対象:ペットの医療・健康
ミニチュアダックス8歳雄で、1ヶ月前より急に元気がなく、足が滑り歩行がふらふらする等の症状があり、ヘルニア疑いで様々な検査を行い、最終的にMRIの結果、脊髄空洞症との診断で、現在浸透圧利尿剤を飲みながら、レーザー治療も行い経過を見ています。
今はだいぶ元気も取り戻しましたが、とは言え以前のようにおもちゃで遊んだりはせず、興味を示す事がだいぶ減り、よく寝ています。また、体をよくかく仕草をします。歩行のふらつきは少しずつ改善されている様に思います。左前足が特に力が入らない様子。
今後なにか取り入れると有効な治療方や、この病気に関する情報、気をつけた方がよい事など、参考になる情報があれば知りたいと思い投稿しました。
どうぞよろしくお願いします。
35Qさん ( 大分県 / 男性 / 36歳 )
回答:1件
Re:犬の脊髄空洞症に有効な情報教えてください!
脊髄空洞症の効果的に治療は脊髄内圧の減圧効果を得るための浸透圧利尿剤が効果的です。
また、よく体を掻くことより痛みがあることが予想されます。これに対しては、神経痛に対して効果のある鎮痛剤(ガバペンチン)が有効です。しかし体を掻くことが皮膚炎などの瘙痒によるものでしたら無効です。鎮痛剤を使用することにより、動きが活発化することで悪化することもありますのでご注意ください。
その他の治療法としては脳脊髄液産生抑制・抗炎症/抗浮腫作用・神経保護作用を目的としてステロイドを間欠的に使用することで効果が得られることもあります。しかし、長期投与により筋肉が弱くなりふらつきを助長することがありますのでこちらも注意が必要です。
日常での注意点は運動はできるだけ控え、安静を保つことが重要です。安静を保つことで筋肉量が減少してしまうのでマッサージなどを行い、筋肉量を保つ必要があります。また、リハビリを行っている動物病院に来院していただき、通院をしてリハビリをするもしくはご自宅で出来るリハビリを指導していただく事も可能かと思いますのでご検討ください。
以上のことをご参考にしていただき、かかりつけ病院の獣医師にご相談されることをおすすめいたします。
(現在のポイント:-pt)
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