現在と未来の家計について

ベビークラブさんへ

おはようございます。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。

今の状況を何とか脱出したいとお考えのようですね。文面からもあせりのようなものが伝わってきます。

でも見方を変えれば、マイカーローンの返済をしながら今の収入でトントンにしているということですので、その点ではうまくコントロールしているといえます。

マイカーローンの返済があと何年続きますか。ご主人がどのくらいの頻度でお車を買い替えられるかは存じませんが、このままだと次のお車の購入もマイカーローンでということになってしまうかもしれません。

マイカーローンからの脱却を最低限の目標と考える場合、今の家計に加えて、マイカーローンの返済額分が貯蓄できる必要があります。

ベビークラブさんが働かれる前後に、働いて得られる収入から保育料分を差し引いて貯蓄ができるかを試算しておくとよいと思われます。できれば、ベビークラブさんの自分のごほうびのお金も確保しておくと精神安定剤のようなものになります。

お金の使い方を変えるためには、ご主人にとってチャレンジしたいと思える目標ができると、お金の使い方が変わってくるかもしれません。
ご主人がチャレンジしたいと思っていることや欲しいものも聞いてあげてください。必要な貯蓄額の上に、さらにご主人のチャレンジや欲しいもののための貯蓄をご主人ができるか。
ご主人が「自分のための貯蓄ができた」という達成感を味わうことも、家計管理に協力してもらうためのポイントのように感じます。

とはいうものの、貯蓄が不十分な間は、クレジットカードは奥様が一緒にいるときに使うという縛りをつけてもよいでしょう。


気になることなど、お聞かせください。
上津原マネークリニック
http://www.urban.ne.jp/home/uechan/

ベビークラブさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『今現在の家計の問題点の指摘と、解決策をお願いします。』
につきまして、

ご主人様の手取り月収金額に占める支払い家賃の負担割合は、
４０．０％にもなってしまっていますので、
この水準になってしまうと、
ベビークラブさんもご記入されているとおり、
手元にお金が残るようなことはないと思われます。

まして、車のローン負担もありますので、
毎月、貯蓄までお金がまわるようなことはないと考えます。

車のローン相当額が、
本来ならば、毎月の貯蓄に充当されるべき金額となります。

よって、お子さまの教育資金や老後のためにも、
一日も早く車のローンを完済するようにしてください。

また、現在の支払い家賃の水準につきましても、
相当に割高な水準になってしまっていますので、
もう少し支払い家賃の低いところに引っ越すこともあわせてご検討ください。


『また、子どもの教育費や老後のために、
無職の私が子どもを保育園に預けて働きたいと思います。
そのためには、最低限どれくらい貯蓄できたらいいでしょうか？』
につきまして、

ベビークラブさんの場合、
お子さまの年齢が１歳ということもあり、
保育園にお子さまを預けた場合、
保育料は割高になってしまうかも知れません。

よって、ベビークラブさんが働いて収入を得る場合、
お子さまの保育料以上の収入を最低限、
確保できるようにすること。

さらに出来るならば、
ご主人様とふたり合わせた手取り月収金額の１０．０％相当額を、
まず、貯蓄目標額にしていただくとよろしいと考えます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/

ベビークラブさん、はじめまして。
ファイナンシャル・プランナーの大坪です。

先の教育費や老後を見据えて働くことを考えておられ、
いい見通しをもっておられると思います。

教育費については18歳までに300万円が目安です。
一か月１万円のペースで積みたてていかれ、保育園料が不要になる、
小学生の時に追加で貯めるといいでしょう。

老後については、貯蓄の習慣が軌道にのってからでいいと思います。

家計の内容については、それぞれの金額がわからないのではっきりとは言えませんが、
生命保険の見直しで改善点がみつかるかもしれません。

少々気になったのが「クレジットカード主義」という点です。
クレジット払いを現金払いに変えるだけで家計が改善するケースがあります。

ご質問に「最低月にどれだけ貯蓄出来たらいいか」とありますが、
教育資金に１万円、生活費の予備のため１万円くらいを目安にお考えになったら
いかがでしょうか。

ご主人が「あればあるだけ使ってしまう」ということでしたら、
奥さんの働き分はしっかり貯蓄に回す方法を考えておかれるといいでしょう。

ファイナンシャル・プランナー
大坪 弘子