社宅か持家（マンション含む）か悩んでいます。

こんにちは。
株式会社ＦＰソリューションの辻畑と申します。

持ち家か、賃貸どちらがいいかについては、生活スタイルや価値観により違ってくるかと思います。金銭的は、社宅に住めるのであれば住居費の支出は社宅のほうが少ないでしょう。

現状の状況で満足しているのであれば、特に新しい環境に変わる必要はないかと思いますが、今後の生活設計を考え、住まいについて検討してみてください。

14年後に社宅を出なければならないということならば、その時に購入するか、そのまま賃貸暮らしをするかを検討するのもひとつの方法です。住宅購入する場合には自己資金をより多く準備しないとなりません。これは、14年後の金利によって違ってきます。

4000万円のマンションの25年目の資産価値は、そのエリアの発展状況などにより変わってきますのでなんともいえません。

最後に賃貸、持ち家のメリット、デメリットは下記の通りです。

賃貸のメリット
１、状況にあわせて移動がしやすい。

賃貸のデメリット
１、賃料を支払い続けないとならない。


持ち家のメリット
１、新築の場合には新しい設備を使える。
２、ローンが終われば負担が減る。

持ち家のデメリット
１、固定資産税、修繕費（戸建も必要）や管理費の積立金がかかってくる。
２、ローンを組んだ場合（ローン保証料や団体信用生命保険など）には諸費用がかかってくる）
３、大地震が起きた場合に資産価値がなくなるリスクがある。
４、状況にあわせて移るのが難しい。

ｙｕｎａｈａｎａさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『社宅はいずれ出なければならないのですが、
現状には満足しているので、とても迷っています。』
につきまして、

現在の社宅にかかる費用は月額７万円に対して、

４，０００万円の物件を頭金６００万円で購入するとして、
借入金額３，４００万円をローン金利２．０％・３５年返済とした場合、
毎月の返済額は１１３，０００円と、

現在の社宅の家賃と比較すると、
月額４３，０００円も増加してしまうことになりますので、
場合によっては、奥様もパートに出て収入を確保しなくてはいけなくなる可能性もあります。

尚、ｙｕｎａｈａｎａさんの場合、
現在の社宅には周辺環境、家の広さなど満足しているということですから、
今から社宅を出て住宅ローンを組んでまでして、
家を購入する必要性は乏しいと考えます。

少なくとも、今後１４年間は社宅で生活していけるのですから、
その間にしっかりと貯蓄をしていって、
将来、家を購入するときに備えて頭金を増やすようにした方がよろしいと考えます。

頭金を十分に用意することが出来れば、
借入金もその分、少なくできますので、
定年を迎えるまでに無理のない返済計画も立てられると考えます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/

はじめまして。《中古マンション売買専門》ホクセツホームの中原です。

yunahana様のご質問についてですが、

購入or賃貸(社宅)は、永遠のテーマですね。

>仮に今4000万円の駅徒歩圏内で大型マンションを買い、
>25年後（定年のころ）に住み替えをしたとき、
>このマンションに資産価値はあるのでしょうか。

住み替えを前提にするならば、４０００万円の大型マンションを購入するのはあまりお勧めいたしません。

不動産の購入、しかも予算４０００万円かけるならば、一時的な利用ではなく終の棲家となっても良いと思える物件に出会ってこそではないかと考えます。

これからの時代は、少子高齢化、産業の空洞化、人口の減少、デフレ社会など不動産の価値がプラスとなるよりもマイナスとなる要素の方が強いと感じます。

そんな時代であるからこそ、不動産の購入は長期的な視点の下で進めることが大切ではないでしょうか。

>現状には満足しているので、とても迷っております。

現状満足していらっしゃるとのことですから、周りの意見には左右されず自信を持って決断していただければ幸いです。

少しでも参考になりましたら幸いです。


ホクセツホーム 中原 秀樹
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