対象:ペットの医療・健康
はじめまして。
専門家の方々のご意見を聞きたく
投稿さして頂きます。
雑種の15歳メス
6月の末に体調が悪く、かかりつけの
先生のところがお休みだったので
違う先生の所に行ったところ
子宮蓄膿症と診断されました。
次の日にかかりつけの先生の所に行き
手術で子宮と卵巣を摘出する事になり
一緒に6年程前からある乳腺腫瘍も
摘出する事になりました。
6年程前は小豆程の大きさだったの
ですが、今では5cm程の大きさに
なってました。他にも2ヵ所ほど
腫瘍があり、今回の手術では
左側の5cmの腫瘍と右側の腫瘍を
摘出しました。
病理検査をしたところ
左乳腺部腫瘤は乳腺組織に由来する
腫瘍性病変であり、腫瘍細胞が活発に
増殖しており悪性に分類されます。
その悪性度はやや高いものです。
既にリンパ管内浸潤像やソ径リンパ節に
転移が認められますので再発
(局所転移を含む)、遠隔転移に関する
厳重な経過観察が必要です。
と書かれていました。
先生には
・残っている腫瘍を摘出し抗がん剤投与
・残っている腫瘍を摘出するだけ。
・手術をせずに抗がん剤投与
・サプリメントを投与
・定期的にレントゲンだけを撮り
なにもしない。
のどれかを選んで下さい
と言われました。
一応かかりつけじゃない先生の所に
行った時に胸のレントゲンを撮って
今のところレントゲンに写るような
腫瘍は肺に転移はしてないと
言われました。
今のところは退院してまだ3日ですので
手術の疲れでまだ元気はありませんが
徐々に元気になって食欲が出ると
言われました。
年齢的な問題やいろいろ考えると
どれがいいのかわかりません。
治療方法やいろんなご意見や
アドバイスを聞きたいです。
よろしくお願いいたします。
補足
2012/07/03 20:52ちなみに右側の腫瘍の病理検査の
結果はまだ出ていません。
piccobuuさん ( 兵庫県 / 女性 / 19歳 )
回答:1件
RE:犬の乳腺腫瘍について。
回答が遅くなり申し訳ありません。
犬の乳腺腫瘍のにおいて転移が認められる、また完全切除が困難な場合、抗癌剤による化学療法も選択肢として挙げられます。
化学療法は腫瘍への有効性があるとの報告はありますが、副作用として骨髄抑制や消化管毒性などが認められることがあります。
基本的には外科手術による完全切除が望まれますが、手術には体力的・年齢的なリスクを伴いますので、どちらを選択するべきかは一般状態も含めて担当医と相談されてはいかがでしょうか。
一般的にサプリメントは治療としてではなく、QOLを上げる目的としての使用を考慮する傾向があります。
犬の乳腺腫瘍において、3cm以上の腫瘍では生存率・再発率が高く、悪性でリンパ節転移がある場合、死亡リスクは3-4倍なるともいわれていますので、治療の選択に関わらず、今後は身体検査やレントゲン検査などにより定期的に健診を行われることをお勧めいたします。
(現在のポイント:-pt)
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