対象:住宅・不動産トラブル
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モデルルームとして築一年を超えた未入居中古物件です。
モデルルームとして、長い間ついていた家具や照明のうち、
クーラーと照明器具、カーテンレールの買い取りも申し出たところ、
仲介業者を通して、「追加工事注文書」へ署名捺印を求められました。
その内容は追加でクーラーと照明器具、カーテンレールを商品を注文し、設置工事を依頼するといった内容です。
そのため、見積もりには本来依頼していない工事費がそれぞれ含まれています。
モデルルームとしてついていたものなので、割引はされていますが、工事費の発生が納得できません。なぜなら、物件からクーラーなどを取り外しても、売主は設置工事費は回収できないからです。
仲介業者には売主が急いでいるので大至急記入して回収させてほしいと言われて、困っています。このまましてもいない追加工事の注文書を提出するべきなのでしょうか。
ringonokiさん ( 神奈川県 / 女性 / 35歳 )
回答:1件
追加工事の妥当性に関して BY不動産専門家向井啓和
売主はより多くの資金を回収したいと言う事しか見受けられません。
質問では分からなかった点はモデルルームそのものの買取に関しての契約は締結されているか、否かです。
もし、契約されているのであればその内容に照らし合わせて判断と言う事になると思います。
締結されていないのであれば、この申し出を断った場合に他の買手に物件を売却するリスクを考慮する必要がありそうです。
つまり、モデルルームだと言う事で相当割安に売却するという場合に、他の買手に取られる可能性も念頭に置くべきだと言う事です。
ただ、既に取りつけられている物を取り除くのは経済合理性もありませんし、中古品を他に付けても価値は10%以下でしょうし、寧ろ工事費で足が出ると思います。
その為、この話はどちらかと言えば交渉事案であると思います。
既に売買契約が締結されており、他に売られるリスクが無いのであれば腰を据えて交渉(拒絶)し、売買契約を締結していないで他に取られたくないのであれば多少の妥協をするという事かと思います。
補足
不動産に関してブログを書いています。「向井啓和 ブログ」をコピペしてグーグル検索してみて下さい。
評価・お礼
ringonokiさん
2013/03/05 16:20向井様
ご丁寧なアドバイスを、ありがとうございます。
説明不足で失礼しました。こちらは売買契約が済んでいる物件です。
今回の買い取りは、工事費の発生がどうしても納得がいかないので拒否することにしました。
モデルルームとしてついていたことで、割安になっているとはいえ、
実際、クーラーなどは型落ちし、年間保障も残ってるか分からない中古品です。
それなら、自分の好みの物を選んで他の業者に設置工事をして頂いた方が
気分的にも楽しくすっきりするのではないかと思いました。
ただ、シーリングの乱れ等、部屋の隅々に若干の雑な工事を確認しているので、
(こちらは指摘済、修繕交渉中)、
クーラーやカーテンレールを外す際、壁紙を切って修復するらしく、
工事跡が残らないか?と正直心配なところではあります。
(売主は見ても分からないくらいきれいに直せると断言していましたが。)
それでも、今回のアドバイスを受け、自分の判断が正しいと確信することができました。
ありがとうございました。
回答専門家
- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
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