信をありがとうございました。
やはり通常の打撲程度であれば3日位で症状は治まるのですね。。
落としてから本日で一週間にります。ごはんを食べるようになり、玄関の引きこもりは改善されましたが、まだ時々痛がります。。
明日以降、かかりつけの獣医さんに相談してみます。
アドバイスをありがとうございました。
回答専門家
- 沖田 将人
- (富山県 / 獣医)
- アレス動物医療センター センター長
地域に密着したワンランク上のホームドクターを
アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。
Re:チワワを落としてしまいました
・跛行はないが、立位時震えが見られる
・抱っこする時に、胸部あたりを痛がる
・排尿排便は正常であるが、食欲は無い
このような外傷によって生じた症状から考えられる原因として、頚椎~腰椎にかけていずれかの部位の椎体や肋骨の損傷・筋肉等の軟部組織の挫傷、横隔膜や内蔵器の損傷などが挙げられます。
かかりつけの病院さまでのレントゲン検査は正常であったとの事ですが、レントゲン検査では骨以外の異常は判断しづらい点があります。これらの精査にはその他、超音波検査などを含めた検査が必要なこともあります。
また撮影された部位が不明なため正確な判断はしかねますが、全身的な骨の異常が認められなく神経学的な異常が認められる場合、正確な脊髄の評価のために一度CT検査やMRIなどの検査も必要なことがあります。
いずれにしても、まず痛みによるものなのかどうか、その場合どこに痛みを感じているのか身体検査によって確認することが大切です。
食欲低下も見られることから、痛みが原因とも考えられますが横隔膜や内蔵の損傷による症状の可能性も否定できません。改善が認められないようであれば、再度身体検査を含め、精査を行い原因を究明する必要があります。ある程度経過もありますので、早めに受診されることをお勧め致します。
評価・お礼
rennsport993さん
2013/07/02 07:50●●先生
はじめまして。ご丁寧にありがとうございます。
また、御礼のお返事が遅れまして申し訳ございません。
かかりつけの獣医さんから東京大学附属動物医療センターを紹介していただき、昨日検査をしてきました。MRI検査の結果、1型椎間板ヘルニア、と診断されました。落とした際に脊髄の一部が飛び出し神経を圧迫しているとのこと。人間のヘルニアを知っているので私でも症状がよくわかりました。明日手術します。ステロイド系の薬療治療方法もあるとのことでしたが私たちは迷わず手術を選択しました。全ては自らが招いた結果。わんこに何の罪もありません。
自らの戒めと今後同じ過ちを犯さないように今まで以上に気をつけて一緒に暮らしていきます。
ご相談にのっていただき、本当ににありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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