対象:マナー
回答:2件
ドアの開け閉めは、ドアタイプでポイントが異なります
こんにちは、スノウ2250さん。
新入社員の方に色々教える場面がこれから増えていきますね。ドアの開け閉めをする時にスムーズな立ち居振る舞いを行うと誘導されたお客様へ品の良さが伝わります。
部屋の中へお客様をご案内する場合でのポイントと手順は次の通りです。
引きドアの場合であれば、ちょうつがい側の手でドアを引き、ドアノブの近くに立ち、ドアを支えて、お客様を室内に案内します。手順は、
1.ちょうつがい側の手でドアを手前に引き、開けます
2.身体はお客様に向けて、片手でドアを支えます
3.室内を指し示しながら、「どうぞ」と一声かけ、お客様を誘導します
4.お客様の後、自分が入ります
5.ドアを閉めます
押し開きドアの場合であれば、ドアを押し開け、自分が先に室内に入りドアを支え、お客様を中へ案内します。手順は、
1.ちょうつがい側の手でドアを押し、開けます
2.背中をドアに沿うようにしながら、室内に入ります
3.身体はお客様に向けて、片手でドアを支えます
4.室内を指し示しながら、「どうぞ」と一声かけ、お客様を誘導します
5.お客様の後、自分が入ります
6.ドアを閉めます
ドアを開閉してのご案内は、何より安全に、またお客様がスムーズに動けることが大切です。
ドアを開けて支える時は、お客様が違和感なく通れる開き幅が必要ですし、開けたドアが閉まらないように、安全確保も大切ですね。お客様の動きを中心としたご案内動作をすることを第一に、応対をしましょう。
回答専門家
- 竹上 順子
- (研修講師)
- 代表取締役
We’ll move into action For you・・・
変化する時代の中にあっても、 不変である“心の豊かさの実感” と“成長できる喜び”を、仕事を通じて実現していきます。先人の教えを現代の求めに応じて変化させ、社名の考え方、双方向(Interactive)繁栄(Prosperity)を実現します。
松岡 利恵子
研修講師
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会議室の押し開き扉のご案内ではお客様へのお声掛けもポイント
スノー2250さん、こんにちは。
新入社員の方のご指導の真っ只中ですね。
教えることは最大のスキルアップになりますので、スノー2250さんも益々磨きがかかりますね。
会議室の押し開きの扉の開け方は難しいですよね。
私が担当する受付や秘書の方の研修でもよく戸惑いが見受けられます。
最近では扉の重みや、扉の幅が様々ですので、お客様が1番スムーズにお入りいただけるようご案内することを各社でアレンジいたします。
私が新人の頃に某航空会社の教育機関から学んだスタイルは、扉の前で体をスライドさせて、扉を片手で抑えながら扉と同化するようになり、お客様に先にお入りいただくようなスタイルでした。
ですが扉は幅も重さも昨今ではデザインにより変化が見られます。
ドア前で片手で押さえにくい重厚な扉や、扉幅の問題でお客様がお通りになりにくいなどの事情もあります。そうなるとマナーは本末転倒になります。
状況に応じて、お客様が1番お入りになりやすいように、自分が先に室内まで入ってしまう方法も取り入れています。
1.まず念のためノックをします。
2.扉のちょうつがい側の手で扉を開けます。
3.お客様に「お先に失礼します」と申し上げ、中に入ります。
4.開けた扉側周りでお客様の方へ向き直り、扉の支えが必要であれば片手で支え、開けきると止まる扉であれば手を離しても構いません。
5.お客様にどうぞと中を指し示しご案内するとともに、「奥のお席へおかけくださいませ」と座る位置を指し示します。
お客様は案外お座りになる位置に戸惑われますので、お客様の足を止めることなくスムーズにお座りになるまでご案内することへの意識が重要です。
上座下座への配慮はもちろん、窓からの日差しや景色にも配慮し、コミュニケーションをとりながら最適な位置にご着席いただきます。
マナーの重視は大切ですが、ご案内する社員の皆さんがスムーズに美しくお客様へ応対出来ることが一番です。
*お先であれば一言をかける
*後ろ手で扉を扱わない
こうした基本のおもてなしが忘れなければ失礼にはあたりません。
ご案内の方の戸惑いが見えると、お客様は不安に繋がりますので、やりやすい方法をスノー2250さんが検証して、新入社員の皆さんにお伝えください!
補足
失礼しました!会議室ではなく応接室でした。
どちらも入室時に活用できますので、実践してみてください。
(現在のポイント:-pt)
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