対象:システム開発・導入
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お世話になります。
起業を考えているところ、とある会社様からソフトウェア開発の仕事依頼を受け開発に着工しました。ただ、依頼主が知り合い会社様と言うことで、請負の契約書を結ばずにスタートさせてしまい要件定義にないソフトウェアの修正につぐ修正が続いております。
こう言った場合、契約書を交わさなかった私が悪いのですが、[ 民法・商法の言う瑕疵 ]と言うものは適用されず永遠に保守は無償サービス(もしくは交渉で有償をお支払頂く)となるのでしょうか。
身から出た錆で大変恐縮なのですが、ご指南を頂ければと思います。
何卒、よろしくお願いいたします。
hourai_taniさん ( 東京都 / 男性 / 32歳 )
回答:1件
井上 みやび子
Webエンジニア
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タフに交渉して下さい
こんにちは。すぐ使える株式会社の井上と申します。
私は法律の専門家ではないですが、自分が通って来た道ですので、何かご参考になれば幸いです。
まず、費用を掛けてもこじれても正当性を掛けてぶつかる気なら、法律の専門家に相談されることをお勧めします。
下記リンクに契約上色々問題になるケースが掲載されていますので、参考にして下さい。
また、商工会議所などで非会員でも無料法律相談があります。
中小企業向けQ&A集(下請110番)
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/shitauke/110/index.htm
東京商工会議所 相談窓口
http://www.tokyo-cci.or.jp/soudan/senmon/
ただし、何を作りますという記録が無いと「これは瑕疵だ」とも「これは瑕疵ではない」とも主張する事ができません。これは契約書でなくてもメールや打ち合わせ資料などでも良いのですが、「要件定義にない」と書かれているので、何かあるのではないですか?それを整理してまとめてみるとよいと思います。
次に、(私だったらこちらを取るだろう)もう少し穏便に解決する方法ですが、「永遠に保守は無償サービス(もしくは交渉で有償をお支払頂く)となるのでしょうか」と書かれている所を見ると、交渉をためらわれていますか?
交渉は必要です。
事業をやっていると、お金を払おうとしない方にはたくさん出会う事になります。そういった方々と交渉してきちんと料金を取るというのも業務の内です。例えば「開発着手時は○○時間程度で完成を予定しており、最初の納品と○月までの修正にはこの範囲内で対応できますが、▲▲の要件についてはこちらとしては認識していませんでしたし、その機能追加に既に○○時間費やしています。これ以上の無償のお仕事はできませんし云々...。」という大変泥臭い交渉をするわけです。
もちろん、「何時間掛けようとも、望んだものができていないなら価値が無い。」という返事が返って来る可能性は極めて高いです。ただ、ある程度の立場のある方であれば、こちらもお金をいただかなければ事業継続できない事は分かっている筈で、すべては交渉のためのやり取りです。この意味では、決定権の無い社員の方との価格交渉はやりにくいので、なるべく立場が上の方を交渉の場に引っ張り出すことが必要です。
頑張って下さいね。
(現在のポイント:-pt)
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