対象:矯正・審美歯科
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29歳女です。
小学生から中学生にかけて数年程、矯正治療をしていました。
その際に永久歯(4番か5番かどちらかは分からないのですが)を上下共に計4本、抜いています。
その後随分経ってから左側の親知らずは下顎にのみ、右側の親知らずは上下共に計3本生えてきました。
20代半ばで左の下顎のみ生えている親知らずの周辺が炎症を起こした際に上の顎には生えていないのもあって抜歯を薦められて抜いたのですが、当然バランス的に左側に歯が寄ってしまいました。
それ以前に・・・10代で何年もかけて矯正をしたにも関わらず未だに上下顎前突の状態です。口が普通の状態では力を入れなければ閉じませんし、閉じればオトガイにうめぼしが出来てしまいます。親が同じ口元なので遺伝のせいとは言え、寝起きなどは口の中が乾燥していて昔から病気にもかかりやすく外見的にも決して綺麗ではないので憂鬱です。
それでもう一度矯正をしようかと悩んでいるのですが矯正するとなればおそらく右の親知らずも上下ともに抜かれるとは思うのですが、その親知らずの二本以外の抜歯の可能性もありますか?もしくはまさか外科手術しないと治らない可能性などもあるのでしょうか。あと疑問なのが右の親知らずを抜いて肉が完全に盛り上がるまでに右側は後ろの方に歯が移動し易くても左の肉がある奥の部分に歯は移動してくれるのでしょうか・・・??
写真なしでの相談なので答え難いかと思いますが経験則などで良いので、お答えいただけると嬉しいです。
くりすたるこらさん ( 奈良県 / 女性 / 29歳 )
回答:2件
堀内 晃
歯科医師
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Re:再矯正について
はじめまして長崎の堀内と申します。さて、お問い合わせの件ですが、矯正治療後の後戻りの原因は、おそらく癖です。頬杖をついたり、顎杖を付いたり、横向き寝で寝てしまったり、、、思い当たることはありませんか?もともとの歯並びの原因はそうだったのかもしれません。それと上下の前歯が当たらない状態のことを開咬といいますが、おそらく上下の前歯の前後的なギャップのあられるようですので複合的な状態のようですね。いずれにしてもおそらくこちらも癖でなっておられるようです。
再矯正治療ですが、親知らずは左右のバランスを考慮して抜歯ということにはなるかもしれませんが、それ以外は抜歯でなくて矯正用のインプラントといわれるねじを固定源にして動かす方法があります。ただ、もしかすると口を開閉されるときに顎の付け根が「カコッ」といっていたりしませんか?もしなっているようでしたら顎が後ろにおしこまれている可能性があります。顎関節症の状態ですね。その場合は、その顎関節症を治療すると前後のギャップはいくらか解消されることがありますよ。どちらも一度専門医にご相談くださいね。
高橋 滋樹
歯科医師
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矯正の再治療について
矯正では、極力再治療のないように治療ができるとよいというのは、歯科医師も同じ思いですし、実際再治療を行なうことは非常に少ないとは思いますが、それだけにお悩みのことと思います。
常識的には、小臼歯(4番めか5番目の歯)を4本抜いている場合、親知らず以外の歯を抜いて治療することは考えられませんというか、矯正専門医であれば極力避けたいと考えます。その結果、親知らずの抜歯をして、それによりできたスペースで極力上下顎前突を治していくためにどうするかを考えるということになります。
上下顎前突は気になると思いますが、咬合状態がとりわけ以上でなければ、外科手術を保険で行なう適用にはなりません。おそらくは自費で外科をやるという選択肢はあまりなく、あったとしてもオトガイの形態を変える手術を併用するかどうかということになるように思います。
歯が奥に動くかどうかは、そこに動くスペースが骨としてあるかによるので、歯肉の問題ではありません。
見ないとわからないことだらけですので、ご参考までにしていただければと思います。
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