対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
ETFというのはどのようなものなのでしょうか?
自分で調べてみたところ、
・日経平均株価などに連動することを目的として運用される
・信託報酬などの手数料がある
・決算期に分配金(収益分配金)がある
とのことでした。
私には分配金つきのインデックスファンドと同じように見えるのですが、
どんな違いがあるのでしょうか?
また、同じ株価指数に連動する商品がETFにもインデックスファンドにも
ありますが、どういうときにインデックスファンドを選んで、
どういうときにETFを選んだらよいのか、アドバイスいただけたらと
思います。
runesave645さん ( 山形県 / 女性 / 36歳 )
回答:1件
三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー
-
個別株式と投資信託の中間のイメージです
runesave645さま
ETFの商品性の理解を深めたいとのこと。
大きく3分類で考えてみましょう。
「個別株式」「ETF」「投資信託」
個別株式は企業に直接投資しますが企業の経営・業績リスクなどを
伴いますので、投資信託などの日本株式に連動する投資信託
(日本株インデックスファンド)
などを利用される場合があります。
ただし、投資信託は漢字に書いてあるように
「投資を信じて託す」ので手数料(信託報酬)がやや高い傾向にあります。
また、投資信託は売買における時間が少し掛かる弱点などがあります。
(4営業日程度)
そこで多く利用されているのがETFです。
株式のように売買が瞬時に完了するのが大きな特徴で
商品ラインナップは色々なものがあります。(日本円ベースでは少ないです)
仮に新興国株式を例にとりますと
投資信託では概ね信託報酬が1.9635%と非常に高いです
http://www.kokusai-am.co.jp/fncj037/Init.do?fundCd=148024
同じ投資対象のETFの場合は信託報酬が0.2625%と低いです。
http://www.nikkoam.com/products/etf/lineup/msci-em/outline
投資方法が「投資信託」か「ETF」かによりこれだけの差がでますので
長期保有にはETFの方がコスト面、売買の手軽さという点でメリットがあります。
投資信託の多くの投資対象はETFで購入することが可能です。
日本に上場されているETFは商品ラインナップが少なくあまりお勧めしませんが
米国市場に上場されているETFは商品数がとても多く、運用成果が高い商品が
多いので私個人的にも、海外ETFという商品を活用しています。
日本で海外の投資信託を購入するよりはパフォーマンスが良いと思います。
投資初期段階は
・積立投資信託で資産を増やす
・資産が増えてきたらETFに移行する
という方法をとりますと信託報酬を低く抑えながら投資活動ができます。
ご参考になりましたら幸いです。
評価・お礼
runesave645さん
2013/04/02 20:49ありがとうございます。
勉強になりました。
インデックスファンドとETFどちらを購入するか検討していたのですが、
手数料などを考えるとEFTのほうがよさそうですね。
三島木 英雄
2013/04/12 11:03ご評価頂きまして有難うございました。
インデックスファンドとは「市場に連動する商品」を言います。
ですので投資信託でもインデックスファンドはありますし
ETFでもインデックスファンドはあります。
細かい投資対象をご自身で決められる場合はETFの方が効率が良いですね。
投資信託の場合、インデックスファンドは殆どが買付手数料無料のノーロードファンドが
多いです。そのようなものを使っても宜しいかと思います。
色々なインデックスファンドに分散する必要があると思います。
・先進国株式(S&P500など)
・新興国株式(ASEAN地方など)
・先進国、新興国債券
・不動産REIT
・コモディティ
など適切な分散をして頂くと宜しいかと思います。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A