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液状化対策について

人生・ライフスタイル 防災 2012/09/24 15:04

今わたしが住んでいる所は、液状化の可能性が高いと想定される地域です。
4年前に新築の戸建て住宅を購入したばかりで、ローンもまだ残っており、夫の仕事、子供の学校のことを考えると引っ越すことは考えにくいです。

東日本大震災では幸いにして被害は少なかったのですが、次の災害に備えて対策をとりたいと思っています。まずすべきことや考え方についてアドバイスください。

sakurasacraさん ( 東京都 / 女性 / 31歳 )

回答:2件

松島 康生 専門家

松島 康生
危機管理/BCP/防災計画コンサルタント

9 good

液状化対策(液状化による影響~対策案)について

2012/09/25 02:49 詳細リンク
(5.0)

質問者様が心配されるように、一度住宅を建ててから、液状化の危険があるからと言って、容易に引っ越したり、建て替えをするわけにはいかないですよね。
東日本大震災において幸い液状化の被害がなかった地域でも、揺れ(震度)が大きかったり、揺れ方(固有周期)の条件によっては液状化が発生することもあります。

◆揺れ方による液状化発生例(画像参照)
一般的に震度5から液状化の発生する確率が上がってきます。 揺れの規模が中規模であっても長い時間であったり、共振が合った場合に発生します。
・阪神・淡路大震災(神戸市)のように揺れの地震の規模が大きく、揺れ方がガタガタと小刻みに揺れる
・東日本大震災(浦安市)のように揺れの規模が中規模であっても、揺れ方がユサユサと長い時間の揺れ


◆液状化の影響とは
ニュース映像でもお分かりの通り、建物の基礎ごと沈下してしまったり、傾いたりします。
また、地中の下水道などの埋設物が寸断したり、電柱が傾き電線類の断線。
併せて、液状化による道路下の空洞化が発生して、道路陥没する現象もみられます。
まさにライフラインが途絶えてしまう可能性があります。

家屋に直接的な被害がなくとも、沈下による傾きは重大です。
たった0.2度の傾斜でも違和感を感じ、0.5度以上の傾きで平衡感覚(三半規管)に障害が発生し、めまいや吐き気が起きる等の報告もあります。


◆液状化対策はどうすれば良いのか
1.地盤を調べる
質問者様は既に「液状化の可能性が高いと想定される地域」と把握されているので、この部分は必要ないかも知れませんが、念のため確認方法を記しておきます。

⇒地震ハザードマップの液状化危険度からお住まいの場所を確認する。
参考:国土交通省 http://disapotal.gsi.go.jp/bousaimap/index.html?code=1
⇒旧版地形図や土地条件図などで地盤を確認する。
参考:国土地理院 http://disapotal.gsi.go.jp/totijouken/index.html
⇒過去に液状化が起きていないか、お住まいの図書館で歴史(市史、町史、村史)などで履歴を確認する。
⇒もっと詳細に調べたい場合は、地盤・地質調査会社や災害リスク評価研究所へ依頼する。
災害リスク評価研究所 http://www.saigai-risk.com/personal.html

文字数が足らなかったので、補足欄へ続きを…

補足

2.地盤対策
質問者様は、4年前に新築されたということであれば、物件の引き渡しの際に契約書、重要事項説明書と共に地盤調査の説明や書類の提出があったかも知れません。
液状化の影響が高い場所であれば、既に住宅を建てる前に地盤補強されている場合もあります。
但し、多くの地盤保証は引渡しから5~10年とされており、それ以降の保証はないので注意が必要です。

⇒液状化対策の工事を行っていない場合、現在、既存建物でも液状化防止のための工法があります。
立地や地盤状況、予算に応じた工法を検討できますので、地盤調査会社へご相談されてみてはいかがでしょうか。

3.家の中の地震対策
液状化に立地した場所だと、揺れが大きくなることが予想されます。
東日本大震災においても、同じ地域にあっても液状化の危険エリアと、そうでない場所では揺れ方に大きな差が見られました。
大地震発生時、家具類は凶器になる恐れがあるため、倒さない。出さない。落とさない。工夫と対策をされることをお勧めします。

4.ライフラインの途絶対策
液状化の危険性が高い地域では、自分の家が大丈夫であっても、水道、下水道、ガス、電気、電話、道路と呼ばれるライフラインに重大な影響が出ることが予想されます。
このことから、ライフラインの途絶を考慮して、多めの飲料水、生活用水の確保(お風呂の水など)、簡易トイレやカセットコンロの用意などをしておくことをお勧めします。

5.地震保険
原則、地震を原因とする液状化被害は地震保険の対象になります。被害の程度(傾斜や沈下)によって保険金の支払額が変わってきます。
詳しくは、日本損害保険協会のHPを参考にしてください。
http://www.sonpo.or.jp/useful/insurance/jishin/

対策
被害
地盤
住宅
地震

評価・お礼

sakurasacraさん

2012/09/28 21:09

大変分かりやすく、ご丁寧にご説明いただきありがとうございました!
やらなければいけないことがたくさんあることが分かりましたので、アドバイスいただいた通りに備えたいと思います。

回答専門家

松島 康生
松島 康生
(埼玉県 / 危機管理/BCP/防災計画コンサルタント)
災害リスク評価研究所 代表(災害リスクアドバイザー)
050-5318-7233
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中舎 重之

中舎 重之
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液状化の対策について

2014/05/11 19:32 詳細リンク

対策の第1は地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)をして下さい。第2は、その結果が砂質土で地下水位が高ければ、液状化が起きると判断して下さい。第3は液状化に対する基礎補強の選択です。既存の建物の基礎に適する補強は簡単ではなく、相当に高い技術的経験と大胆な発想が必要です。此の技術を有する建築士を見つける事が対策の最終課題です。
以上です。 2014.5.11 中舎重之

液状化
対策
スウェーデン
地盤調査
基礎

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