45歳のマンション購入

ａｍａｇｕｒｉｄａｉｓｕｋｉさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

ａｍａｇｕｒｉｄａｉｓｕｋｉさんからの質問の純にアドバイスいたします。

１．について
通常、住宅ローンを組んで住宅を購入する場合、
借入金額を少しでも少なくするためにも、

頭金として物件価格の２０％プラス諸費用分は予め用意したうえで、
住宅を購入することをお勧めしています。

ａｍａｇｕｒｉｄａｉｓｕｋｉさんの場合でしたら、
多分頭金として物件価格の１０％相当分と諸費用に預貯金を充当した場合、
今の預貯金のほとんどがなくなってしまうかも知れませんので、
ご両親からの住宅取得資金援助などの方法も可能でしたら、
合わせてご検討ください。

また、住宅ローンを組んだあとから無理なく返済していく目安として、
手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合としては、
２８．０％ほどに収まるように住宅ローンを組むようにしていってください。

特にａｍａｇｕｒｉｄａｉｓｕｋｉさんの場合、
・ご主人様の単身赴任
・お子さまの教育資金
のことを十分に考慮して、
２８．０％からもう少し余裕を持たせた方が良いかもしれませんね。

２．について
一般的にご主人様が単身赴任となった場合、
ご主人様の交通費や生活費などの負担が新たに加わり、
家計を圧迫することになります。

尚、今後の赴任先につきまして、
ある程度の予想がつくようでしたら、
やっていけるかどうかにつきまして、
今のうちにシミュレーションをしていくとよろしいと考えます。

３．について
退職金を住宅ローンの完済資金に充ててしまった場合、
ａｍａｇｕｒｉｄａｉｓｕｋｉさんが心配されているとおり、
老後資金に不安が残ります。

住宅ローンを組んで住宅を購入する場合、
ご主人様が退職を迎えるまでにどれくらい『繰り上げ返済』により、
住宅ローンを返済できているのかが重要となります。

出来うる限り繰り上げ返済を行って、
ご主人様が定年を迎えるときに、
少なくとも完済の目途がたてられるまでの状況になっていれば、
老後資金についても、それ程不安は感じなくなると思います。

尚、ａｍａｇｕｒｉｄａｉｓｕｋｉさんの場合、
お子さまの教育資金との兼ね合いもありますので、