対象:ペットの医療・健康
約一年前から原因不明の嘔吐に悩まされています。血液検査、バリウム検査、胃内視鏡、CT等色々やりました。バイオプシーの結果は軽い十二指腸炎とゆう事で、胃薬等飲んでいます。嘔吐の頻度は週一ぐらいです。嘔吐のあと食欲もあり、ぐったりしたりしない、一日に時間を空けて何度も吐くとゆうような事はありません。ですが、一回の嘔吐で6、7回ぐらい吐きます。先生は週1ぐらいなら気にしなくても?とゆう感じです。最初は一回の嘔吐が1、2回で収まっていたのに最近は一回吐くと止まらないといった感じで本人が辛そうです。腎臓も少し悪いのですが、腎臓から来る嘔吐ではないとどこの病院でも言われています。3月に全身麻酔をかけたばかりで、大腸内視鏡検査はためらっています。内視鏡では確定診断出来ないときもあると聞くので余計に踏み切れません。ステロイド治療もしてみましたが、あまり効果はありませんでした。次にやるなら免疫抑制剤の治療と言われていますが、ステロイドが効かない子で免疫抑制剤には反応する場合もありますか?リンパ腫等の他の病気も考えられますか?5歳オスで、体重減少等はありません。
補足
2012/11/01 12:41犬ではなく猫です。記入しなくてすみません。
餌はセレクトプロテインを規定量置き餌です。自分でチビリチビリと食べています。IBD疑いがあり食事は除去食のみです。夜、Z/D缶を10グラム程度、薬を飲ますのに食べさせています。体重は5キロで少しポッチャリです。
☆けんこう☆さん ( 愛知県 / 女性 / 25歳 )
回答:2件
繰り返す嘔吐について
はじめましてアレス動物医療センターの沖田と申します。
さてご質問にお答えする前に、いくつかお聞きしたいことがありますので、よろしければ、補足などしてただければと思います。
1.どんなものを吐きますか? フード、黄色い液、白い液、透明な液
2.フードは何というフードを一日何g、何回に分けて与えていますか?
3.現在の体重は何kgで、それは痩せ気味、ちょうど、太り過ぎで言うとどの区分になりますか?
4.水とフード以外、野菜や犬用のおやつも含め、なにか口にするものはありますか?
質問に対し質問で返すのは心苦しいのですが、教えていただければ幸いです。
補足
下痢がなく嘔吐のみとなると大腸内視鏡に麻酔をかけるほどの意味があるかというと、ちょっと微妙なところです。
CTでも異常が見つからないとなると、あとは極論試験的開腹ということにんってしまうのかもしれませんが、強いてそれ以前に知っておきたいこととしては、膵臓関係の血液検査結果、甲状腺などのホルモン検査結果というところではないかと思います。
すでに通常の血液検査だけでなく、膵臓関連、ホルモン関連の検査まで済んでいるとなると、検査としては本当に試験的開腹くらいになってしまうかもしれません。
過去外に出たことのある子であれば、便検査は何度も繰り返したほうが良いと思いますが、一切外に出たことのない子だと通常寄生虫という路線も考えにくいです(それでも検査は繰り返したほうが良いと思いますg)。
あと私が以前見ていた子で消臭スプレーに対してアレルギーを持っている子がおり、消臭スプレーをかけたところ(飼い主様の服や、トイレなど)を舐めた時にアレルギー症状(その子の場合嘔吐と顔のかゆみ)を出していた子がいますが、ご自宅でスプレー関係を使われることはあるでしょうか。
やはり試験的開腹は最後の最後という手段であり、アレルギー検査や膵臓関連、ホルモン関連アド無麻酔で出来る検査をもう少し薦めてみたい気がします(すでにお済みでしたら申し訳ありません)。
評価・お礼
☆けんこう☆さん
2012/11/09 09:23ありがとうございました。ホルモン、膵臟系はやっています。アレルギー検査はやってません(^_^;)なのでアレルギー検査を担当医に聞いてみたいと思います
回答専門家
- 沖田 将人
- (富山県 / 獣医)
- アレス動物医療センター センター長
地域に密着したワンランク上のホームドクターを
アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。
Re:IBD疑い
慢性的な嘔吐の原因には胃腸炎(感染性、アレルギー性)、膵炎、腎不全、肝不全、消化管閉塞(異物、腫瘍)、消化管腫瘍、全身性の感染症、内分泌疾患(糖尿病)、心因性など様々です。
これらを問診、身体検査、血液検査、レントゲン検査、バリウム造影検査、超音波画像診断検査、内視鏡検査(上部消化管、下部消化管)などを行い除外していく必要があります。
血液検査では腎不全はあるがそれによって引き起こされている嘔吐ではないであろうということです。
バリウム造影検査では消化管の蠕動運動の低下、異常陰影など異常が見られなかったのでしょうか?
内視鏡検査は上部消化管のみで下部消化管は実施していないのであれば下部消化管に対しても内視鏡検査、組織生検もしくは試験開腹を行い消化管の全層生検を行ってみてはどうかと思います。
ステロイドや免疫抑制剤を服用中の場合は炎症を抑えてしまい、正確な判定が出来なくなります。また、リンパ腫など腫瘍であった場合に抗がん剤が効きにくくなってしまう可能性がありますので、ステロイドや免疫抑制剤による治療を行う前に行うべきと考えます。
現在5歳ということです、猫の消化器型リンパ腫の発生の平均10~12歳と比べると若いですが、5カ月齢での腸のリンパ腫の報告もありますのでしっかり調べておく必要があります
評価・お礼
☆けんこう☆さん
2012/11/15 10:54詳しい回答ありがとうございました☆
(現在のポイント:-pt)
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