対象:年金・社会保険
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こんにちは
夫の扶養から外れようかどうしようか悩んでいます。
現在、夫は公務員で,私は内職103未満の収入です。
今後、住宅ローンや2人の子どもの教育費等かさむため、夫の扶養から外れて内職を増やそうかと考えています。
ただ、内職なため、厚生年金に加入することは不可能ですし、国民年金に加入したり、市民税を支払ったりすると、少し私の収入が増えたところで、家計的にはマイナスになるのではないかと心配です。
そこで、夫の扶養から外れたときにどの部分の支出が増えるのか(夫と私別々に)。
また、そういった支出が増えても損にならないのは、私の収入がいくら以上になればよいのか。
また、収入を増やすために、内職とパートやアルバイトのかけもちをしてもよいのか。そのときの注意点など。
年金や健康保険、税金のしくみがよくわかっていないので、くわしく教えていただけると幸いです。
よろしくお願いします。
ここももさん ( 愛媛県 / 女性 / 41歳 )
回答:1件
松山 陽子
ファイナンシャルプランナー
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内職を増やすのは得策でないようです
ここももさん 初めまして
FPの松山陽子と申します。
「扶養」には、所得税・住民税上の扶養と、社会保険上の扶養があります。
よく耳にする「103万円」と「130万円」がそれぞれのライン。
あなたは、勤めでなく内職ということなので、共済組合の判断がどうかわかりませんが、おそらく130万円ぐらいまで収入を増やしても、社会保険の扶養(健康保険・国民年金の負担なし)から外れないと思います。
(内職の経費はほとんどかからないものとします)
130万円弱だと、あなたの所得税・住民税が5万円程度発生。
夫の所得税・住民税が4万円増える(夫の所得によって変わりますが、税率10%のラインとして計算)
それから、公務員とのことで、何らかの家族手当が付いているのではないでしょうか。その要件が103万円なのか、130万円なのか、調べてみる必要があります。
仮に103万円を超えれば、月1万円の手当がなくなるというなら、12万円のマイナス。
以上、トータルすると21万円のマイナスになってしまいます。
普段なら、社会保険上も扶養を離れ、自分で社会保険に入って働くことをお勧めしています。
手取りは大して増えなくても、将来の年金に反映するなど、メリットが大きいからですが、
あなたの場合、社会保険でなく国民健康保険、国民年金に加入することになるので、現実としてメリットはなく、負担だけがのしかかります。
〇130万円ぐらいまで内職を増やす(家族手当の要件や金額を確認してください)
〇内職ではなく、社会保険に入って扶養を気にせず働く
のがよいかと思いますが、ここに書ける内容は限られています。できれば詳細なアドバイスをさせてください。
評価・お礼
ここももさん
2012/11/03 10:23先生、丁寧にご回答くださいまして、ありがとうございます。
現状をもう少し見極めて、内職を続けるかどうか検討してみたいと思います。
松山 陽子
2012/11/03 10:57評価をいただき、ありがとうございます。
また何か疑問があれば、お尋ねくださいね。
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