対象:住宅資金・住宅ローン
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住宅ローンについて、2つ迷っている金融機関があります。
どちらかにしたいと思ってます。
借入金額:2,000万円
借入期間:35年 10年固定金利
『A銀行』(10年固定金利)
金利:1.3%(基準金利 3.1%)
事務手数料:10,500円
保証金:412,280円
繰上返済手数料:10,500円
10年後の優遇金利:-0.7%
※利息組込み型を選択すると、別途一律保証料30,000円が必要。
『B銀行』(10年固定金利)
金利:1.5%(基準金利 3.05%)
事務手数料:31,500円
保証金:0円
繰上返済手数料:21,000円
10年後の優遇金利:-0.5%
あまり頭金が残っていないので、
手数料を利息組込みにしようか検討中です。
また、10年後の優遇金利については
借換えも考えると、あまり気にしなくても良いものでしょうか?
宜しくお願いします。
artista18さん ( 静岡県 / 男性 / 30歳 )
回答:1件
真鍋 貴臣
ファイナンシャルプランナー
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資金面では差がないように思います。
artista18様
こんにちは。
私は香川県でファイナンシャル・プランナーをしています、香洋ファイナンシャル・プランニング事務所の真鍋と言います。
本件につきまして、私の見解を書かせていただきます。
なお、前提としまして以下の条件でシミュレーションしております。
・A銀行については利息組み込み型を選択する。
・10年経過後は両銀行とも利率3.1%とする。
・頭金なし、2,000万円をすべて借り入れする事とする。
さて、シミュレーションの結果ですが、35年間の支払い総額について、A銀行は29,402,200円、B銀行は29,402,325円となり、その差は125円となります。
つまり、お金の面から考えると、ほとんど差がないという事になるかと思います。
ということは、お金の面以外の面について比較されるべきかと思います。
【資金面以外の観点の例】
・団信の充実度(3大疾病や5疾病対応か?)
・相談窓口の充実度(アフターフォローの充実度)
・ATM手数料、預金や投信購入の際の優遇の充実度
なお、10年後の借り換えにつきましては金利動向如何によることと、保証料や手数料との兼ね合いで、あまり現実的ではないのかなと考えます。
(日本はすでに0金利に近い状態であり、10年後に借り換えをしてメリットが出る金利の状態とは考えにくいためです。)
ということは、10年後の優遇率が高いA銀行のほうが、仮にその時点の店頭金利が同額であった場合は有利になると考えます。
住宅ローンは、35年という長い年月の間、同じ金額を払い続けるという性質のものになりますので、銀行選びはもとよりご自身のライフイベントに沿った取り組みをする必要があります。
当社としては、そのあたりを十分検討して取り組まれることをお勧めいたします。
評価・お礼
artista18さん
2012/09/28 00:16的確なアドバイスをありがとうございます。
AとBとでは、総支払額はほぼ一緒なんですね。
そうすると、それ以外の面で比べてみる必要がありそうですね。
もう一度、両方の付加価値部分を探っていこうと思います!
真鍋 貴臣
2012/09/28 08:37artista18様
評価の方、ありがとうございます。
資金面以外で重視する部分としては、やはり団信の充実度がポイントになるかと思います。
(一般的に、地銀や都銀に比べてネット銀行や他多業態から参入した銀行は団信が充実していると思います。)
その他、お役にたてそうな事がありましたら、是非お気軽にお尋ねください。
(現在のポイント:-pt)
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