対象:住宅設計・構造
回答:12件
はじめに
私のホームページからの抜粋で申し訳ないですが少しでも参考になれば嬉しく思います。
家は建ててしまった後に、ここはああすれば良かったと思うことも少なくないという話をよく聞きます。完成品を体感できないのが建築の欠点でもあります。分からないことが多いのでおまかせにしがちですが、納得するまで細部をシミュレーションし、イメージしていくことはとても大切です。
施主側がおまかせではなく真剣に細部までこだわっていくことで、その気持ちが設計側に伝わりどちらも真剣勝負となります。また時間をかけることで良い家が出きるものです。大金をかけ、一般的には、少なくとも30~40年は住むことになるわけですから、数ヶ月ましてや数回の打ち合わせを持っただけで完成させるなんてもったいない話です。たとえ一年近くかかったとしても、これから住み続ける長い年月の一部だと思えば、後から振り返ってもたいした時間ではないものです。
何よりも家づくりを楽しむ事が一番大切だと思います。
予算が決まっていますから、あれもこれもと欲張りすぎや、あまり細かいことにこだわらず、なにか一本筋の通った空間があればそれで良いものです。いたれりつくせりよりも、こだわりのある空間は何にもまして気持ちの良いものです。くつろぎや元気の源となるでしょう。
イメージを掴む
・ どのような感じで生活したいか?
・ 住み方の希望や要望を、何でもよいから書き出してみる。
(生活の小さな事柄でも何でもよい。出来るだけ多いことが重要。建築は予算に非常に左右されやすいので、多くの事柄や項目の中からプライオリティが決まる。)
・ そのライフスタイルを設計士に漠然と話してみる。雑談をしていると設計士がイメージしやすい。 ・ 好き嫌いなど好みは人それぞれあるので、具体的なイメージを設計士に提示してもらう(例えば施工例や、壁、床材のサンプルなどを見ることでお互いのイメージが近づく)
・ 身近にある雑誌の切抜きなどをファイルすることで、具体的なイメージを掴むなどが挙げられます。また、将来の家族構成や生活スタイルの変化も見据えて、最初から全て決めずに、ルーズに造っておくのも1つの方法です。要望を伝える 流行に左右されることのない、飽きのこない間取りや構成部材、だんだんと増えてくる雑多な生活用品に負けない力強い空間。壁一面の大収納など、豊かな生活を送るアイテムは様々です。
補足
具体的に要望がまとまり伝え、設計士のアイデア、提案がしぼりだされオリジナルな世界にたった1つの家が生まれます。忘れてはならないのが、光や風といった自然をどうやって取り込んでいくか、これは住んで初めて感じる事柄なので後にならないと分からないことですが、非常に重要です。
・ 室内に光があふれ、風通し良く生活できる・ キッチンはアイランド型が良い、独立したダイニングがほしい・ システムキッチンでは嫌だ、天板に凝りたい……など・ 家族同士の距離感をどうとるか・ 収納について・ バルコニーやテラスや光庭について・ 掃除のしやすさ、建物のメンテナンスについて・ 建築材料について(建築は多くの材料で構成されるので)
・ 自然素材について(アトピーや喘息の緩和が設計や建材で可能)
設計士にとっては、間取り程度の話やイラストで充分ヒントになりますので、何でも伝えたほうがよいと思います。
周辺環境のこと
敷地を含めた地形を読み解くことから設計は始まるといっても過言ではないです。
建物は単独で存在するものではなく、周辺の環境に大きく左右されますので、周辺環境の観察と将来の変化の予測が必要です。
変化を見越して設計をすることで、将来に渡る快適な生活が約束されるのです。
・ 隣地が同時に建設であれば図面で判断する
・ 既存建築物の形、窓の位置
(窓が向かい合ってお見合いしていないか?)
・ 現状は、光が充分に入っているが、近い将来の近隣の変化に対応できるか、将来にわたり採光と通風が確保できるか
・ 近隣からのプライバシーの確保ができているか
法規的なこと
・ 建築基準法で制限される用途地域や高さ制限など、その土地において規制されること(北側斜線制限、セットバックなど)建蔽率や容積率など(特に容積緩和と高度地区は重要))その他、特別な規制
これらを把握することで、その土地の空間占有領域が確認できます。
(街中でよく見かける、北側の屋根が斜めに削れたようになっているものなど)。逆に、法規的な制約が設計に都合良く働く場合もあるので、あきらめずに相談してください。
また当たり前のことですが、打ち合せを行う場合は、平面図だけでなく立面図、断面図、立体模型(内部空間が把握できるようなものでないと意味がない)を用いて総合的に建物を捉えるようにします。くれぐれも平面図だけで話の進むことがないように。
評価・お礼
norinoriusagiさん
2012/10/28 14:36大変細かくご説明いただき、ありがとうございます。
だいぶイメージができるようになりました。
回答専門家
- 中村勝己
- (広島県 / 建築家)
- 中村勝己建築設計事務所
目指すは大らかでゆったりと過ごせる気持ちのいい空間の家
昼夜問わず演奏可能な本格的音楽スタジオを持つ家。街の中でも風や光、豊かな自然を感じる家。あなたや家族の思いを受け止め、工夫とアイデアで予想以上の空間を実現、思いや夢をカタチにします。五感で感じるお気に入りの場所を一緒につくりましょう。
医師の選び方に似ています
私は建築家の選び方をよく医師の選び方に例えています。
病院には総合病院をはじめ、専門クリニック(内科・外科・眼科・耳鼻科・小児科・歯科・整形外科などなど)があり、建築家においても得意分野があります。
「ガレージ付の家」「古民家や伝統的建築物」「狭小住宅・ローコスト住宅」「エコハウス」「別荘」「デザイン・意匠住宅」「二世帯・介護福祉住宅」など様々です。
もちろん建築家は一通り経験していたりするので、どんな依頼がきても苦にならないですが、お施主様が望むポイントがあれば、それに長けた建築家に声をかけるべきですよね。
逆にイメージが曖昧で相手側からプランを出してもらう場合は、総合病院にあたる大手ハウスメーカーなどが幅広くサポートしてくれると思います。
「建築家に家を設計してもらう際の注意点」
一言で言えば、お施主様ご自身がこだわる部分をもつことです。
風通しの良い家だとか子どもが元気に走り回れる家などキーワードをもとに広げていくと、家造りが楽しくなりますよ(^^)
また、作品が気に入って選ぶと同じようなものに拘ってしまうことがあるので、建築家の考え方や人間としての相性を重視すると、信頼した建物ができ、竣工後も関係が続いていきます。
「漠然としたイメージ」はご自身のデッサンやイメージに近い建築物の写真を見せると情報の共有化が出来ますので、ステキな家ができるといいですね。
ご参考になれば幸いです。
やすらぎ介護福祉設計 斉藤
評価・お礼
norinoriusagiさん
2012/10/28 14:42得意分野…なるほど!自分のイメージに合った建築家さんを探してみたいと思います。
ご回答いただきありがとうございました。
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
齋藤 進一が提供する商品・サービス
バリアフリー住宅(新築・リフォーム/リノベーション)のご相談
終の棲家としての「介護福祉住宅・障がい者住宅・車椅子住宅・高齢者住宅」の考え方をアドバイス致します。
建築家に家を設計してもらう際の注意点
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
ご質問の件ですが、個人邸の住宅設計は、設計者がどれだけ建築主の生活すべてを理解しているかにより、その満足度は異なると思われます。
ただ、なかなか短時間の中にではすべてを把握できないものです。
また、私どもでは、建築家や大手ハウスメーカー、ビルダーなどに建築を依頼される方のサポートとアドバイスを相当数行っておりますが、建築主の住まいに対するイメージは言葉だけでは伝えにくいものがあります。
そこで、建築主の方には自分が気に入っている家の写真やイラストなどを切り抜いたりして、数冊のノートにまとめていただいております。
例えば、HMのカタログや住宅雑誌にイメージに近い写真などがありますので、そういったものを各部屋ごと、外観、設備、家具などインテリアに至るまでのものをノートなどに貼ってもらいます。
そうすると、概ね自身の家に対するイメージ作りがビジュアルで把握できるかと思われます。
こうしたファイルを持って、建築家の方などと打ち合わせをしていくと効率的で先方に自身のイメージを伝えやすいでしょう。
そのためにも、できるだけモデルハウスや建築実例を数多く見学しておくことをおススメいたします。
もう1点は建築家などとの相性も重要なポイントでしょう。
家が完成するまでの間は概ね1年から1年半程度はかかり、長時間にわたり話合いをすることになりますので、どうしても相性は重要なポイントです。
相性が悪いと家作りは苦痛になりかねませんので…
最後に、担当する方には多くの経験数があるかも重要です。
いざ施工に入ると、図面では描けてもその通り工事が収まらず、設計図どおり出来ないというケースがあります。
そうなると、色々な面で支障をきたすこともあり、期待通りにならないということになりかねません。
以上のような点を考慮して、建築の依頼先をお決めになる際のご参考になれば幸いです。
尚、詳しい説明やご相談が必要でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
アネシスプランニング
http://navi.nikkori-house.jp/anesisplan/
電話:03-6202-7622
メール;info@anesisplan.co.jp
建築家との家づくり 設計・見積検討サポートはこちら
http://profile.allabout.co.jp/s/s-3250/
評価・お礼
norinoriusagiさん
2012/10/28 14:44自分のイメージに近い写真をノートに貼っていく作業、楽しそうですね。
言葉で伝えるより、うまく伝わりそうです。
寺岡 孝
2012/10/28 18:16この度は回答に評価をいただき、まことにありがとうございます。
ご自身のイメージされている外観や内装、家具やカーテン、照明器具に至るまでの資料を数多く準備されることで、よりイメージを伝え易くなるでしょう。
下記に掲載している写真はあるHMからの提案ですが、プレゼンの間取りの周りに希望のイメージ写真を添えており、わかりやすいものになっています。
■実例はこちら
http://navi.nikkori-house.jp/anesisplan/free/tabid/172/Default.aspx
このようにプランが見られると、イメージしやすいものですね。
以上、取り急ぎ回答の評価の御礼まで。
アネシスプランニング(株)
電話:03-6202-7622
メール:info@anesisplan.co.jp
回答専門家
- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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建築家選びはまず、相性!
norinoriusagiさん、初めまして。
建築家を選ぶにはまず相性です。
家づくりは、人と人が共同で形にしていく作業です。
故に、一緒にやっていけるか相性が重要です。
頼りになるけど、強引な建築家が良い方。
丁寧話しを聞いてくれる建築家が相う方。
粘り強い建築家が相方。
人それぞれです。
しかも、自分に相性の相う建築家がどんな方か?は、
意外と分かりません。
(家造りは殆どの方にとって、初めての事ですから当然です。)
まず、合って見て色々と話しを聞いてみては如何でしょうか?
合って話す事で、その建築家の考え方も人柄も、一緒にやっていけそうか?
わかります。
お見合いみたいなモノですね。
株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所
http://www007.upp.so-net.ne.jp/spiritual/
回答専門家
- 小木野 貴光
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 代表 一級建築士
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現するため、細やかな「収納計画」、「光と風」を取り入れ、「素材」と「間取り」の工夫で、心地よい住む方らしい家づくりをしています。住宅・デザイナーズ賃貸・クリニック・老人ホーム、東京都の建築設計事務所。
小木野 貴光が提供する商品・サービス
狭小敷地で、豊かなスペースと居心地の良い住まい!
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しかも、自分に相性の相う建築家がどんな方か?は、
意外と分かりません。
(家造りは殆どの方にとって、初めての事ですから当然です。)
まず、合って見て色々と話しを聞いてみては如何でしょうか?
合って話す事で、その建築家の考え方も人柄も、一緒にやっていけそうか?
わかります。
お見合いみたいなモノですね。
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三竹 忍
建築家
-
イメージが大切です。
norinoriusagi さん
初めまして、M設計工房の三竹忍と申します。
建築家や設計事務所に満足のいく家を建ててもらうためにはですが、
1.家族と「こういう暮らしがしたい」というイメージを伝えてください。
「子供が楽しい家、キッチンが中心の家、中庭のある家、ガレージのある家」など
2.自分達の必要な言葉をつたえてください。
まず、漠然としたイメージを紙に書き出してみてください。
「明るい家、リビング広く、吹き抜け、オープンキッチン、中庭がある、収納広く」など
そうすると、必然的に自分たちが、必要な言葉がでてきます。
3.ライフスタイル、趣味、こだわり、大切にしている事を伝えてください。
「車、料理、音楽、本、ガーデニング、書道、茶道、フラワーアレンジメント、裁縫」など
4.一度プランを創ってもらい、そのプランをもとに、
話し合って、何回かプランを提案してもらいながら、
家づくりをしていくといいです。
M設計工房 三竹忍
評価・お礼
norinoriusagiさん
2012/10/28 14:38暮らし方のイメージなど、もう一度整理してみたいと思います。
ご回答いただき、ありがとうございました。
島崎 義治
建築家
-
イメージを形にしてゆくのが建築家の想像力であり役割です。
住宅の設計とは、
Norinoriusagiさんやご家族と、建築家との協働作業ではないかと考えています。
何度も話し合いを持つことが重要です。
そのなかから漠然としたイメージを次第に具体的なものにしてゆきます。
Norinoriusagiさんの漠然としたイメージやあるいは潜在的な表面に出てこないようなイメージを具体的に現わし、住まいのかたちや生活のイメージとして方向付けてゆくのが建築家の想像力であり、また重要な役割です。
ゆっくりと試行錯誤しながら、またある時は一気にアイデアを膨らませ、まとめてゆきます。
先日、同じようにこのサイトから申し出のあった方から、何度かメールでやりとりし、いろいろな疑問を解決していただきながら、同時に私の方では具体的なイメージをモデルで表わし、実際にお目にかかっていただいて、イメージを表わしたモデルやイメージを語る人柄をとても気に入っていただいて、一気に設計を行う運びになりました。
実際の設計の作業はこれからの長い道のりの中で進んでゆきますし、設計契約ももう少し先になります。
まずは、直接何人かの建築家とやり取りし、norinoriusagiさんと共感したり、価値観が同じような建築家を決められたらいかがでしょうか。
建築家との設計契約は慣れないもので慎重になられると思いますが、私たち建築家もある程度の方向性が決まるまでは、すぐに設計契約を結ぶことなどできません。何度かゆっくり打合せを行いながら決断なされたらいいと思います。思い切って、お声をかけていただければ幸いです。
島崎義治/島崎義治建築設計事務所、人間環境大学教授
2012グッドデザイン賞を受賞しました。
http://architect-studio.com
EMail:info@architect-studio.com
評価・お礼
norinoriusagiさん
2012/10/28 14:39自分のイメージを形にしていっていただける…想像しただけでワクワクします。
ご回答いただきありがとうございました。
島崎 義治
2012/10/28 19:16評価ありがとうございます。
何より、「ワクワク」感じていただいたことがたいへんうれしいです。
その「ワクワク」感が大切だと思います。最初の出会いから、設計中はもちろん、最後は「ワクワク」して毎日の生活を送っていただく、、、そのように感じていただくために、私も「ワクワク」して仕事をしています。住まいをつくるって楽しいですよ。
志田 茂
建築家
-
建築家と満足できる家を作るためには・・・
いろいろ話を話をする事です。「こんな事言ってもいいのだろうか?」なんて思わず、いろいろお話してください。
イメージを、思いを 伝える事が難しのは、私達もたくさん体験し、理解しています。
ですから、「漠然としている」という事は気にしないでください。お互いに話をしていくなかで、だんだんと明確になっていきます。
家は、大きくて、漠然としていて、沢山の情報があって、何がいいのかわからなくて、、、ご自身の明確なイメージを伝える事は、、難しいですね。
でも、だからこそ、設計事務所に頼む意味があります。
何もないところから「一緒に考えていく」・・・それが設計事務所に頼む家作りです。
最初にお会いした時に全部伝えられて、すぐにプランができてしまう事はまずありません。
そのために、期間的に余裕を持って家づくりを考えられる事がいいと思います。
感覚的に合うと思う人とじっくり話をしていけば、きっと満足できる家ができると思いますよ!
志田茂建築設計事務所 志田
補足
9月に引渡をした施主の方から感想をいただきました。その方とも、お会いしたり、メールでたくさん話をしました。よろしければお読みください。
http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/2012/10/post_a2ce.html
norinoriusagiさんも、満足できる家が きっとできます!
評価・お礼
norinoriusagiさん
2012/10/28 14:45話をすること、ですね!ちょっと恐れ多い面もあったのですが、少し安心しました。
ご回答いただきありがとうございました。
志田 茂
2012/10/29 10:43まずは、よい関係を築ける設計者探しですね。いい出会いがありますように!
角倉 剛
建築家
-
道先案内人として、どの建築家を選ぶかが重要です
norinoriusagiさま
はじめまして 渋谷区の角倉剛建築設計事務所と申します。
家造りにおいて、建築家はお施主さんの、道先案内人みたいなものなのかなと思っています。
どんなものであれ、まずはお施主さんの話を聞いて、「それならばこっちの方面に行った方が良いでしょう」と、建築家はある方向性を示します。
時には、いくつかの方向性を導いて、「どちらが良いですか」と聞くこともあります。
連れて行かれた、場所にについて、感じたことを、建築家に伝えると、また新たな場所に連れて行ってくれます。
そんなことを繰り返しながら、自分たちの最終目的地を、建築家のガイドを受けながら探っていくのが、家造りなのかなと考えています。
面白いのは、最終的に辿り着いたところが、お施主さんにとっても、また建築家にとっても、必ずしも、最初にイメージしたものではないということです。また、多くの場合、それは最初にイメージしたものより、豊かなものになっています。
他の方もかかれていますが、「齟齬なく、満足のいく家を建てるために必要なこと」は、建築家選びだと思います。
ホームページなどを見て、自分たちの感性と合う建築家を、まずは複数でも構わないので、選んでみること。ホームページであっても、建築家の個性は表れています。
その上で、何度かのやりとりを通じて、お決めになることが良いと思います。
建築家の敷居は、思ったほど高くはないものです。多くの方は、相談ということであれば、気軽にあってくれます。
私たちも、お会いしただけで、設計契約に進めるとは考えていませんし、お断りされても、まったく気にしませんので、まずは、思い切って、気になる建築家に、声をおかけになることをお勧めいたします。
また、私でよろしければ、お気軽にご連絡下さい。
イメージが言葉になりにくいというのは、ほとんどの方がそうですから、あまり気にされなくても良いと思います。その漠然としたものを形にしていくのが、私たち建築家の仕事ですから。
角倉剛/角倉剛建築設計事務所
……………………………………………………………………………………………………………
mail info@smkr.jp
HP http://www.smkr.jp/
Blog http://smkr.jp/blog/
……………………………………………………………………………………………………………
評価・お礼
norinoriusagiさん
2012/10/28 14:47わたしも、敷居が高いと思っていましたが、今回こんなにもたくさんの方にご回答をいただき、まずは、相談してみようと思えるようになりました。
ご回答いただきありがとうございました。
田口 継道
建築家
-
建築家
はじめまして、私も建築家の一人ですが、独立してから43年になりますがいまだに最初に設計させて頂いたお宅様と交流させて頂いております。他の方々が申し上げてる通りと思います。何人かの方々と直接お会いして、一番信頼の置けると思える方に依頼されるのが良いとおもいます。その際設計された家を見せてもらい施主様からお話を聞くのも参考になるとおもいます。建築家選びが大変でしょうが、最初よければきっと満足のいく家が出来ると思います。頑張って良い家が出来ます事をお祈りしております。
建築家 田口継道
http://taaa.co.jp
評価・お礼
norinoriusagiさん
2012/10/28 14:48相性が大切とのこと、理解いたしました。
ご回答いただきありがとうございました。
田口 継道
2012/10/29 08:41評価有難うございます。
菊池 克弘
建築家
-
家族の将来の幸せを追及してくれる建築家を選んでください
建て売りではなく、土地を購入して建築家の方に設計してもらい家を建てたいと思っています。
これは素敵な選択ですね。あなたの家族に最適な住宅を造ることができます。
漠然としたイメージがあるのですが、言葉で伝えるのが難しいのではないかと思っています。
全く難しくありません。あなたは、自分たち家族の将来の幸せ(すなわち、どのような子育てをするのか、老後の親との生活をどうするのか等)を追及していればよいのです。そして、その幸せを具現化するのが建築家の役割です。
齟齬なく、満足のいく家を建てるために必要なことについて教えてください。
満足のいく家造りに必要なことは、コンセプトデザインと工事の予算管理です。これらは車の両輪のようなもので、どちらが欠けても満足のいく住宅は造れません。
そして、コンセプトデザインとは、ただ単に、色や形がかっこよいというだけではなく、快適な居住空間(天井の高さや高気密・高断熱、採光など)、将来の子育てや老後の親との同居などへの対応力を設計することです。
また、工事の予算管理とは、コンセプトデザインに基づく設計に対し、できるだけ仕様(グレード)を落とさずに、限られた予算内で、住宅建設を実現することです。
以上のことを現実に具現化できる建築家、そして、自分の考えと共感できる(自分と相性の良い)建築家に依頼できれば、満足のいく家造りが可能となります。
尚、以下もご覧になってください。
http://profile.allabout.co.jp/pf/katsuhiro-kikuchi/
評価・お礼
norinoriusagiさん
2012/10/28 14:50予算の問題もでてきますよね。
満足のいく家が建てられるよう、進めていきたいと思います。
ご回答いただきありがとうございました。
奥山 裕生
建築家
1
相性のよい建築家選び
はじめまして。
奥山裕生設計事務所の奥山裕生と申します。
ほとんどの方が、家づくりのスタートの段階では、
「自分がどんな家に住みたいのか」
ということに関しては、漠然としたイメージで、
言葉で伝えるのは難しいと思っていらっしゃいますので、
ご安心ください。
建築家と設計打ち合わせを重ねるうちに、
「自分がとんな家に住みたいのか」
「自分達らしい暮らしはどんな暮らしなのか」
など、潜在的なご要望が見えてくるのだと思います。
従いまして、建築家とのコミュニケーションはとても大切です。
まずは、「相性」のよい建築家をお選びください。
また、できれば、その建築家と建て主が、竣工後、どのような
お付き合いをされているかを知ることができれば安心ですね。
オープンハウスやセミナーに参加されるとよいと思います。
是非、相性のよい建築家と巡り会い、
満足のいく家づくりができることを願っております。
(追伸)
土地探しの段階から、建築家に相談されることをお勧めいたします。
奥山裕生設計事務所
http://www.yusei-arch.com
家づくりセミナー「建てた人に聞いてみよう!建築家との家づくり」
http://profile.allabout.co.jp/s/s-4497/
評価・お礼
norinoriusagiさん
2012/10/28 14:51オープンハウスやセミナーに参加、というのは良さそうです。
ご回答いただき、ありがとうございました。
(現在のポイント:1pt)
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