対象:リフォーム・増改築
当方30歳男、妻、子ども2人の4人暮らしです。
昨年、隣家の火事の延焼により住めない状態の被害にあいました
被害状況は3F全焼、2Fは燃えた部分の壁がなくなり天井も落ちてますし、2Fの他の部分と1Fは煙水損です。
復旧に向けて動いているのですが、改修にするか建て替えにするかで悩んでいます。
当初は建て替えしかないと思っていたのですが、見積りに来てもらった工務店の方が
1F部分は基礎がコンクリート造でしっかり残ってるので、
1F部分を改修して2,3Fは増築という手段も取れますとおっしゃっていただきました。
また、別の工務店は建て替えした方がいいですとのお返事でした。
築20年ちょっとの中古を3年ほど前に購入したのでローンはほとんど残っております。
火災保険は満額でますが、それでも2割ほどローンは残ります。
また家財保険には加入してなかったので復旧後そちらにも費用がかかります。
建て替えの場合は登記や建築確認にも費用がかかりますし、ここを最終の棲家にするかもわかりませんし、
でも建てるなら隣家の土地を購入してでもしっかりといいものを建てたいとも考えます。
この条件だけでも、増改築の方に考えは傾いているのですが、、
自分の中ではコンクリート造とは言え、ダメージを受けているはずですので耐久度は大丈夫なのかという点と、
最初の工務店で事情を話すと改修はあまりいい顔をされなかったので、
今後、他の工務店に見積りをお願いするときも改修案は門前払いされるのではという不安があります。
改修、新築ともにまだ見積りを依頼している段階ですが、アドバイスを頂きたいと思います。
aki1982さん ( 大阪府 / 男性 / 30歳 )
回答:2件
改修か建て替えか
横浜の設計事務所です。
隣家の火災をもらってしまうとは大変お気の毒です。
お怪我がないのがせめてもの幸いでした。
建て替えか改修かというお話ですが、単純に資金で考えると
新築する諸々の費用+ローン残額の2割というのは大変かな、
と思います。
ただ、まだ30歳との事ですので最長35年のローンを組んでも
65歳で完済できますので、考えられないお話ではないでしょう。
どちらをお選びになるかは、結局、質問者さんの今後の生活設計
次第だと思います。
ですのでここでは、改修の可能性に関してのみお話します。
まず、基礎に関してはおそらく問題ないと思われます。
コンクリートは耐火建築材料ですし、直接炎に晒されて
いないのであればなおさら問題ないです。
改修に関しては、面積が増える改修に関しては確認申請が
必要になります。(おそらく防火指定がある地域でしょうから)
基本的な外形は、斜線制限などの規制もあるのでもとの形を
踏襲する事になると思います。
ただ、中の間取りや窓の位置・大きさなどは自由にできます。
重要な事は、構造体をきちんと既存のものを調査しつつ新しく
構造計算する事です。
3階建ての家は、現在では必ず構造計算しなくてはいけないので
例え確認申請を出さないとしてもやったほうが良いです。
こうした事を考えると、お近くの設計事務所にまずお聞きに
なる事をお勧めします。
設計事務所が、計画をすれば大抵の工務店は受けてくれると
思います。
<あーす・わーくす http://office-ew.com>
評価・お礼
aki1982さん
2013/01/10 14:53回答ありがとうございます。
火に晒されてなければなおさら問題ないということは、
火に晒されても多少は問題ないという解釈させていただきます。
設計事務所様に依頼するという考えは思いつかなかったので
工務店に断られたら当ってみようと思います
回答専門家
- 小松原 敬
- (神奈川県 / 建築家)
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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1週間遅れの回答、失礼いたします。
近隣からの被害とのこと 心中お察し致します。
文面から築20年の木造3階建てと判断して宜しいでしょうか。
改修リフォームの場合、確認申請提出時、用途地域や地域協定など現在の決まりの中で建てる事になりますので、他の先生が仰るように今までより厳しい規制を受ける可能性があります。
1階基礎を再利用される場合も、基礎幅や床下換気計算との関連が出てまいりますので、工務店の建築士や設計事務所にご相談されることが望ましいと思います。
再利用できる場合、強度にご心配されておられるようですので、検査機関による「シュミットハンマーテスト」などでコンクリート強度は測定できます。
改修リフォームや建て替えされるにあたって、行政・自治体などで様々な助成・補助・減税・融資制度が行われておりますので上手く活用され、少しでも支払いが軽減されるといいですね。
税理士や行政書士が得意とする分野ですが、ご依頼される工務店さんや設計事務所さんが疎いようでしたら、一般のかたに分かりやすい資料を差し上げますので、お問合せ機能から郵送先をご指示ください。
社会福祉士の立場から申し上げれば、お子さんが火事というトラウマを持たぬよう、新居は火事に強い仕様にすることで精神的にも安心した生活が送られるようご配慮されることをおすすめ致します。
ご夫妻もショックから体調不良にならぬよう、ケアが大切になりますのでお大事にしてください。
乱文失礼いたしました。
やすらぎ介護福祉設計 斉藤
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
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