4700万の住宅ローン

こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

頭金をどのくらいにしたら良いかについてですが、現状の家計の状況と今後の収支予想によります。
直近で大きな支出予定もなく、家計の状況が毎年計画的に貯蓄ができる状況であれば、現状貯蓄が3300万円
のほとんど（今後の収支予定によります）を頭金に入れたほうが、支払利息や購入時の諸費用を考えるといいです。また、毎月に支出も減ります。いくらぐらいの物件が良いかについても今後の予定によります。
まずは今後の収支予想を立ててみましょう。それに対してどのくらいの借入額ならば問題ないかの検討をしてください。

最後に、もし住宅ローン控除を利用するために頭金を抑えているのであれば借金を多くした場合の支払利息、ローン保証料や団体信用生命保険料、銀行手数料などの諸費用などときちんと比較して検討してっくだい。
一般的には借金が少ないほうが得になります。

横浜で不動産鑑定士をしております田中と申します。

頭金をどうするかですが、ご主人様の勤務状態を一般企業のサラリーマンであることを想定して回答させていただきます。

住宅ローンを組むことには問題はないとは思いますが、ローンを組む際には、お手元には以下の余分なお金をお持ちになっていたほうが無難かと思います。

1.最低６か月分の生活費(住宅費用を除く)
例えば 月30万円で生活されるならば 30万円×６か月＝180万円

2.毎月の住宅ローン相当額＋ 毎月のマンションの修繕積立金・管理費 ＋ 毎月駐車場代
の合計額の６~８か月分

3.マンション購入時に必要な諸費用
引越費用、粗大ごみ処分費、登記費用(固定資産税評価額により異なります)、登記手数料、修繕積立金一時金、不動産取得税、住宅ローン事務手数料、火災保険料、団信特約料、家具家電費などが想定できます。取得後の固定資産税、都市計画税。
諸費用はケースバイケースです。

4．予定外の出費やお子様の進学等に伴う入学金、学費としての余裕ある現金
現在お持ちの貯蓄の大半を頭金にいれるのはリスクがありますので、上記の金額を良く見積をしてから、ローンを組まれることをお勧めします。

定かではありませんが、現政権の金利政策次第では住宅ローン金利の上昇の可能性があります。変動金利にした際の返済額上昇が危惧されており、固定金利でローンを組まれることを検討されている方も増えています。

お役に立てれば何よりです。