対象:ペットの医療・健康
去年六月にボロボロの状態で拾って何度か死にかけ今は元気になった推定二歳の雌です
拾った際肺に水が溜まっておりその原因は心臓が普通より腫れているせいだという事で、心臓病と利尿剤を飲み続け、普通の心臓より一回り大きい所で現状維持の状態です(二ヶ月に一度受診でエコーをしてます)
最近発情期に入り毎日激しく鳴くからか先日の受診の際、左心室に梗塞が見られると言われました
でもこの子は避妊は出来ないだろうと言われており、どうすればいいのか判りません
因みに担当医には発情期に避妊せずに居ても問題ないと言われました
苦手な人と居るストレスや発情期のストレスや鳴き声で心臓に負担を掛けているより、外に戻してあげた方がマシなのではないかとも思えてきました
こういった場合やはり避妊手術は出来ないのでしょうか
出来ないなら代わりに対策はないものでしょうか
みゅさん ( 千葉県 / 女性 / 37歳 )
回答:1件
Re:心臓の悪い猫の避妊について
一般的に、外科手術における外科的侵襲や麻酔は、少なからず生体に負担をかけてしまうことがあります。
特に心臓疾患や腎疾患、一般状態の悪い個体においては特にその管理には注意が必要になります。今回のケースのように心疾患の重度は明らかではありませんが、健常な個体が受ける避妊手術とはリスクの度合いは異なります。適切な麻酔管理のもと生体側に麻酔、手術侵襲に耐えうる状態なのか心臓の状態、全身状態ともに術前の細かい評価が必要となります。そのうえで、麻酔、手術に関し耐えうる評価であるならば手術の検討が初めてできるようになります。
今回のご質問にあるように発情期に鳴くという行為が心臓に与える影響がどの程度あるのか、またこれが麻酔、手術による影響よりも大きなものなのかを比較検討することも必要な検討事項です。
手術によるデメリットが大きな場合、一般的に手術を勧めることはできません。
このような問題の代替法のひとつとして、プロジェステロンというホルモン剤を体内にインプラントすることで、発情期を回避する方法があります。麻酔などは必要のないものですが、長期の問題に子宮疾患を患う可能性がありますので、定期的なチェックが必要となります。
獣医師と相談の上、状態に合わせた治療の検討をしていただくとよいでしょう。
評価・お礼
みゅさん
2013/02/19 18:41ご回答ありがとうございました
明日病院の予約が取れたので、主治医の先生とも相談や質問をしてみます
(現在のポイント:-pt)
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