対象:ペットの医療・健康
はじめまして。
猫の肝臓の数値についてお伺いしたいと思います。
今年の2月にマンションの四階から猫が転落してしまい、すぐにかかりつけの病院へ連れて行きました。
レントゲン検査の結果、骨折や膀胱破裂などはしていなかったのですが血液検査でGOT125・GPT616という数値が出たので治療のため三泊四日入院しました。
入院当初から食欲もあり二日後の血液検査ではGOT54・GPT318まで下がりました。
それから毎月血液検査のため通院してウルソというお薬を朝晩一錠ずつの他、タウリンのサプリメントをフードに混ぜて与えています。
(ドライフードはアズミラやグリーンフィッシュなどの肝臓に良いとされるナチュラルフードで投薬のためにウェットフードも与えています)
しかしこれまでGOTは大体30~60の間を上がったり下がったりしていたのが今月は137まで上がり、GPTは一時73まで下がったものの先月が137、今月が125でした。
GPTについては確かに正常値よりは高いがそこまで高いわけではないとおっしゃっていたのですが、GOTが一ヶ月で倍以上になったこともあってすごく心配です。
猫のほうは事故後も変わらずおやつも催促するほど食欲もりもりで吐いたりもせず、他の猫と毎日走り回っておてんばすぎて困っているほど元気です。
通院のストレスも考慮してこれからは二ヶ月に一度の通院になりました。
なんとか早く数値がよくなるようできることはしてあげたいのですが、とくに先生から療養食への変更の勧めや注意とかもないのでこのままの状態を気長に続けていくしかないのでしょうか?
何かアドバイスをいただけたらと思います。
ろびまむ1号さん ( 茨城県 / 女性 / 27歳 )
回答:1件
Re:転落事故後の猫の肝臓について
GOT(AST)は主に肝臓や筋肉に障害がおきたときなどに上昇する酵素であり、GPT(ALT)は主に肝臓が障害を受けたときに上昇する酵素です。
一般的に両数値がこのように上昇している今回の場合、肝臓になんらかの障害がおきていることは考えられますが、臨床症状に特に問題がない場合に肝臓の保護作用を目的としたウルソデオキシコール酸を投与しつつ経過を観察するケースはあると思います。
今回の検査結果の結果で肝臓に対して積極的に療法食へ変更する必要性は現時点ではあまりないとは思いますが、経過を観察するにあたって、消化性の高い蛋白質や脂肪分の少ない食事で数値が改善するか検討してみてもよいでしょう。
肝臓の状態がご心配なら、肝機能検査や超音波検査などを実施して評価することをかかりつけの先生とご相談してはいかがでしょうか。
(現在のポイント:-pt)
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