転職希望なのですが自分のキャリアに自信がもてません

はじめまして。リクルーターズの小松俊明といいます。

ベンチャー企業でこれまで頑張ってこられたのですね。中堅から大手企業で働くキャリアとは異なる様々な経験をつめたのではないかと思います。

さてご存じのとおり景気の低迷が続いています。いわゆる零細や小企業といわれる小規模の会社も事業環境は厳しいですが、実は中堅から大手企業のほうが多くの人件費を抱えている分、かなり経営状況が厳しいといわれています。

このため一般には転職市場も冷え込んでおり、企業もかなり保守的な採用方針で募集要件を厳しくした採用をしていることも間違いありません。

こうした中、どうするべきか悩まれているのだと思います。私がおすすめしたいのは、まずは行動を起こしてみることです。具体的には、自分の履歴書や職務経歴書を書いてみること、そして若手向けの人材紹介会社に何社か訪問してみてはいかがでしょうか。

小規模のWEB製作会社では、自分で何でもできるタイプの若手を求めていることがあり、１０-３０人規模の会社の求人案件などの紹介を受けるかもしれません。

自分の経験を上手に経歴書にまとめることも大切です。そのうえでその内容を実際に評価してもらうことで自分の経験やスキルが転職市場でどのように評価されるのか、その感触がつかめると思います。

もちろん、最近のソーシャルメディアの動きなども考慮すれば、WEB製作の世界も進化しているのだと思いますし、顧客企業の要求も多様化していると聞きます。

ご専門分野の最新情報には引き続きアンテナを張りつつ、新しいテクノロジーの習得にも取り組まれるといいと思います。

最後に現職の会社のことを書きます。事業環境が厳しい中で、オーナーの方から一人残ってほしいと頼まれたということは、おそらくお仕事のスキルをはじめ、信頼もされているのだと思います。ですから、転職市場の情報収集のための行動を起こすとはいっても日々のお仕事をおろそかにせず、むしろ今まで以上にがんばってこの厳しい時期をオーナーさんと一緒に乗り越えていくことも大切ではないかと思います。

行動を起こした先には新たに見えてくるものがあると私は思いますので、どうぞあまり将来を不安に思うのではなく、まずは行動を起こしてみてください。

陰ながら応援しています。

はじめまして。清水健太郎と申します。
お子様が二人もいらっしゃる状況で、ご不安も大きいことと思います。

decoy421さんはご自身のキャリアに自信が持てない、能力も高くないと自己評価されていますが、それはどんなところからそう思われるのでしょう？

文章から推察するに立ち上げメンバーとしてやってこられたということは、中心としてやってこられたのですよね？そして会社が苦しい状況になっても代表からは「お前だけは残ってくれ」と言われた。代表の方は苦しい中、decoy421さんに頼りたかったのではないでしょうか？そうでなければ、そんな言葉は発しないと私は思います。

人間ってなかなか自身を持てないものですよね。でも、会社を立ち上げて苦労を乗り越えた出来事、社員の方たちとのやり取り、取引先との関係、「やった」と思えた瞬間など日常の小さな出来事を大切に思い返してみてください。22歳のdecoy421さんから5年経ったご自分に、成長したと感じる部分は少なくないのではないでしょうか？もし、そんなご自分が見つかったら素直に認め、褒めてあげてください。こうやって振り返ることは自己PRや志望動機にもつながります。

そしてもうひとつは目標を立てることをオススメします。仮に転職をすると決めた場合、いつ頃までに新しい職場を決められたらいいのか。そのために今、すべきことは何かを考え、具体的に書き出し、スケジュール管理も同時にされると良いと思います。決心がついたならそのことをご家族や友人、知人にお話しされるもの効果があります。「転職活動をするんだ」という現実感が一気に湧き上がりますし、周囲のご理解を得て活動するのとそうでないのとモチベーションも変わってきますよね。また仕事を捜しているという事実を知ってもらうことで求人の情報が入る可能性もあります。

こんな風に考えてゆくことで今の会社に残るという選択肢も含めて（まだそこも決めきれていないでしょうか？）ご自身が今後何をすべきか明確になってゆくのではないでしょうか？少しでも参考になれば幸いです。