対象:ペットの医療・健康
先日、犬(雑種・雄・推定3歳)の去勢手術をしました。
入院~抜糸までの約2週間、
獣医さんの指示どおり散歩はせず室内で安静にさせていました。
そして、抜糸の翌日から散歩を再開し、
現在2週間程たつのですが、犬の様子がおかしいです。
まず、すれ違う犬に吠えるようになりました。
しかも、仲良しの散歩友達にも吠えるようになったんです。
去勢前は、
散歩友達とは抱きついてじゃれあうように遊んでいました。
たとえ顔面に思いっきり足が当たったとしても、
唸ったり吠えたりは全くなかったです。
以前は、特定の大型犬に対して吠えることはあっても、
他の犬に対して吠えることはしませんでしたし、
その大型犬以外の犬にほえられても、
吠え返すこともほぼありませんでした。
しかし、去勢後その大型犬以外にも吠えるようになり、
仲良しの友達犬にまで唸ったり吠えたりします。
私なりにここ2週間犬の様子を観察しているのですが、
まず、友達犬に対しては行動が2パターンあって、
1:ゆっくり近づき、唸った跡に吠える
2:以前のようにじゃれている最中に吠え始める、です。
どちらの場合も途中でしっぽを振る時があります。
次に、知らない犬に対しては、相手との距離が近づくと吠えます。
去勢前までは先述の大型犬以外にはほぼ吠えることなく、
ましてや友達に対して吠えるなんて全くなかった事です。
私は動物初心者なので、犬の吠え方の違いが詳しく分かりませんが、
吠える時は前のめりになって、飛びかかりそうになっているので、
威嚇の吠え方なのかな?と思っています。
飼い主やすれ違う方々にはしっぽをふってよっていったり、
家の人間や外であう人間に対しては今までどおりです。
来客にも、もちろん全く吠えないし、飛びつこうともしません。
ただ、庭で遊ぶ時にボールなんかで遊んでいると、
尻尾は降りつつも唸っていることがあります。
去勢をすれば多少男らしくなくなると聞いていたので、
ここまで凶暴(?)になるとは全く予想しておらず、
本当に心配しています。
上記の犬の行動は全てストレスによるものなのでしょうか?
そして、家族はどのように対処すればよいのでしょう?
【補足へ続く…】
補足
2012/12/21 14:25【補足】
私自身もこ去勢のことについて調べたり聞いたりしていますが、
去勢手術では性格が変わらないそうなので、
術前・術後のストレスがまだ取れないのかなと思っています。
ホルモンのバランスとの関係でこうなったのかな、と考えたり…
とにかく犬のことに関して深い知識がないので、
専門家の方にお答をいただきたいです。
ネットでいろいろ調べていると、
去勢後に私の犬のようになってしまった犬の飼い主の方の話を
(少ないですが)いくつか見つけ、
元通りになるまでに3カ月かかった犬や、
1年ほどかかった犬もいることを知りましたが、
我が家の犬も元通りになるかどうかすごく心配だし、
今まで仲良く犬友さんたちとやってきたし、
これからも楽しくやっていきたいので、すごく不安です。
小さなことでもいいので教えて頂けると嬉しいです。
ちなみに我が家の犬は、
・MIX(保護された犬なので両親の犬種は不明)
・生後推定5カ月まで(保護された)集団の中にいた
・去勢手術は推定3歳でした
術前と術後では特に餌や散歩の時間に変化はありません。
甘やかしているということも、ないと思います。
おすわりや待てなどもいつもどうりにやります。
急に変わってしまったので本当に困っています。
ご回答よろしくお願いします
ちなみに性格は、超ビビり・怖がりです。
神経質というわけではなく穏やかでした。
家に帰れば前のまま穏やかにすごしています。
たこママさん ( 神奈川県 / 女性 / 23歳 )
回答:1件
Re:去勢後の犬の変化(無駄吠え)について教えて下さい。
犬同士が接近したとき、じゃれ合っているとき、おもちゃで遊んでるとき、食事中などに、他の犬や人対してうなる、歯をむく、吠える、突進する、咬みつくといった攻撃行動がみられることがあります。
通常、これらの行動は正常な社会的行動です。しかし、攻撃行動が過度になると犬や人が怪我を負ってしまうことがあるため注意が必要です。
ご相談内容からだと、去勢手術をするまでは他の犬と遊べていた、吠えることがなかったとのことなので周囲環境への社会化はできていたのだと思われます。
しかし元々臆病な性格に、手術、入院、2週間安静といった自身で許容できない経験が加わり、感情の不安定や衝動性を誘発し、他の犬に対しての攻撃行動や所有性攻撃行動へ移行したと予想されます。
一般的に攻撃行動を起こす動機として、恐怖性(はげしい恐怖を感じたときにおこる)、序列性(相手に自分が優位な立場であることを示すため)、防御性(身を守るため)、所有制(所有物を守るため)、縄張り性(縄張りに侵入したものを排除するため)などが挙げられますが、その多くは恐怖に関連すると現在では考えられています。
攻撃行動は適切な行動修正法によって治療しますが、犬の性格、経緯、攻撃行動を起こす状況、攻撃行動パターンなど詳細な情報と動機などを考慮する必要があります。
そのためには、専門家による行動観察と診断に基づいた行動修正法を行うことが望ましいので、行動診療科のある動物病院での診察をおすすめします。 すぐに行動診療科での受診が難しい場合は、不安、恐怖、興奮などのストレスを緩和するサプリメントもありますのでかかりつけの動物病院で相談してみてはいかがでしょうか。
(現在のポイント:-pt)
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