対象:一般歯科・歯の治療
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右下6番の歯茎が腫れ、膿を持った状態になり歯科医を受診しました。レントゲンの結果歯根が割れているようだと診断され、後日抜歯することになりました。
今日は歯根に直接抗生剤を注入し帰宅となりましたが、20分たったころから左手に力が入りにくくなり、中指が曲がりにくくしびれた感じもあります。
歯茎に薬を注入する際かなり痛みがありましたが、どこか神経でも刺してしまったりしてしびれが起きるなどということはあり得るのでしょうか。
ご回答宜しくお願い致します。
めむりんさん ( 山口県 / 女性 / 56歳 )
回答:1件
歯茎に直接注入する抗生剤の影響とは考えにくいです
初めまして。つくばオーラルケアクリニックの飯田です。
バイ菌に感染し化膿している歯の中や歯の周囲の歯茎に、軟膏のような状態の抗生剤を注入する、局所薬物療法を「3DS」とか、「ドラックデリバリーシステム」などと言います。これらの方法では、抗生剤を内服する場合や点滴する場合と異なり、使用量が少なく全身への影響は限定的とされています。使用する量が少量でもアレルギーなどは起こりうる可能性がありますが、左手だけにアレルギーが出るとは考えづらいです。
また、歯の周囲を支配している神経と、手や腕の神経は全くつながりがないため、歯の治療で手がしびれることはありえません。今回はたまたま歯の治療後に症状が出たか、あるいは治療中の姿勢などが関係したのかもしれません。
通常、手足のしびれを生じた場合は、微小な脳梗塞などの脳の問題か、いわゆる頸椎症(例えば手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん))とか、手の血液の循環の問題などを疑います。歯科的な問題ではないと思いますので、整形外科や神経内科などを受診されてはいかがでしょうか?お大事になさいませ。
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評価・お礼
めむりんさん
2013/01/20 03:36大変分かりやすく丁寧な回答を頂き、ありがとうございました。
はじめて受診した歯科だったので非常に不安でしたが一気に解消されました。
まだ左手に力が入りにくい症状があるので、ご助言の通りまずは整形外科を受診してみます。
回答専門家
- 飯田 裕
- (茨城県 / 歯科医師/医学博士)
- つくばオーラルケアクリニック 開設管理者/院長
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