対象:体の不調・各部の痛み
目を通して頂き有り難う御座います。
最近、肩こりから来るのか判りませんが、時折右側頭部辺りがズキッと痛みます。
先日右側の首筋の痛みが酷く、ついでに肩こり首こりも診て貰おうと、整形外科に行きレントゲンを撮って診て貰いましたが特に問題も無く、首筋の痛みは筋肉痛ではないか?と言われました。
湿布と痛み止めの薬を貰い、服用していました。
首筋の痛みは治りましたが、肩がパンパンで…。
こりはありますが痛みはありません。
就寝時のみ首、首筋、肩に湿布を貼って寝ています。
元々偏頭痛持ちで、度々頭痛に悩まされており、先月の下旬に脳神経外科にて脳のCTを撮って貰い慢性的な偏頭痛(ストレスが主な原因)との診断で、くも膜下出血や脳梗塞等の頭の病気の問題はないと言われてます。
ですが、この痛みがどうにも気になってしまって仕方無いです…。
ズキッとするだけでそのまま痛みが続く事はありませんし、我慢出来ないワケでもないですし、気持ち悪い等の症状はありませんが、この痛みは肩こり若しくは首こりから来ているのでしょうか?
何か緩和法や対処方法をお教え頂けますと幸いです。
気にする必要はないのかも判りませんが、1度気になってしまうとどうにも不安になってしまうので…。
是非宜しくお願い致します。
補足
2012/09/23 18:18いつからかは覚えてはおりませんが、昔から猫背で、姿勢がかなり悪いのでそれが肩こりや首こりの原因なのかもしれませんが…。
なるべく背筋を曲げない様に心掛けてはいますが気を抜くと猫背になってしまいます…。
自分で猫背を治す事は出来ますか…?
もしあるとするならばお教え下さると幸いです。
お忙しい中目を通して頂き有り難う御座いました。
☆ゆちきめ★さん ( 茨城県 / 女性 / 26歳 )
回答:1件
辻 良史
博士(体育科学)
-
血行不良による慢性頭痛だと思われます
ゆちきめ様
はじめまして、サイバー・ヨガ研究所の辻と申します。
頭痛には、様々なタイプがございますが、大きくは、「急性」と「慢性」に分けられます。
慢性の場合、さらに大きく下記のタイプに分類されます。
1)「筋肉」による頭痛(筋緊張性頭痛): 肩・首・頭などの「筋肉のコリ」による痛み
2)「血管」による頭痛(偏頭痛): 頭の片側あるいは両側に「ズキンズキンと脈打つ」痛み
※その他、30歳以上の男性に多い群発頭痛があります。
このように慢性頭痛のタイプは様々ですが、
実は、根本的な原因は、「精神的なストレス」にるものが少なくありません。
将来への不安や人間関係などが原因で、
頭痛という形で体にサインを送ってきている可能性があります(身体化ストレス)。
★薬以外の改善策を下記に明記させていただきました。
1)体へのアプローチ:長時間のパソコン作業などからくる頭痛の場合(筋肉系)
ヨガやストレッチで筋肉の緊張をほぐし、血流の流れを良くします。
2)心へのアプローチ:精神的ストレスによる場合(自律神経系)
精神的ストレスなどにより、
交感神経の活性化 ➠ 筋肉が収縮 ➠ 血管が収縮 ➠ 血流が悪化
という現象が起きます。
この場合、ヨガなどの呼吸法を日常的に実習されることをお勧めいたします。
息を5秒で吸って、10秒かけて吐きます。
この1対2の比率が副交感神経が良く働き、リラックスするという研究結果が出ております。
★血行の良い体をつくる!
また、是非、お勧めさせていただきたいのは運動です。
筋力トレーニングや有酸素運動を定期的(週2-3回)に行うことで、
簡単に体の中の毛細血管が増えていきますので、普段から血行の良い体を手にすることが可能です。
また、猫背に関しましては、やはり姿勢に関わる筋肉を鍛える必要がございます(抗重力筋)。
具体的には、体の大黒柱である大腰筋、コアの腹直筋、脊柱起立筋などです。
女性とストレス、健康に関しては、下記のサイトにまとめさせていただいておりますので、よろしければどうぞご参考ください。
★“美脳”ヨガ・ブログ★ ⇒ http://ameblo.jp/binou-yoga/
御参考になれば幸いでございます。 - 株式会社サイバー・ヨガ研究所 代表 辻 良史 -
評価・お礼
☆ゆちきめ★さん
2012/09/24 23:40初めまして。
お忙しい中にも関わらず、ご回答頂き有り難う御座います。お返事が遅くなりまして大変申し訳ありませんでした。
有酸素運動の方法がありましたが、お恥ずかしい話…私肥満体型なので体への負担を気にしてしまってなかなか歩く、走ると言った運動を取り入れる事を躊躇してしまいます…。
減量中でもあるので、とてもいい方法だと思うのですが…。
平地でのウォーキング(適度な距離)でも効果はありますか?
また体に負担が掛からない様にする為の方法は御座いますか?
因みに、猫背を解消する筋肉を鍛えるのも有酸素運動が効果的なのでしょうか…?
お教え頂けますと幸いです。
辻 良史
2012/09/25 01:40ゆちきめ様
こんばんは、サイバー・ヨガ研究所の辻です。
ご返信ありがとうございます。
有酸素運動に関してですが、イスに座った状態で行える小型のサイクルマシーンがございます。
こちらでしたら、膝に負担をかけることなく有酸素運動が行えます(週3回各30分目標)。
もちろん、平地でのウォーキングも立派な有酸素運動です。
ただ、ウォーキングなら問題ございませんが、ランニングの場合、アスファルト状の路面の影響で、膝を痛めやすいのも事実です。
そういった意味でも座って行えるバイク型の有酸素運動をお勧め致します。
膝を痛めている中高年者でも取り組まれているケースが多いです。
また、有酸素運動による減量効果ですが、
有酸素運動の場合、運動の違いによる効果の差はほとんどなく、重要なのは心拍数です。
それは、減量目的の場合、脂肪の燃焼が重要になり、息が切れるような運動強度になりますと、
脂肪ではなく、糖質がエネルギー源として使われるため、しんどい割には、脂肪燃焼効果が低いからです。
下記の3つの記事にて、効率的な脂肪燃焼法に関して明記しておりますので、
よろしければ、どうぞご参考ください。
http://ameblo.jp/binou-yoga/entry-11345627583.html
http://ameblo.jp/binou-yoga/entry-11347224150.html
http://ameblo.jp/binou-yoga/entry-11357542275.html
また残念ながら、有酸素運動では、筋肉はほとんど鍛えれらません。
ですので、姿勢維持に関わるコアの筋肉は、有酸素運動とは別に鍛えていく必要がございます。
コアまわりの筋肉は、持久型の赤色の筋肉が多いですから、
持続的な姿勢を維持させるようなヨガのポーズで鍛えていくのが効果的です。
具体的には、
1)腹直筋(お腹の筋肉)の強化として:
仰向けに寝転び、両足だけをまっすぐ伸ばしたまま床から少し上げて(床から30°)維持させるポーズ。
(目標1分)
2)脊柱起立筋(腰の筋肉)の強化として:
うつ伏せになり、お腹だけを床につけた状態で両手両足を天井に向かって上げるポーズ。
(うつ伏せでバンザイの姿勢で両手両足をまっすぐ伸ばして天井に向かって上げます)
コアの筋肉の強化は、猫背にはとても効果があります。
それは、筋肉という自前のコルセットを常に身に着けれるようになるからです。
どうぞ一度お試しください。 辻
(現在のポイント:-pt)
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