足場代が高い屋根リフォームは塗装かガンバリウム鋼板か

房総北東部の郡部で、築１１年目を迎えた屋根のリフォームを計画していますが、急勾配の屋根のため割高になる足場組み代を主に考慮しつつ、塗装か、ガンバリウム鋼板による葺き直しか、で判断に迷っています。以下のように考えてみたのですが、プロ・専門家のアドバイスをお願いします。

大手住宅メーカーMホームが、約１２年前に坪２５万円プラス部門別注文システムで売り出した２階建て（建坪８６平方メートル）で、屋根はスレート（彩色石綿）葺きです。問題は急こう配の単純な三角「大屋根」で、地元の業者で見積もりを取ったところ、足場組みが、２２万円もかかるということです。
こうした割高な足場代を１０年に一回という塗装のたびに負担するのか、それとも、この際、メンテの間隔が塗装よりも長い（であろう）ガンバ鋼板に葺き替え工事をした方が長い目でみた費用対効果で合理的か、どうかということです。

見積もりは
塗装は１６０へーベに、洗浄とシーラー、水性シリコン２回塗り 税別で計４２万円、
ガンバ鋼板は４８坪の工事、ケラバと軒先の水切りが各１４間に平棟７間、ルーフィング９本を加えて、税別９３万円 でした。

その差額は約５０万円。単純に考えると塗装１回分が出てしまう額ですが、足場代２２万円余りが付随するので、そうともいえません。素人考えで、例えば３０年を一区切りとすると塗装は３回。その間の総合計は約１９３万円。ガンバは仮に１回で済めば１１５万円。

しかし、ガンバはあくまで鋼板ですから、とても３０年メンテ不要とは、思えないので２回とすると、次は葺き替えではなく、塗装になるでしょうから、仮に同じ４２万円とすると約１７９万円になります。

以上、http://profile.allabout.co.jp/ask/q-129726/ も参考にさせていただき、出した結論は、ガンバ鋼板でした。ガンバ鋼板のメンテが１５年から延びれば、それだけメリットが出るのではないか、と。

そんな金額だけの計算通りにはいかないだろうし、素人ゆえの「仮定」がいくつも入っていますので、大きな落とし穴を見過ごしているのではと心配ですので、プロの方々に助言をお願いします。

また、見積もりの単価（鋼板工事＝坪１６０００円、塗装＝へーべ２０００円）などについても、「高い」「やや割高」「こんなものだ」の判定もしていただければ、手元不如意な年金生活者には、幸いです。